Amazonもファーウェイ新製品の直販を事実上停止、波紋広がる

2019.05.23
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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米Google(アルファベット)が19日、中国の通信機器大手ファーウェイ(華為技術)との一部ビジネスを停止し、ファーウェイのAndroid版スマホの次のバージョンが「Google Play ストア」や「Gmail」などの主要サービスにアクセスできなくなることが話題となる中、インターネット通販大手のアマゾンジャパン(amazon.co.jp)は24日、スマートフォンなどのファーウェイ製品の直販を事実上停止したことが分かった。日本のNHK、朝日新聞、共同通信、日経新聞などが報じた。

ネット上では、GoogleだけでなくAmazonにも米中貿易戦争の余波が広がっていることに驚きの声が挙がっている。

Amazon

ファーウェイ製品をめぐっては、米マイクロソフトが22日までに自社のオンラインストアからファーウェイ製のノートパソコンの販売を停止している。

Twitter上では23日、Amazonでファーウェイ製のスマホを予約した人が「メールで届いた警告文」などを投稿。アメリカの「ファーウェイ包囲網」に懸念や驚き、失笑の声などが相次いで投稿されていた。

ファーウェイの新製品のスマホは、すでに発売延期を決めていた携帯電話各社などに続き、家電量販店の「ヤマダ電機」「エディオン」「ケーズデンキ」「ノジマ」も24日の発売を中止している。また、「ビックカメラ」と「ヨドバシカメラ」は予定どおり発売しているという。

※5月23日に公開した記事に最新情報を加えて更新しました。

Twitter上の反応


なお、アメリカは、韓国にも「ファーウェイ製品排除を」と繰り返し要請しているという。韓国にとって、これは米国への「踏み絵」になりそうだ。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: Mirko Kuzmanovic / Shutterstock.com

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