小泉進次郎はエコではなくエゴの塊。どや顔のやる気が空回り、国民無視の環境政策で大臣の資質を問われる事態に

2021.03.22
by tututu
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レジ袋に続いてスプーン有料化や、「瀬戸内海のごみで国産スニーカーを製造したらどうか」コメントで波紋を広げている小泉進次郎環境相。動きを活発化させ、積極的に環境にまつわる発言をする小泉氏だが、一方で「国民のことを無視している」など批判の声があがっている。

積極的に環境問題に取り組み始めた小泉環境相

環境省の有識者検討会は19日、日本の生物多様性を評価した報告書「生物多様性及び生態系サービスの総合評価」をとりまとめた。この中で、生物の多様性が失われる傾向が続いており、対策として社会や経済活動の変革が重要だと指摘している。

小泉氏はこれを踏まえ、同日の閣議後の記者会見で、菓子類や洗剤などの食料品や日用品の生産過程で、生態系の破壊が進んでいる可能性があると指摘し、「生物多様性に配慮した商品が選ばれる社会に再構築する必要がある」と述べた。日本経済新聞が報じた。

報告された内容は、2021年度にも策定する新しい生物多様性国家戦略の検討に生かすとしている。

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小泉氏の「プラスチックの原料は石油」発言に総ツッコミ

小泉氏は外に向けての発信も積極的に行っている。しかし、発言の軽さから非難を浴びることも多い。

18日に出演したJ-WAVE『JAM THE WORLD』にゲスト出演した小泉氏は、レジ袋や使い捨てスプーンの有料化など、現在進めている政策について語った。

その中で小泉氏は、使い捨てプラスチック削減を目指す理由として、「プラスチックの原料って石油なんですよ。意外に知られていないですけど」とコメント。

さらに「石油の色もにおいもないから分からないと思うのですが、石油って化石燃料なんです」とも発言。これに対しネットでは「誰でも知っている」「環境大臣なのに知らなかったの?」など、疑問の声が相次いだ。

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小泉氏の“どや顔”環境政策にほんこんも苦言

コロナ禍ではすっかり影が薄くなっていた小泉進次郎環境相がメディアを賑わすようになってきた。しかし、動けば動くほど本人の思惑とは反対の反応が返ってきてしまう小泉氏。

スプーン有料化をめぐっては、識者や身内の自民党議員からも批判が噴出。「問題の本質を突いていない」「まずはゴミ袋でどれだけ海洋プラスチックごみを削減できたか検証すべき」などの声が上がっていた。

また、タレントのほんこん(57)は有料レジ袋導入によって、マイバッグを悪用した万引きが増加しているという現状を踏まえ、「エコと言えば聞こえがいい しかし根本が違うねんで環境大臣 泥棒のしやすい環境を整えてどないしますの?」と自身のツイッターで異を唱えた。

小泉氏が行おうとしていることは、エコではなく“エゴ”ではないかという指摘もある。小泉氏が掲げる政策は、聞こえは良いが国民の声を反映しているものではないようだ。

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image by:小泉進次郎オフィシャルfacebook

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