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山本佳宏 『二十一世紀の未読』

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山本山本佳宏 『二十一世紀の未読』
 
 第二章(2012年8月~)

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(*第一章のサンプル号は下にあります)


人生訓とか為になる話とか名言とか今この時代を生き抜くためにとか、
そういったものは今後、このメルマガには一切含まれません。
アートとかクリエイティブとかカルチャーとか文芸とか、そういったものとも多分無縁です。

ただただ、日本語ってどうやって使ったら面白いかなーと思いながら、そのことだけに意味を求めて書きます。第二章は。
皆様にはそれを面白がって頂けるように努力するつもりです。

ミヒャエル・エンデが言ったように、
「現代人がやたらと論を唱えたり教訓を垂れようとするのは、まさに真の精神性をなくしてしまったせいです」。
第二章は、エンデのおっさんに怒られないようにしたいなと思ってます。

とはいえ最近そういうの書いてないんですよね。リハビリ期間が必要かもしれません。

鎖骨を骨折した時に、腕は折れてはいませんでしたが動かさないようにと言われて、
あの三角巾みたいなので2週間ぐらい右腕を吊っていましたが、たった2週間吊っただけで、
肩と肘がバキバキに固まりました。リハビリが必要です。
動かすだけで引き攣れてすごく痛い。さらに当然、鎖骨はまだ完全にはくっついてないわけで、
そっちはそっちで痛いのに、「肩動かなくなる前にリハビリしないともっと痛くなる」と言われ無理矢理動かして。

文章のリハビリにもそんな痛みが伴うのかしら。
お前はリハビリ見物に金払わせんのかと怒られないように頑張ります。

毎週か。毎週締切があるか。あるのか。そうか。
かつて、月刊風とロックに連載させていただいていた頃は、
そりゃ月刊ですから月1回の締切なわけですけども、それでも僕、遅れまくりました。
月1回の締め切りでさえそうだったのに、今回は週1じゃないですか。大丈夫かな。


僕が小学校の頃は、お受験ブームに火が付きはじめた頃で、
小学校のクラスメートのうち、3人4人は私立中学を受験していました。
そのうちのひとりが僕でした。

僕は公立の中学に行きたかったのです。
なぜだと言って、人見知りで内気な僕が、ようやく機会を得て、というか少し人に慣れて、
友達らしきものが6年生になって数人できたのです。
女子とも少し話ができるようになりました。
彼らと一緒に同じ中学に行くことができれば、最初から楽しむことができるはずなのに、
また知らない人しかいない場所で鬱々と顔色を伺わなければならないのが本当に嫌でした。
しかし僕には、親の意向に背くことなどできませんでしたので試験を受けて合格し、
暗黒の中学期に突入していったのでございます。


自分の意志なんて持ち合わせていなかった僕は言われるままに勉強だけをダラダラとやり、
何だか大学に入らなきゃいけないような空気を感じて大学に入りました。
何の才能も何のやる気も何の好きなこともないのですから、勉強なんてしたくないと言ったって、
じゃあ何すんのと問われてやることなんてないのです。


僕には何の専門もないですし、造詣が深いものもありません。
捨てられない貴重なコレクションも、熱を上げて何かにのめり込んだ経験も持っていません。
そしてそれらは、今からあわてて身につけることはできません。

文章に何らかの裏打ちされたものを滲ませるようなことが全くできない。
それを残念に思う瞬間もあります。
みなさんのように、経験や教養、あるいは専門知識。
それらを背景に自信を持って書かれたものには憧れを感じたりもする。
『主婦の知恵』みたいなものもそうです。
「だって私はそれを経験から体得したんだから私には真実なのよ、文句ある?」
という威風堂々には、そうですよねと返すしかない。

反面、それにより余計な事を考えず、日本語という道具を好きなようにいじることだけに集中できます。
ものは言いようですけどね。
僕が、このメルマガで、頑張って面白く書きたいと申し上げているのは、基本的にそういうポイントだと思います。

かつての連載において、僕は文章で実験したいことがあって実験をしていました。
それは表向きの面白さや表現とは別にしての、本当のテーマでもありました。
その実験は、日本語という道具、という話につながるんですけど、
その続きを今後のメルマガの中で行いつつ、結果がどうなるかを見てみるつもりです。


あんまり前置きしちゃうと今後が微妙になってきちゃうので、この辺にしておきます。
よろしくお願いいたします。


がんばりまーす(笑)


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↓↓第一章(2011年8月~2012年7月)のサンプル号はこちら↓↓



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山本山本佳宏  『二十一世紀の未読』


-----------------------------------サンプル号



こんにちは。山本です。メルマガでみなさんにお会いしようとは思ってもみませんでした。
少なくとも数か月前までは。

初めましての皆様にもご挨拶を。
放送作家をやっております。仕事上では、作家と略されて呼ばれることも多いです。
結果として、あまりメインストリームを走ってきたわけではありません。
クリエイティブ・ディレクターの箭内道彦さんと出会って自分の中のタガが外れてしまい、
やりたいことしかやらなくなってしまって幾星霜。
放送作家としてはわりと致命的な出来事でございました。
そんなことはどうでもいいんですけども。

『風とロック』や『SCHOOL OF LOCK!』といった番組を通じて僕がやってきたことは、
きっと他の人にはできません。
それは才能の有無とか経験の有無とかいう話では全然なくて、
ヒトコトで言えば、『覚悟の有無』だったと思ってます。

自分の人生における様々なリスクをヘッジして、選ばなかった選択肢は誰にでもたくさんあります。
老後とか、お金とか、家族とか、世間体とか、人間関係とか。モテたいとかチヤホヤされたいとか。
どれもこれも、日々を過ごしていくにあたってはすごく大切なものだろうと思います。
ただわりと、僕にとっては重要じゃないものばかりというか、
それ以上に大事にしてしまったものがあるというか。
失うものがない分、みなさんが選ばなそうな選択肢を選んでしまった。
その結果ご覧のありさまなわけですが、その等価交換として。
覚悟を決めやすかったんじゃないかと。

多くの人たちが享受する、いわゆる幸せな毎日と引き換えに、
全然うまくいかんとプスプスくすぶってる人たちに何かをプレゼントできるような言葉を得た。
それをどう使うのか。

これまでもブログやTwitterなどで、その瞬間瞬間の言葉を荒く吐きだしてきました。
人と絡み合って渦を巻きながら文章しかり番組しかり、
何らかの表現物を作ることを好んでやってきました。
賛同や共感、反発や批判、全てを渦にして。混ざりながら走る。走りながら混ざる。


そして2011年3月11日。日本は大きく無慈悲な音をたててあからさまに新時代に突入した。

まだ言葉では上手に説明できるほどまとまってはいませんが。
僕にとって、混ざる時代が終わったんだと思いました。
伝わる人に伝える。届く人に届ける。
ただそれだけを、今後しばらくはやってみる予定です。
そのための場所として、ひとまずメルマガを選びました。


二十一世紀において。幸せに生きるために必要なものとは何か。
『今』を最高速度で通過するために必要なものとは何か。
書いていきます。

それらの文章が未読のまま時代は流れるのか。
それとも開封され誰かのもとに届くのか。それはみなさんのご判断で。


もちろん、番組制作の話。今のクリエイティブ界において感じること。
そういった業種を目指しながらもプスプスとくすぶる方々へのメッセージも、
記していければと思います。
よろしくお願いいたします。



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誰も他人の痛みなんか分からない。同時に他人は自分の痛みなんか分からない。
そして互いに、自分が理解されないことを嘆く。
理解されないと嘆く自分の姿を理解されないとまた嘆く。
そんな堂々巡り。
分からないから、分かってもらえないからという理由で立ち止まると、二度と動けない。

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耳触りのいい言葉を体が選んでしまう。
自分が快適な方向へと解釈する。
ストレスを課す言葉からは目をそらす。
自らに事態が差し迫るまでは向き合えない。
事前に準備はできない。
だからこそ過去の名言は今日も名言としてあり続ける。

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