実は祝日の数は日本が世界最多?「休み方」から考える文化の違い

 

(2)勤勉で責任感の強い日本人

そもそもアメリカでは日本のように祝祭日が連続して長い連休になることがあまりない。

アメリカの連邦政府が決める祝日は以下のように、年間10日しかないのだ。

連邦政府が定める祝祭日(Federal holidays)

1月1日 ニューイヤーズ・デイ(New Year’s Day)

1月第3月曜 キング牧師デイ(Martin Luther King, Jr. Day)

2月第3火曜 ワシントン誕生日(Washington’s Birthday)

5月最終月曜 戦没将兵追悼記念日(Memorial Day)

7月4日 独立記念日(Independence Day)

9月第1月曜 レイバー・デイ(Labor Day)

10月第2月曜 コロンバス・デイ(Columbus Day)

11月11日 復員軍人の日(Veterans Day)

11月第4木曜 感謝祭(Thanksgiving)

12月25日 クリスマス(Christmas Day)

そういえば、日本の祝祭日は何日間か気になったので調べてみたら、日本の祝祭日数は17日間もあり、世界1位なのだという情報もあった。

プレジデント・オンラインの記事によると、祝祭日数1位の日本は17日、2位は香港で13日、3位はシンガポールで11日。ちなみにアメリカは4位で10日(詳しくは上述のとおり)。

ただし、各国の年間の祝祭日数には諸説あるようで、日本が2位や3位という情報もチラホラ。

若干日数や順位が違ってはいるが、いずれにしても、日本の祝祭日は世界でも比較的多いほうとなっている。

ご参考:
祝祭日数世界1位!日本人は休みすぎ!?

【祝祭日の多い国ランキング】実は日本が世界第2位だって知ってた?

こういう祝祭日の数の違いももしかすると、文化の違いやライフスタイルの違いに影響を与えているのかもしれない。

勤勉で責任感が強く、相手を思いやる気持ちの強い日本人には、政府が率先して祝祭日を作って、みんなで休めるようにするということなのかもしれない。

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