当てはまる? 「今どきの若いもん」に、これだけの共通点

 

「今どきの若者」の懸念する点

  • おとなしい
  • 積極性・競争意識が低い
  • 打たれ弱い
  • 集中力が低くなりやすい
  • 1つのことに没頭しない

叱られると弱く、競争意識が低い傾向があります。また指示待ちといった傾向が懸念されます。この点が企業としてもっとも心配な点です。

チームワークで仕事ができることは長所ですが反面、積極性に欠けます。「協調性」「忍耐力」「責任感」といったチームプレイに必要な能力は自信があるのですが、「積極性」「創造力」が低く、消極的な傾向が懸念されます。

「今どきの若者」の育った時代背景

平均寿命が高くなり、周りに年齢が高い人が増えています。そのため、現代の若者は子ども扱いされやすい環境に育ったといえるでしょう。

また、2008年リーマンショック、2011年東日本大震災、2016年熊本地震の大災害を経験しています。そして、好況、好景気を経験していません。そのため、なんとなく不安感があるため積極性に欠けるのかもしれません。

そしてなんといっても今の学生はスマホ世代です。ゲーム、SNS、メールなどが物心ついたころからスマホが身の回りにありました。手のひらの中に世界があるイメージが強いのでしょう。

学校は2002年4月より完全週休2日制になりました。2002年に小学校1年生(6歳)だった人は、現在22歳になっています。そのため、今年新卒で入社する人は土曜日に学校に行ったことがありません。会社に入っていきなり土曜日に仕事だとかなりショックを感じるのはやむを得ないでしょう。

これらの好ましい点、懸念される点そして育った時代背景をまずは先輩、上司が知ることが大切です。

image by: Shutterstock.com

降籏達生(建設コンサルタント)この著者の記事一覧

ダム、トンネル等大型建設工事の参画経験を有し、テレビ、ラジオ、新聞に出演中の降籏達生さんが、「儲かる」「身につく」建設(土木、建築、設備、電気、プラント)関連情報を厳選。建設業の業績アップ、技術者育成、技術提案、原価低減ネタを紹介します。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 がんばれ建設~建設業専門の業績アップの秘策 』

【著者】 降籏達生(建設コンサルタント) 【発行周期】 週刊

print
いま読まれてます

  • 当てはまる? 「今どきの若いもん」に、これだけの共通点
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け