人前で叱られるような行為は、誰だって嫌ですし、人によっては侮辱的に感じる人だっているでしょう。そんなことが当たり前になっている上司や先輩がいれば、その部下や後輩が、「やってられない」と感じてしまうのも仕方ありません。
結局どんどんスタッフも辞めてしまい、また採用費をかけて採用したスタッフに対して同じことをしてしまう。負のサイクルに陥ってしまうのです。
仕事意識の高い、持っているスキルの高い人ほど、他人の粗が目についてしまうのもわかります。しかし、それに対して、どうしても叱らなければいけない時があっても、場所や状況はわきまえましょう。
お客様の目につくところであったり、叱っている声が聞こえるような場所で叱っても、お客様は絶対に喜びませんし、スタッフも素直に聞き入れる準備はできません。そんなことをしても、何の効果もないのです。
場所や状況も考えて、スタッフと接する。それもマネジメント能力のひとつです。
今日のおさらいです。
- スタッフと接する時には、場所や状況も考えて接する。
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