手洗いの徹底や交通ルールなど、子供たちに守ってもらいたこととはたくさんあるけれど、どうにも実践してくれない…。そんな親御さんのために、今回の無料メルマガ『親力で決まる子供の将来』では著者で漫画「ドラゴン桜」の指南役としても知られる親野智可等さんが、ご自身も小学校の教え子に行なっていたという「説得力のある啓発方法」を紹介しています。
納得度とやる気は正比例する。百回の小言より一回の啓発
親には、子どもにやらせたいことや守らせたいことがたくさんあります。例えば、手洗いやうがいをさせたい、危険な飛び出しを止めさせたい、自転車に乗るときはヘルメットをかぶらせたい、歯磨きをさせたい、早寝・早起きをさせたい、などです。
でも、子どもはなかなかやってくれません。どうしたら子どもはやってくれるようになるのでしょうか?
大人がつい忘れがちでありながら、実は意外と効果的なのが啓発です。つまり、その必要性や大切さを子どもが理解できるように教えてあげることです。その必要性について心から納得すれば、自らのやる気が高まって、けっこう自分から進んでやるようになるものなのです。
学校でも授業の中で子どもへの啓発をおこなっています。私もうがいと手洗いについての授業をたびたび行いました。