またかよ…小泉進次郎の“自慰法案”スプーン有料化に批判殺到。レジ袋の反省皆無で国民総あきれ、経済活動さらに縮小も

2021.03.10
by tututu
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政府が来年4月の施行を目指す「プラスチック新法」によって、コンビニエンスストアのプラスチックスプーンなどの有料化が検討されていることがわかった。読売新聞などが報じた。小泉進次郎環境相は「これからは無料でスプーンが出てこなくなる。レジ袋有料化の発展版だ」と語ったが、巷では早くも批判的な意見があがっている。

レジ袋に続いてプラスチックスプーンも有料化

9日に閣議決定されたプラスチック新法案には、使い捨てプラスチックを大量に無償提供している事業者に対し、削減の義務を課すことが盛り込まれている。命令に違反した場合は、50万円以下の罰金が科されることになる。

コンビ二店で弁当を購入した際に配られるスプーンやフォーク、ホテルのアメニティーなどが想定されていて、今後対象となる事業者や有料化を含む具体的な削減方法を示していくという。

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小泉氏は「初めてプラスチックという素材に着目した法律」とし、循環型経済のスタートになる法律だと強調した。

新法案は今国会で審議され、来年4月に施行される見通しとなっている。

身内からもスプーン有料化に批判的な声

プラスチックを巡っては、昨年7月から容器包装リサイクル法に基づいて小売店のレジ袋が有料化されている。

それに続く第2弾という位置づけのスプーンやフォークの有料化に、識者や政治家からも批判的な声が上がっている。

テレビ朝日の玉川徹氏は10日、出演した同局系『モーニングショー』の中で、「これはいらないです。どうしても外で食べなきゃいけないときは買うという形でいいんじゃないですか」と有料化に否定的な意見を述べた。

すでに有料化されているレジ袋についても「買っています。スーパーでもコンビニでもゴミ袋などにも利用しているので」とコメントした。

また、身内である自民党議員からも反対の意見が噴出。衆議院議員の小林鷹之氏(千葉2区)は自身のツイッターで、「私には、レジ袋有料義務化の時と同様、本質を突いた政策とはどうしても思えません。本気でプラゴミに取り組むのであれば、他にやるべきことがあります」と綴っている。

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一方、スプーンを有料化する前に、レジ袋の有料化が海洋プラスチックごみがどれだけ減ったのかを検証する方が先だという指摘も多い。

効果が明らかになっていない中での第2弾の有料化に疑問の声があがっている。

また、スプーンを有料化することで、コンビニやスーパーでの買い控えに繋がり、経済活動が衰退するのではとの意見もある。

新型コロナウイルスの影響で飲食店などが苦しんでいる中、スプーンやフォークの有料化は本当に今必要な制度なのか。“レジ袋税”に続く“スプーン税”に国民から理解を得ることは難しそうだ。

※本記事内のツイートにつきましては、Twitterのツイート埋め込み機能を利用して掲載させていただいております。

image by: 小泉進次郎 - Home | Facebook

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