日本大学アメフト部の内田正人前監督と井上奨コーチが緊急会見。悪質タックルは「指示してない」
悪質タックル問題で騒動となっていた、日本大学アメフト部「日大フェニックス」の内田正人前監督と井上奨コーチは23日午後8時から、東京都千代田区の日大本部で会見を行い、一連の騒動について謝罪するとともに、「『タックルをしろ』は、信じてもらえないかもしれないが、私からの指示ではございません」と否定した。
また井上コーチは「（内田前）監督から僕にQBをけがさせてこいという指示はございませんでした。私が（タックルをした）宮川選手に対してQBを潰してこいと言ったのは真実」と話した。
また、宮川選手が試合直前に内田前監督から「やらなければ意味がないよ」などと再三、タックルの指示を確認されたと話したことについても「私、その言葉、言ってないと思います」と否定した。
サイバーエージェントとテレビ朝日が共同出資して設立した株式会社AbemaTVが運営するインターネットテレビチャンネル「AbemaTV」は、「AbemaNewsチャンネル」でこの記者会見の模様を生中継で放送。
● AbemaPrime 日大アメフト井上コーチ「ＱＢを潰してこいと言ったのは真実」（現在は終了）
一連の悪質タックル騒動をめぐっては、22日に関学大選手を負傷させた日大の宮川泰介選手（20）が「顔を出さない謝罪はないと思い、決意した」と緊急会見を開き、自らの口で「悪質タックル」に至った経緯を説明。
試合の3日前にメンバーから外され、その後、コーチを通じて「相手（関学大）のクオーターバックを1人潰せば（試合に）出してやる」と、前監督の内田正人氏（62）からの指示を受けた話していた。日大側と、宮川選手側の証言に食い違いが出る形となった。
内田前監督は「常務理事の職務を一時停止して謹慎とさせていただきたい」と発表。井上コーチも「コーチを辞任します」と語った。
「AbemaNewsチャンネル」では、23時以降のニュースでも同会見の様子などを伝えるとしている。（随時更新）
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