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大利実のメルマガでしか読めない「中学野球」

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  大利実のメルマガでしか読めない「中学野球」
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◆メルマガ創刊にあたって

 はじめまして、スポーツライターの大利(オオトシ)実です。2003年にスポーツライターの事務所から独立し、以降は中学軟式野球や高校野球などアマチュア野球をメインに活動しています。
 この10年の間に、『中学野球小僧』(白夜書房)、『ヒットエンドラン』(ベースボール・マガジン社)という中学野球に焦点をあてた雑誌が出版されました。高校野球のほうが注目される機会が多いですが、中学軟式野球にも熱い世界があり、勉強熱心な指導者がたくさんいます。
 2つの雑誌のおかげで、中学軟式野球の魅力を世に広めることができたと思っています。しかし、残念なことに『中学野球小僧』のほうは8月発売の9月号をもって、休刊に。「中学野球小僧がなくなったら、中学野球の情報や指導論を学べなくなってしまいます…」と言ってくださる監督もいました。

 中学野球に関わる指導者の言葉や想い、そして中学野球の素晴らしさを伝える場を作りたい。それが、この有料メルマガを始めようと思ったきっかけです。『中学野球小僧』は中学生を読者対象にしたところもありましたが、有料メルマガは指導者(大人)向けとして考えています。
 ひとつの想いとしては、一方通行の発信ではなく、「双方向のコミュニケーションの場」を作りたい。中学野球の場合、簡単には県外遠征に行けません。そのため、県を越えて広いつながりを持っている指導者はごく一部です。このメルマガを通じて、指導者間(読者)の「つながり」がひとつでも多く増えていけば、これ以上嬉しいことはありません。

 一般的には、コラムを発信するメルマガが多いですが、このメルマガの基本は「取材して、記事を発信する」。紙(雑誌)で伝えていたものが、パソコンや携帯に送られるメルマガに変わると考えていただけるとイメージしやすいかと思います。
「○○先生にこういう話を聞いてほしい」や「こんな企画をやってほしい」「あの記事のここのところ、もう少し詳しく知りたい!」という要望も大歓迎です!

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http://minoru89.seesaa.net/
こちらでバックナンバーの一部を読むことができます。
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<コンテンツ(予定)>
以下のコンテンツから、毎号3~4つ紹介していきます。

1.名将インタビュー

 結果を残している指導者には、必ず「勝っている理由」があります。なぜ、勝つことができるのか。なぜ、負けないのか。インタビューで、その理由を探っていきます。事前に、読者のみなさんから質問を募集し、その質問を直接ぶつける方法も考えています。
 第1回に登場いただくのは、神奈川・桐蔭学園中の大川和正先生です。過去に全日本少年軟式野球大会で2度の全国制覇、2009年には初めて全国中学校軟式野球大会にも出場を遂げました。メルマガ用に取材(7月中旬)したインタビューの一部を紹介します。

★勝ち続けるために執念を燃やす

――トーナメントは1度勝って終わりではなく、勝ち続けなければ頂点に立てません。勝ち続けるために、もっとも大事なことは何だと思いますか。
大川 勝ち続けることに執念を燃やすことです。「このぐらいでいいだろう」と思わない。それは、2009年に全中に出場したときにつくづく思いました。全中に出るまで、1か月以上予選が続きますよね。過去に、「このぐらいでいいだろう」「あとは何とかなるだろう」「今年は行けそうだな」と思っていたときは、必ず負けていたんです。何とかなるだろう…で、何とかなったことは一度もないですね。
――常に「もっと何かやれる!」と考えることが大事になると。
大川 もっと次、もっと何かないかと欲を持ち続ける。言い方を変えれば、勝つ確率を上げるために何ができるか。相手チームの試合を見に行くのもひとつだし、試合のためにコンディションを整えるのもひとつです。
――今日(7月中旬)のミーティングでは、寝るときの服装まで話していましたね。できるだけ、短パンではなく長ズボンで寝なさいと。
大川 意識ひとつでできることですよね。もちろん、汗だくになって、寝付けないのであれば、短パンでもいいですよ。そこは固く考える必要はありません。ベストは難しいけど、ベターはある。「よりよい状態で試合にのぞむにはどうすればいいか」。それを考えることが大事だと思います。

2.お悩み相談室

 取材に行くと、「あの先生は、どういう練習をしているんですか」「ミーティングがうまくいかないんですが、どうすればいいですか」など、指導者からさまざまな質問を受けます。当然、私が答えるよりも、現場で指導している監督のほうが、「なるほど!」と思える答えを持っているでしょう。
 そこで、「お悩み相談室」を考えました。回答していただくのは、宮城・松島町立松島中の猿橋善宏先生です。過去に松島中と、前任の利府町立しらかし台中を率いて、3度の全国大会出場。2005年には全中で準優勝に輝いています。
 私が「もっとも影響を受けた指導者」と言ってもいいかもしれません。野球の話だけでなく、「人はどう生きるか」という人生論についても語ってくれる先生です。2011年4月発売の『中学の部活から学ぶ わが子をグングン伸ばす方法』(大空ポケット新書)にも、猿橋先生が登場しています。
 
★千葉の若手指導者から、こんな質問をいただきました。
Q.新チームが発足後、指導者と選手の意識、求めるものに差がありすぎます。どうやって、リセットすればいいのでしょうか。

A.子どもの考え方のベースを見つける
子どもが何を求めているか、どうしてそれを求めるようになったかを知るべきだと思います。
人の考え方は習慣の産物です。その原因となる習慣は何かを突き止めるのは、教師の方ですよね。「先生は、なんでああいうふうに考えるのだろう」なんて思ってくれる素晴らしい生徒がそうそういるわけではありません。子どもの考え方のベースを見つけ、そこにブレイクショットを打つんです。
 もう一つ、先生が指導したら、選手は5分で何かができるようにならなくてはなりません。「この人に教えられるとうまくなる」がなければ、誰もついてこないのは当然でしょう。指導者はその5分のために50時間ぐらい悩むのです。

3.実戦で使えるワンプレー

 7月21日に行われた全日本少年軟式野球の関東大会。代表決定戦の高崎東選抜(群馬)と上一色中(東京)との試合で、ビックプレーがありました。
 7回裏、1点ビハインドの高崎東選抜の攻撃は2アウト三塁。8番バッター(右打ち)のカウントはツーナッシングと、追い詰められた状況で、ベンチが出したサインは何とホームスチール。これが見事に決まり同点に追いつくと、特別延長戦で逆転サヨナラ勝ちをおさめ、全日本少年出場を決めました。
 なぜ、土壇場でホームスチールが決まったのか。「この日のために、2日前に練習していました」と、高崎東選抜の土屋好史監督(高崎市立佐野中)は明かしてくれました。
じつは、ホームスチールには、決まりやすい状況が存在します。取材の経験上、ホームスチールの成功率は意外に高い。勇気を持ってスタートを切れば、セーフになる可能性があるのです。

 中学野球に関わらず、高校野球や大学野球を見ていると、「いまの面白いプレーだな」と勉強になることばかりです。ここでは、そのワンプレーを紹介し、なぜそのプレーを選んだのかをひも解いていきます。
 
4.注目の若手指導者

 全国的に20代から30代中盤(指導者の世界では若手!)の若手指導者が増えてきました。「全国大会出場」の実績はなくても、周りから応援される好チームを作る指導者がたくさんいます。
 これからの中学軟式野球を引っ張っていく若手指導者の指導論やチーム作りを紹介していきます。「同年代の先生がこんなに熱く頑張っているのか」と、刺激を受ける先生がひとりでも多くいると嬉しいです。

5.指導者人生を変えた1敗

「名将」と呼ばれる指導者にも、「あのときの負けが…」と振り返る1敗があります。あの負けがあったから、今がある。敗戦によって何を感じ、何を変えたか。ターニングポイントを紹介します。

 第1回は、東京・上一色中の西尾弘幸先生です。
今から9年前の春、江戸川区立小松川第三中を率いていた西尾先生は春の東京都大会決勝にのぞみました。相手はのちに夏の全中で準優勝を果たす修徳学園中でした。ダブルヘッダーの2試合目ということもあり、二番手ピッチャーを先発させた小松川第三中ですが、序盤から失点を重ね、あっという間の二桁失点。選手は泣きながら、試合をしていました。
この敗戦を経験して、西尾先生にはひとつの考えが生まれたそうです。「打たなければ勝てない」。それが、いまもこだわる「打ち勝つ野球」につながっています。

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 ほかに、
6.高校指導者が中学野球にのぞむこと
 中学生にどんな指導をのぞむか、どんな中学生に魅力を感じるのか、高校野球の指導者に語ってもらいます。
 
7.あの選手の中学時代
 高校、大学、社会人、プロで活躍する選手の中学時代を振り返ります。中学時代から名をはせていた選手もいれば、目立たなかった選手も。その「成長曲線」を紹介します。

8.中学硬式指導者が見る「中学軟式野球」
「シニアやボーイズは別世界」と思っている指導者はいませんか? シニアもボーイズも軟式も、「中学野球」という点では同じです。高校に行けば、硬式出身の選手と勝負をしなければなりません。
 中学硬式はどんな環境、方針でチームを作っているのでしょうか。なかなか知ることのできないシニアやボーイズの世界を紹介します。
 ゆくゆくは、中学軟式と中学硬式指導者の対談も企画したいと思っています。

9.フリー座談会
 取材をしていて、じつは一番面白い話を聞けるのが食事をしているときです。話のテーマはあっちにいったり、こっちにいったり、バラバラですが、その中に「なるほど!」と思える話が必ずあります。あえてまとめずに、話していることをそのまま掲載する予定です。

10.セオリーを疑え
 最近、試合を見ていると、キャッチャー寄りでバントをするチームが増えてきたように思います。かつては、「バントはバッターボックスの前でやる」という考えがセオリーでしたが、変わってきているのでしょうか?
 高知・明徳義塾中で4度の日本一経験を持つ狭間善徳先生(現・明石商)は、「バントは必ず、キャッチャー寄りでする」という指導でした。その考えは高校にいっても変わっていません。キャッチャー寄りにたったほうが、指導の柱である「時間を感じる」を実践しやすいのがその理由です。
「セオリー」と考えられていることを別の視点で考えてみると、新たな発見があるかもしれません。

11.あのときどんな声をかけたんですか?
 ピンチのあの場面で、どんな声をかけたのか。指導者の言葉かけは、同じ指導者も気になるものですね。実際にあった場面を振り返りながら、「言葉かけ」を紹介していきます。
 桐蔭学園中の大川先生は、こんな話をしていました。
「よく、ネクストのバッターが、打席にいるバッターに向かって『絶対に打てよ!』と叫んでいますが、それでは人任せですよね。ネクストにいるんだから、『おれにつなげ!』『おれに任せろ!』。このほうが、チームプレーですよね」

12.大会、交歓会レポート
 全中や全日本の全国大会はもちろん、各地の交歓会の様子をレポートします。好選手や気になるチームの情報は、こちらで書く予定です。

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 上記は、現在考えているコンテンツ案です。
 メルマガを続けていきながら、「こういうこともできそう」という案が浮かぶと思います。みなさんからの感想や要望も大歓迎。一緒に、面白いものを作っていけたら嬉しいです。



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  • 2017/04/18
  • 毎月 第1火曜日・第2火曜日・第3火曜日