中国当局の代弁者となったジャッキー・チェンですが、同情的に解釈すれば、やはり中国には逆らえないということなのでしょう。THAAD問題で中国から嫌がらせを受けた韓国同様、逆らえば、何をされるかわかりません。いくら中国が文化大国を目指すと言っても、絶対に無理なのは、官製の文化しか表に出せないからです。
ジャッキーは神格化と権力集中が進む習近平政権において、ますます使い勝手のいい芸能人として利用されていくことでしょう。もしかすると彼自身、いずれ、「習近平物語」を製作し万民を率いる神の如き習近平を演じることを狙っているのかもしれません。
※記事本文内に一部事実とは異なる情報が記載されていたため、該当部分を削除・修正を行いました。訂正してお詫びを申し上げます(MAG2 NEWS編集部)。
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