小泉進次郎がレジ袋有料化で“再び”責任逃れ。「決めたのは前の大臣」おまゆう発言で国会議員失格の烙印

2022.01.14
by tututu
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東証2部上場のレジ袋大手「スーパーバッグ」(東京都豊島区、樋口肇社長)が11日、希望退職者の募集を24日から始めると発表した。レジ袋の有料化などで経営が悪化したことが原因としている。そんな中、前環境大臣である小泉進次郎氏が「有料化したのが僕だと思っている方が多いですけど、決めたのは僕の前の大臣なんです」と発言。SNSを中心に批判が殺到している。

小泉進次郎氏はレジ袋有料化は「私じゃない」発言

スーパーバッグのリストラ案が報じられたのは今月11日。しかし、その2日前の9日に小泉氏は日刊スポーツの大リーグ・秋山翔吾との対談記事で、レジ袋の有料化について「あれは私じゃないんです」「決めたのは僕の前の大臣なんです」と語っていた。

小泉氏と秋山はともに神奈川・横須賀市出身。年齢こそ7歳離れているが、小学校時代には同じソフトボールの「大池リーグ」に所属していた間柄。それゆえ大臣時代には話せなかったことも対談では語られたようだ。

環境大臣から一国会議員に戻り、環境政策の推進役から退いた小泉氏。話がSNSというテーマに及んだ時、小泉氏は「有料化したのが僕だと思っている方が多いですけど、決めたのは僕の前の大臣なんです。私は具体化をしたんですね」と語り、批判の声があふれるSNSについて「本当に陰湿で容赦ない」と語気を強めた。

小泉氏はSNSとの向き合い方について、「自分の対処として(SNSを)見ない、遮断するときも多い」としたうえで、「やっぱりゼロは無理で、見出しは目に入りますね。でも、それ以上読まない。深入りしない」と語った。

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小泉進次郎氏は過去にも責任逃れの発言をしていた

実は小泉氏がレジ袋の有料化について、“責任転嫁”ともとれる発言をしたのは今回が初めてではない。

昨年9月4日に出演したABEMAの番組『カンニング竹山の土曜The NIGHT~小泉環境相と考える福島除去土壌~』の中で、国民に大不評のレジ袋有料化について、今回と同種の発言をしていた。

有料化から1年が経過し、その効果を問われた小泉氏は「これも結構批判されてますよね。レジ袋有料化を決めたのは僕ではないってことは」と苦笑い。

続けて、「完全にレジ袋有料化したってなってますよね。フェイクニュースってこう根付くんだと。私が大臣になる前に経産大臣、環境大臣で決めた事ならその中で如何に前向きに進めるか」とし、有料化を決定したのは自分ではないことを強調していた。

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よほどレジ袋有料化の責任を問われたくないのか、改めて「私じゃないんです」とした小泉氏。しかし、「実行した責任者はあなた」「撤回する権限はあったでしょ」などの声が相次ぎ、火に油を注いだ形となってしまったようだ。

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