カリスマ販売員も脱帽。ジャパネットがバカ売れする3つの秘密

 

続いて、「間の取り方」。

接客をしていると、会話の間が空いてしまうのが怖くて、一方的に話し続けてしまう人がいます。ですが、間のない会話というのは聞く方にとっては非常に辛いものになります。たとえ自分が求めている情報だったとしても、そこに間がなければ、情報を整理する余裕もなくなり、何の話をされているのかわからなくなってしまうのです。

テレビショッピングでは、会話がないために、間をおかず話し続けているのではないかと思われがちですが、意外とそんなことはありません。ちゃんと視聴者が情報を整理する余裕を持てるように、合間合間に丁寧に間を入れています

説明をしているMCの人によっても、間の取り方が違ったりするので、これも興味深いところです。

そして、「話の構成」。

これはもう、本当に勉強になります。

話の構成も、話す人によって当然変わってくるのですが、特に聞いていて引き込まれるような人の話は、シンプルな構成になっています。「導入→発展→結論」のようなイメージです。

まず、一番最初の30秒~1分程度の時間で、商品説明の導入が入ります。ここでは、とにかくわかりやすくイメージがしやすい言葉を使って話し出すのです。このタイミングで専門用語を使ってしまうと、聞く人の興味が削がれてしまうからでしょう。

そしてある程度興味が引けたところで、細かい商品説明を含めた発展が起こります。ここで必要な商品説明と、視聴者の生活に即したようなイメージが湧く話が聞けるので、納得を生みます。

最後に結論として、価格の話になり、一連の流れが完結します。「話の構成」に関しては、何度も見ていると、売れる構成というのが徐々に見えてくるので、かなり注目していただきたいポイントです。

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