だから販売員も、一般のお客様と同じ目線を忘れないようにする意識を持っていなければいけません。一般のお客様、業界の人間ではないお客様は、どんな生活をしているのか? どんな感覚を持っているのか? そういうリアルなお客様感覚を、常に忘れないように考えておかなければいけないのです。
「自分はたくさん洋服を持っているけれども、普通のお客様はそんなことないはず。だったら、限りある種類の中でコーディネートを組むにはどうしたらいいんだろう?」
こうやって、自分たち業界の人とは違う、一般的なお客様が感じる悩みを考えられるでしょうか。そしてその悩みを解消する手助けはできるでしょうか。もちろん、初心者的なお客様もいれば、上級者的なお客様や、その間の中間層のお客様もいて、それぞれでお客様の感覚も違います。自店にやってくるお客様にはどんな人たちがいるか、それぞれのお客様感覚を知るためには、どんな意識を持って日々の生活を送らなければいけないか。ぜひ考えてみてください。
今日のおさらいです。
・お客様と自分たちの感覚にズレが生じていないか考える。ズレがあるとしたら、どんな意識や行動でお客様感覚を養うべきか考えてみる。
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