「上級国民」と叩かれる飯塚元院長の免許取り消し決定も批判殺到

2019.05.31
by gyouza(まぐまぐ編集部)
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4月19日に東京・池袋で乗用車を暴走させ母娘2人が死亡したほか計12人が死傷した事故で31日午後、車を運転していた旧通産省・工業技術院の飯塚幸三元院長(87)の運転免許を取り消す行政処分を東京都公安委員会が決定しました。産経新聞、テレビ朝日など各メディアが報じました。

警視庁によると、31日午前9時半から違反内容に間違いがないか確認する聴聞会が開かれましたが、飯塚元院長は足が悪いことを理由として欠席したということです。今後、手続きを経て免許取り消し処分が執行される見通し。

飯塚元院長の免許取り消しの一報が入った31日午後、東京メトロ東池袋駅近くの事故現場は、献花台に手を合わせる通行人の姿が複数人見られました。事故から1ヶ月以上が経過した今も、事故現場では花を手向ける人や飲み物を置く人が絶えません。この事故で、松永真菜さん(31)と、長女の莉子ちゃん(3)が亡くなりました。

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事故現場に置かれた献花台。31日午後、東池袋

飯塚元院長は、現在も逮捕・起訴されていないことや「容疑者」という呼称で報道されず「元院長」と表記されることなどから、ネット上では「上級国民」などと呼ばれ、今も批判の対象になっています。

今回の「運転免許取り消し」という報道をめぐって、ネット上では「まだ逮捕されないのか」「足が悪くて公聴会を欠席するくらいならなぜ運転したのか」「免許取り消し程度で済まされるのか」「まだ容疑者と報じないのか」など、批判の声、怒りの声が多く挙がっています。

飯塚元院長「免許取り消し」に対するTwitterの反応









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image by: MAG2 NEWS

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