家庭教育アドバイス・・・「嘘は習慣になる」
一旦嘘をつき、上手くごまかせると、もうそれは習慣になってしまいます。初めのうちは恐る恐る嘘をついていても、それがバレなければ嘘をつくことに抵抗がなくなるからです。子どもが嘘をつく理由は、自分を守るためです。嘘をつく以外に方法を知らないからです。
大抵の子どもたちは、幼いうちに嘘を覚えてつくようになります。だからこそ、「金の斧と銀の斧」「狐と猿の家柄比べ」「狼少年」といった嘘を諫める寓話が多いのです。
嘘をついているとわかっても、まずはその言動を受け止めましょう。そしてそれが嘘だとわかっていること、嘘をついた理由を「穏やかに」尋ねましょう。子どもの理由によっては、親としてのこれまでの言動を振り返り、改めることが必要です。
いつでも親は味方であること、ありのままを話せばいいこと、を伝えましょう。
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