せっかく何かしらの期待を持って店へ行ったのに、店員の元気が無さすぎて、買い物をしていても食事をしていても楽しくない。せっかく良い買い物ができそうだったのに、店員の受け答えが暗すぎて、買う気が萎えてしまった。
そんな話はよく聞きますよね。私もそんな体験をしたことは、幾度となくあります。
そう考えると、元気でいることは、どんなお店にとっても基本的な要素だと言えます。元気な販売員と、元気のない販売員とでは、どう考えても、お客様は前者に接客してもらいたいのです。
もちろん、お店によっては、“いわゆる元気”な接客が求められない場合もあります。声が大きいとか、やたらと笑うとか、そういうことが合わない店もあるわけです。
しかし、それらが合わないからと言って、元気のない接客をするべきかというと、それはまた話が違います。どういうスタイルのお店であれ、元気の有る無しは、細かい表情や仕草や言葉に表れます。そこにはやっぱり、お客様のテンションを下げるような元気のない接客が求められることはないのです。
自店に来られるお客様のテンションを下げる一因に、自分たちスタッフが元気かどうかが関わってはいないでしょうか? もし、元気ではないことが原因で、お客様のテンションを下げるようなことが起きていたとしたら、どんな形で元気な接客を表現することが求められますか?
今日のおさらいです。
- 元気であることは、良い接客の基本的な要素。
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