ライト陥没のまま走る上海リニアは安全か?在留邦人が現地ルポ

 

改札口を抜けたら、出発まで待合室で乗車待ち

改札を抜けると後は乗車するだけなのですが、待合室にはAホームとBホームの表記があり、2つのホームからリニアモーターカーが交互に出発しています。今回は定刻22時15分の出発でしたが、出発の20分前に案内があり乗車開始。

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リニアモーターカーの一般車両は片側3席の一列6席の構成。各座席にはそれぞれ座席番号の案内がありますが、自由席なので気にせずに好きな場所に座ることが出来ます。

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一部の座席は向かい合っているので、リラックスして足を伸ばしている乗客も。正直なところ座席のクッション性はそこまで良いといえませんが、乗車時間も短いので気にならない程度です。

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今回はスピードメーターが表示している近くの座席で、実際に速度が上がっていく様子を確認することにしました。定刻通りに出発するとグングン速度が上がり、2分足らずでこの便の最高速度の時速300キロ達成!

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私も何度か乗車していますが430キロの場合は少々揺れを感じますが、300キロだと気になるほどの揺れは、そこまでありませんでした。

浦東空港から終点の龍陽駅まで停車駅は無いので、あっという間に約8分で終点に到着。下車後、乗車前に撮れなかった、先頭車両を撮影しようと駆け寄ってみたのですが…、何かに当たったのでしょうか、車両のライト部分が完全に陥没。なんとライトが陥没したままで走行していたのでした。

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いやはやチケット購入などの電子マネー決済のデジタル化は日本を追い越すほど急速に進んでいるのに、本体車両のメンテナンスが行き届いていないとは! すぐさま事故に繋がる可能性は低いのかも知れませんが、早急な対応を期待したいですね。

代替え車両が無いのか? もしくはライトのパーツの在庫待ちの状態か? ちゃんとオチを付けてくれた上海リニアモーターカーの乗車レポートでした。

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