加藤勝信厚生労働相は、検疫中のクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客のうち、重症化リスクが高い高齢者を優先的に下船させ、国が用意する施設に滞在してもらう方針を明らかにした。共同通信、NHKなどが報じている。
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— 日刊スポーツ (@nikkansports) February 13, 2020
感染した乗員乗客は218人
「ダイヤモンド・プリンセス」では、新たに44人が感染していたことが判明。これまでに感染が確認された乗員乗客は、これで218人となった。80歳以上の高齢者で基礎疾患(持病)のある人や窓のない部屋で生活している人を優先的にウイルス検査を実施し、陰性であれば国が用意する施設に滞在してもらうとのこと。80歳以上の人は船内に200人おり、希望に応じて船内にとどまることもできる。
脳梗塞で緊急搬送された乗客も…
「ダイヤモンド・プリンセス」では、感染予防策の徹底を指示した5日から14日間、船にとどまってもらう予定だった。しかし、体調不良になる人や、脳梗塞などの症状で緊急搬送された乗客もいた。
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