西日本を中心に甚大な被害をもたらしている豪雨の影響で、8日現在までに60人以上が死亡、70人近くの安否が不明となっています。今後も犠牲者の数はさらに増える可能性があり、政府もようやく8日午前8時、熊本地震以来の「非常災害対策本部」を設置しました。
政府の対応の遅さに批判の声が挙がるなか、先月の大阪北部地震に続いて、海外から日本に温かい手を差し伸べるメッセージが表明されました。
日本のお隣で世界一「親日」の国としても知られている「台湾」の蔡英文総統は7日夜、自身の公式アカウント(@iingwen)から以下のようなツイートを投稿。
西日本を中心に発生した豪雨に遭われた日本国民の皆様にお見舞い申し上げます。被害に遭われた方々の回復と被災地の早期復旧をお祈り申し上げます。
台湾でも豪雨被害は頻発しており、我々もその被害の深刻さを身をもって経験しています。 台湾は日本が必要とするあらゆる支援を行う用意があります。
— 蔡英文 Tsai Ing-wen (@iingwen) 2018年7月7日
なんと心の温まるメッセージなのでしょうか。台湾も豪雨の度に崖崩れなどが発生して甚大な被害を受けていることは、たびたびニュースで取り上げられていることがあります。そんな台湾が、今回もいち早く、日本への支援を表明してくれたのです。
このツイートには数多くの「いいね!」とRTが、日本人と台湾人の双方から寄せられています。台湾のみなさん、いつもありがとう! 今度は日本が必ず恩返しします!
image by: 蔡英文公式ツイッター
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