目の不自由な方のために作られた文字、点字。これに線を足して、目でも指でも読めるようにした画期的なフォントが日本人デザイナーによってデザインされたことをご存知でしょうか?
そんな、目でも指でも読める文字、点字と墨字が一体になったフォント「Braille Neue」が5万リツイート、9万いいね!を集めるなど、ツイッター上で大きな話題となっています。
投稿したのは、デザイナーやプランナーとして活躍するKosuke Takahashiさん(@ootori_t)。
いったい、どれだけ画期的なフォントなのか、まずは当該ツイートを早速ご覧ください。
目でも指でも読める文字。点字と墨字が一体になったフォント。
#私の作品もっと沢山の人に広がれ祭り pic.twitter.com/VlPsNQSI6U— Kosuke Takahashi (@ootori_t) 2018年3月10日
これはスゴイ! 黒い点の位置で文字を認識でき、それらの点を線で結ぶことで目でも認識できる。しかもタイプフェイス自体もクールでカッコイイ。
実際に使ってみたくなる書体ですね。拡散された上記のツイートに貼られた書体に一部誤字が指摘されたとのこと。
[update]たくさんのご指摘ありがとうございました。先んじて「O」の誤字を修正いたしました。正しくは⠟ではなく⠕でした。お詫びいたします。また、このプロジェクト自体を「Braille Neue」という名前で統一させていただきます。 #brailleneue
Fix issue “O” is not ⠟, but ⠕ in braille. pic.twitter.com/9EOaejBjte
— Kosuke Takahashi (@ootori_t) 2018年3月12日
その後、訂正を反映した完成版の「Braille Neue」がコチラ(図版は作者のKosuke Takahashiさんからご提供いただきました)。
うーん、やっぱりカッコイイです。こんな素敵なフォントなら自分のPCに入れておきたいですよね。これは新しい点字の「発明」と言っても過言ではないと思います。
このフォントが日本だけでなく、世界に広がることを願ってやみません。Takahashiさんのフォント「Braille Neue」が世界のスタンダードになりますように!
※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。