話を聞かない子どもがガラリと態度を変える「魔法の姿勢」

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子育てをしていると誰しも壁にぶつかるものですが、その中でも「子どもが話を聞いてくれない」というのは非常に多い悩みのひとつ。そんな親御さんたちの悩みを少しでも軽いものするべく、今回の無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』では「聞かせる前に聞く」を徹底し、親の気持ちも楽にする方法をレクチャーしています。

ちゃんと聞きなさい!

今日のテーマは、「子どもが大人の話をちゃんと聞かない」との問題について。

  • 親の言うことを聞かない
  • 保育士の話を聞いていない
  • 先生の説明が全く頭に入っていない

そんな場面、皆さんの周りにも数限りなくあるのでは。

「どんな状況で、どんな内容を、どの程度の頻度で言うか」は別の問題なので脇に置いて、今日は「どうすれば、子どもが大人の話をしっかり聞けるようになるか」についてお伝えします。ポイントは3つ。順にご説明しますね。

1.聞かせる前に聞く

まず大切なのは、大人の話を聞かせる前に子どもの話を聞いてあげること。その理由の説明の代わりに、2つの仮説を。

もし、「教わって、指示されて、言われたとおりに行動する」のが子どもの本質(→指示待ち・受身)だとしたら? 子どもはきっと、先に大人の話を聞きたがるでしょう。逆に、「自分で考えて行動してその体験を大人と共有したい」のが子どもの本質(→自主性・主体性)だとしたら? そう。子どもはきっと、先に話したがり、大人に聞いてもらいたがるでしょう。

幸いなことに、すべての子どもは生まれつき後者の性質を持っています。その本質(自主性・主体性)を抑えず・歪めず、伸ばすためにも、先に子どもの話を聞いてあげる必要があります。

また、「大人の話を聞く」うえでも、先に聞いてあげることは意味があります。一通り話を聞いてもらって満足すれば子どもはゆっくりと大人の話を聞くことができるようになるからです。

だから、最初のポイントは「先に子どもの話を聞いてあげる」。コレ、けっこう重要です。

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