佐世保バーガー食べ歩いて勝手に☆で評価
●喫茶 笹家 佐世保市俵町13-31
メルマガ『大原さんちの九州ダイナミック』を毎週配信している佐世保市在住の漫画家・大原由軌子です。小学生時代によく遊んだ小山を家族に見せようと思い国道から脇道に入ると、例のキャラクターが!
佐世保の繁華街からはちょっと離れたところにあるごく普通の喫茶店、笹家さんの店先、バーガーメニューが掲示されていました。ということで、佐世保バーガーを食べ歩いて勝手に☆で評価する『ボーサセのガーバー』、第2弾は笹屋さんからお届けです。
オーソドックスな「笹谷バーガー」が330円、「ベーコンチーズバーガー」は380円と決してお高くなかったので、食べてみることに。
出迎えてくださったのは優しそうなお母さん。お話を伺うと、この地で35年前にお店を出して以来、地元の方に親しまれているのだとか。
懐かしい感じの店内では、先客がお二人、コーヒーを飲まれていました。では注文です。笹谷バーガー、ベーコンチーズバーガー、そして長男タケは「バーガーの取材だ」と言っているのに「どうしてもホットドックが食べたい」と一歩も譲らないのでそちらをオーダー、330円也。
前回のバーガーショップでは10分ほど待たされましたが、こちらでは5分ほどでオーダーしたすべてがテーブルに並びました。お母さんが一人でこなしているのに、です。手際の良さが光ります。
こちらがオーソドックスな笹谷バーガー。レタスにオニオンにパティがやや小ぶりなバンズの中にサンドされています。
あまりのそっけなさに思わず「?」が頭をよぎります。失敗か??ベーコンチーズバーガーの写真も押さえておこうと思ったのですが、おなかをすかせていたレイがかぶりつき、そのまま一気に胃の中へ!
レイ曰く、めちゃくちゃおいしいとのことで、私も笹谷バーガーをいただいてみました。
これは!
野菜はもちろんシャキシャキで、パティも肉汁が適度にしみ出しいい感じ。そして何より、バンズにぬられたほんのりと甘いマヨネーズと辛すぎないマスタードが全体の味を引き上げています。
さすがに35年間もの間、地元の人に愛されてきただけあります。派手さはないけど実直な味。あと一つは食べられそうです。
マッハの速度で食べ終え、コーヒーをすすっているダンナさん、このお店に星いくつつける?
「ホントは三つつけたいけど、二軒目で満点出ちゃうと収集つかなくなりそうだから、星二つ半!」
大原さんちの九州ダイナミック
著者/大原由軌子
1970年生まれ。長崎県佐世保市出身。デザイナーを経て2006年、パニック障害+神経症持ちの夫との日々を描いた『大原さんちのダンナさん この頃少し神経症』で漫画家デビュー。ほかの著書に『お父さんは神経症』『京都ゲイタン物語』『大原さんちの食う・寝る・ココロ』などがある。現在は一家で佐世保に移住、KTNテレビ長崎の情報番組『ヨジマル!』にて火曜日レギュラーコメンテーターも務めている。
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