人付き合いの苦手な親が「子どもの友達作り」をサポートする方法

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先日掲載の「なぜ、友達作りが上手な子どもの親は子と一緒に公園へ行くのか」が好評だった無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』ですが、読者の方から「なかなかそんな風にはできない」という意見も寄せられました。今回はそんな親御さんのために、「前回とは別の3つの友達作りサポート法」が紹介されています。

続・友達作り

先日の「なぜ、友達作りが上手な子どもの親は子と一緒に公園へ行くのか」で、新しい環境に入っていく子どもの友達作りをサポートする方法をご紹介したところ、いろいろとメッセージをいただきました。メールくださった皆様、ありがとうございました!

「すぐにやってみようと思います!」といったメッセージも多数いただきましたが、同じくらい多かったのが「そうは言っても、なかなかできない」とのお悩みの声。

  • 仕事で子どもと一緒に遊ぶ時間が取りづらい
  • ちょうどいい公園が近くにない
  • 他の子が集まって遊ぶ場所が分からない
  • 親自身が新しい人間関係の中に飛び込んでいくことが不得意で躊躇してしまう

など、それぞれの事情で私の提案した方法を実践するのが難しいとのメールをいただいています。そこで今日では、別の友達作りサポート法についてお伝えします。一言で言えば(子どもたちの中に直接入っていくのではなく)、わが子が友達と打ち解けやすくなるような環境・状況を意図的に作る、という方法です。

まず先に概念的な話を少し。

子どもが友達と「直接向き合う」形は、友達作りには難易度が高い状況設定。あまりお勧めできません。よほど友達作りが得意な子でない限り、そんな風に「さあ、お友達になって」という状況に置かれたら、緊張してますます打ち解けにくくなってしまいます。それよりも「一緒に肩を並べて、他の対象に向き合う」形の方が、圧倒的に早く打ち解けやすいもの。そういった状況を作る方向でのサポートがお勧めです。

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