バイク王は17年11月期に営業赤字になった理由として、小売り併設店の出店が計画に対し未達だったことを挙げています。買い取り専門店を小売り併設店に転換を進めたため、期末の小売り併設店店舗数は期初より28店多い46店になりましたが、それでもまだまだ足りない状況です。
バイク王としては営業赤字を解消するために小売り併設店を一気に広げたいところです。しかし、店舗を建設するには膨大な資金が必要になります。そこで、駐車場事業の売却益を充てることで乗り切る考えがありそうです。
16年11月期からは、キャッチフレーズを「バイクを売るならバイク王」から「バイクのことならバイク王」に変更し、行なっている事業が買い取りだけではないことをキャッチフレーズの面でもアピールするようにしています。
今のバイク王にとって、小売り併設店の拡充は必要不可欠でしょう。ただ、それだけでは不十分です。自作自演問題や査定の不透明さなどから、人々の同社を見る目はまだまだ厳しいものがあります。それを払拭していく必要があるといえるでしょう。
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