【MB】商店街の「激安洋品店」で買った服をオシャレに着こなす方法

01-min
 

TVや雑誌、単行本と各界から引っ張りだこの人気ファッションアドバイザーで、メルマガ『【最も早くおしゃれになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』の著者として知られるMBさん。そんなMBさんによる、あの人気企画が3ヶ月半ぶりに帰ってきました! 前回、前々回と「日本一どんな服でもおしゃれにしてみせる男」に「激安洋品店の服でもお洒落に着こなせるのか?」という挑戦状を二度も叩きつけたMAG2 NEWSですが、「しまむら」も「のとや」も見事におしゃれにコーディネートされてしまいました。そこで編集部はもう一度あの「飛び道具」を使うことにしました。そう、「板橋の核弾頭」再びです。今度こそMBさんは白旗を挙げてしまうのでしょうか?

● 【関連記事】しまむら編・母親が買ってきたような「中2っぽい服」を最もオシャレに着る方法

● 【関連記事】下赤塚のとや編・地元商店街の「ブティックで買った服」を最もオシャレに着る方法

激安ファッションをおしゃれにするなら、こんなふうに「下赤塚・のとや編」最終決戦

都内某所にあるMBさんの超おしゃれ事務所を再度訪れたMAG2 NEWSスタッフは、前回も使った「のとや」の力を再度お借りしてオシャレ対決にのぞむことにいたしました。そう、板橋の核弾頭こと下赤塚駅前ファッションバザールのとや」で購入した服、再びです。

DSC06512

「おお、また板橋の核弾頭ですか(笑)」

袋から別の意味の「勝負服」を出してテーブルに広げると、MBさんからイイ反応がかえってきました。はい、今度こそ絶対おしゃれにならないこと間違いなしです(キッパリ)。

もちろん、MBさんが服をおしゃれにできなかった場合(おしゃれに見えなかった場合)、MBさんご本人に服を全部買い取っていただくルールは継続します。

第三回目の対決も、MBさんが前回おおいに手こずった「ファッションバザール のとやで購入した服のみで勝負しますよ!!

DSC06518

「こうきたか!」と、商品を見て思わず苦笑いするMBさん。ええ、今回はさらに気合いを入れて、より破壊力のある「爆弾」を選りすぐりましたから。きっと買い取りが確定して、内心あせっているに違いありません。

それでは、まず最初のアイテムから。

DSC08425

まるで絵描きのスモック」という声が聞こえてきそうな謎上着。なんとなくイタリア風に見えてしまうのは、きっと胸についた国旗のせいです。素材感も、手を動かすたびにシャカシャカとガサつく一枚。これで395円+税(購入当時)と、値段からも投げ売り感がビンビン伝わってきます。

DSC06531

国旗とPLEVOというロゴの下には「SPORTING FEELING」という謎の文字も。サッカーを意識しているのでしょうかね?

さあ勝負です、MBさん。コーディネートした結果は……。

DSC06557

すみません、「ちょい悪なイタリア人の方ですか

なんてこった、あの400円の服が、ジローラモ顔負けのオシャレ服に早変わりするなんて。。。なんだかジェラートが食べたくなってきました。

めちゃめちゃイタリアーナじゃないですかMBさん、今回のコーディネートのポイントは……?

・要は、野暮ったくしている原因は色と素材にあるんです。ナイロン素材とエンジ色の発色が、スポーツライクに見えて「大学生の部活着」みたいになってます。

 

そこでそれらを整えるべく、あえて「大人っぽくドレスライク」なアイテムでまとめました。

DSC06560

・極細のパンツと革靴、レザーのクラッチでまとめて髪はアップに。こうすることでドレスライクな印象が強くなり、トップスが「ハズシで使っているカジュアルアイテム」として機能します。

DSC06563

もし、これをインディゴデニムやスニーカーと合わせたら「サッカー部」まっしぐら。注意が必要です。

DSC06562

・パンツは黒スラックスを合わせると「仕事帰りのおっさん」感も出やすいので、カッチリとした印象と街着である主張が両立できる「白パンツ」を採用。

DSC06565

こうすると胸元のよくわからんイタリア主張マークも「あ、伊勢丹でこーゆーブランドがあるのかな?」と思えてくるでしょ。

いやはや、恐れ入りました。なぜイタリア・ブランドに見えるのかそのロジックを完璧なまでに解説してしまうとは。。。

こんな感じに、「おしゃれになる方法を論理立てて教えてくれる」と評判のMBさんのメルマガは、7月中にご登録すれば7月分のメルマガ全号分を無料で読むことができます。詳しくは下記のボタンからどうぞ。

メルマガの詳細・ご登録はコチラ

 

こっちがネタで用意した服が、まんまとハズシのアイテムになってしまいました。うーむ、なんだか悔しい。反省して「真実の口」に手でも入れてこようかな。。。

さて、お次はとっておきのグッズをひと品。

DSC08419

はい、ついにキャップです。「板橋の核弾頭」は服だけじゃないんですよー、MBさん。

電撃ネットワークの南部虎弾さん以外、誰ひとり似合いそうもないケモケモしたヤツがくっつく謎素材のキャップ。。。

これで1つ585円+税(購入当時)は、「のとや」的には高く思えてきます。まあ他が安すぎるだけなんですが。

さて、こんなドクタースランプな帽子、MBさん白旗の用意はできましたか……。おや?

DSC06603

あのー、ファッション雑誌モデルさんですよね?

DSC06606

も、もう、こういうアイテムをあえて買ってコーディネートしたようにしか見えない。。MBさん、このキャップのポイントは……??

・ロシアン風のモコモコがついたフライトキャップ。耳当てとして使えて機能的なのは良いのですが・・・地元(雪国です)の競輪場付近でこんなキャップをかぶったオッサンをよく見かけます。

 

・こうした帽子はアクセントとして使えば成立するのですが、せっかくなのであえてフライトジャケットを好んでかぶる「アメリカ人」のような印象でコーディネートを組み立ててみました。

DSC06600

・色落ちした古着のデニムジャケットに合わせてあげれば、海外のガソリンスタンドにいる着こなしに。野暮ったい上半身に対して下半身はスッキリと綺麗な黒細身と革靴で合わせてあげます。こうするとキャップの世界観が生かされつつ、かといって野暮ったくない小洒落たアメリカンが成立しますね。

DSC06598

・ちなみにトップスにあえてポケットや金具や加工感などデコラティブなアイテムを持って来ることであまり帽子に目線が集まらないようにも気を配っています。

なんと、またも高度なおしゃれテクニックで「のとや」の激安感が大撃沈してしまいました。。。

上記のごとく「どんなにダサい服でもおしゃれになるロジック」を教えてくれるのが、MBさんのメルマガの凄いところ。7月中の登録で1ヶ月分のメルマガが全号無料で届きます。詳しくは下記のボタンを。

メルマガの詳細・ご登録はコチラ

 

さあ、次いきましょう次。「のとや」が満を持して蔵出しした(倉庫から出した)、店頭を桃色に染める一枚がコレだ!

DSC08423

ジャジャーン、画像ではイマイチ伝わらないかもですが、目がチカチカするほどの蛍光色なピンクブルゾン。うーむ、これは何と合わせても台無しだ。

しかもこのピンクブルゾンのお値段は285円+税(購入当時)、さっきのキャップ1個でこれが2枚買える勢いです。

DSC06529

え?YMO!と思ったら、Y.O.M. SPORTSというハズし方も含めて、いろいろとアレな一枚です。さすがにこれはMBさんでもムリですよねぇ?(後ろを振り向く) え、MBさん??!!

DSC06546

ユーは何しにニッポンへ? おっとっと、日本人離れしたおしゃれ感に思わず欧米の方かと。。

DSC06552

ヤバい、完全に今年のトレンドにしか見えないくらいキマってる。。。MBさん、今回のコーディネートのポイントは?

・こんなん簡単すぎて、へそで茶を沸かせるわ。ピーー(やかんのお湯が沸く音)。

 

海外ではこうしたネオンカラーのジャージをテーラードジャケットやコートの「ハズし」役として活用する着こなしは一般的です。

 

ロングコートをシャツやスラックスなどで合わせてしまうとビジネスウェアになってしまう、そこでこうしたカジュアルなインナーをあえて使い、街着として「バランス」をとるわけですね。おしゃれとは、こうした「ドレスとカジュアルのバランス」の中で成り立つものです。

DSC06548
・ちなみにケミカルなこうしたピンクカラーは、ここ数年のトレンド。まぐまぐさん、僕に気を使ってトレンドアイテムを選んでくれたのかしら?? はっはっは(余裕)。

DSC06549

・トレンドライクなネオンカラーに合わせて同じくトレンドライクな「PVCアイテム」をプラスしてみました。今年レディースを中心に爆発的増加中なPVC素材のバッグ。透けた印象が面白い表情を生んでくれます。ネオンカラーとPVCバッグ、「のとや」で表参道も歩けます。まぐまぐさんセンスあるやん?

お、おうよ。。。まあ、あえてMBさんに花を持たせてやったのよ。長丁場の箸休めということで、良かったんじゃないかな、うん(大汗)。

なんと、激安ピンクブルゾンさえもオシャレにされてしまうとは。しかも、最新の流行と合わせて、その潮流を教えるほどの余裕ぶり。

こんな感じで「どんなにダサい服でもおしゃれになるロジック」を教えてくれるのが、MBさんのメルマガの凄いところ。7月中の登録で1ヶ月分のメルマガが全号無料で届きます。詳しくは下記のボタンを。

メルマガの詳細・ご登録はコチラ

 

ささ、気を取り直して次いきましょう、お次。

DSC08421

出たー! オジサン釣り人か昭和のカメラマンしか着ていないと思われる、ナイスなジャケット!

もうオシャレさなんて微塵もなく、デザインから加齢臭が漂ってまいります。板橋、万歳! 「のとや」万歳!

MBさん、今度こそ首根っこ洗って待っててくださいね!!

DSC06525

安すぎて、ピントもボケる、「しじら織」(のとや心の俳句)。しかし「のとや」にしてはちょっと値がはる1995円+税。ちなみに、この「しじら織」とは縮(ちぢみ)織の一種で、その涼しさから夏の着物地に使われている生地とか。うーん、これからの季節にぴったりですね(棒)。

ここまでオッサンオッサンしたジャケットをオシャレにするなど、もはや神の領域

今回はもう降参ですよね、MBさん。……あら?

DSC06572

すみません、あなたはオシャレの妖精ですか

「とんでもねぇ、あたしゃ神様だよ!」という答えが返ってきそうですが、なんという違和感のなさ、なんというオシャレ番長ぶり、なんという森の番人風情!

オシャレ世界の妖精ことMBさん、こちらのポイントは??

・釣り人にしかならないベストは、どうやっても不可能! そこで「荒技」に出ました。コートの上に着用し、襟を重ねることでまるで「元々こーゆーデザインのコートなんだよ!」と思わせる術。

DSC06569

・最近コートとベストのドッキングデザインなどはブランドでも多く、一般化している印象があります。そこで今回コートにあえて重ねることで一体化させ、コートのデザインであるかのように感じさせています。単に重ねるのはなく襟を出すことによって「切り替えデザイン」であるように感じさせるのがコツ。

DSC06566

・意外と肩幅もピッタリでデザインの一部に見えたのでラッキー。これは危なかった・・・

キー! グヤジー! もう少しで白旗確定だったのに。。。しかし、よくもまあ「切り替えデザイン」だの一体化だの、あの手この手でオシャレにしてくるねぇ、この方は。世界中のモードが頭に入っていないとできない荒技ですな。

DSC06574

「お褒めいただき、どうも」とでも言いたげな一枚。

くー! さて、今回の最後のアイテムになりました、最後はコレだ!

DSC08424

はい出ました、なぜか真ん中だけ別素材の意味不明なトップス。この一枚、奇妙なのは見た目だけじゃないんです。

DSC06527

その名も「防風INNER」。わずか785円+税(購入当時)で風を防いで暖かサポート! そうそう、これからの暑い季節にぴったり、って汗だくになって倒れるわ!(春先に仕入れたためご容赦ください)

さて、この暑苦しい「防風」インナー、どうオシャレに料理してくださるんですかね、MB先せ、、い?

DSC06582

私のハートを盗んだ怪盗はあなたですか? 何このシャレオツ感、さわやかな朝のジョギング帰り風な健やかさは。。。キャッツアイが女性の怪盗ならば、ドッグノーズとは貴方のことです、MBさん。もうダメだ、解説お願いします。。。

・風をとめてくれる(らしい)素材のトップス。しかしこのテカテカ感は防風じゃなくてファッション界の「暴風」アイテム。これまた難易度が高いアイテムです。

DSC06575

・テカテカの切り替えで、未来的なデザインはあえて「トレーニングウェアなんだよ!」と思わせればOK。

DSC06585

ジョガーパンツにスニーカー、キャップを使い「おしゃれトレーナー」を意識してみました。この姿ならジムにいて「おしゃれなトップス着てるなあ」と思われるでしょう。

ホンマや、おしゃれなトレーナーにしか見えへん! あかん、今回も乾杯や、否、完敗や!

二回目の「のとや篇」も完璧に攻略され、なぜおしゃれなのかのロジックもすべて解説されてしまいました。。MBさんの手にかかれば、どんなにダッサい服でも、おしゃれにすることは可能、ということですね。。。

読むだけでオシャレになる方法を論理立てて教えてくれるメルマガ

さて、購読するだけで、MBさんがおしゃれになる方法を論理立てて教えてくれるメルマガ『【最も早くおしゃれになる方法】現役メンズバイヤーが伝える洋服の着こなし&コーディネート診断』では、そんなおしゃれの技術が身につきますよ。

いま、7月中にご登録いただくと、7月1ヶ月分のメルマガが全号分届きます。初月無料のメルマガ詳細は、下記のリンクボタンをクリックしてください。※1ヶ月分540円(税込)で購入できます。

メルマガの詳細・ご登録はコチラ

 

MBさん、実はもっともっとヤバい服を仕入れますので、絶対に今度こそは買い取り決定ですよ。近日公開予定の「雪辱戦」にどうぞご期待ください!

print
いま読まれてます

  • 【MB】商店街の「激安洋品店」で買った服をオシャレに着こなす方法
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け