米国で韓国産エノキタケ食べ4人死亡。ネット「生で食べるか?」

2020.03.13
by tututu
カリフォルニア×エノキ②
 

アメリカで韓国産エノキタケを食べた後、食中毒症状を見せて4人が死亡したと、米NBCニュース、ABCニュースなどが報じている。中央日報によると、該当製品はカリフォルニアのソンホンフーズ(Sun Hong Foods)という会社が「ENOKI MUSHROOMS(エノキタケ)」という名前で販売したもので、この会社はカリフォルニアやテキサス、オレゴン、ワシントン、イリノイ、フロリダ州でエノキタケを販売したという。米CDC(疾病対策センター)はアメリカで販売された一部の韓国産エノキタケがリステリア菌に汚染されたとして「絶対に食べないように」と警告している。

韓国産エノキタケで4人死亡の衝撃ニュース

韓国産エノキタケをめぐっては、これまで17の州で36人が食中毒を起こし、4人が死亡。妊婦6人が感染症を起こし、2人が流産したという。死亡者はカリフォルニア・ハワイ・ニュージャージーでそれぞれ発生した。

Record Chinaによると、リステリア菌に感染すると、高熱、筋肉痛、下痢などさまざまな症状を引き起こし、妊婦や高齢者は特に危険だとされている。米FDA(食品医薬品局)は同社に韓国産エノキタケを全て回収するようリコール命令を下した。

これを受け、韓国農林畜産食品部は12日釈明資料を出して「韓国ではエノキタケを洗浄した後加熱料理するが、米国は火を通さずにサラダの形で食べるなど食文化が違って食中毒が発生したと推定される」と説明。加えて「政府は国内生産・流通段階で生食野菜類に対してリステリア菌など食中毒菌を検査して問題がある場合、衛生管理を強化して回収・廃棄するなど管理に徹底している」と強調した。

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