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旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】

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旬刊!ブログで言えない家電の話【神原サリーとゆかいな仲間たち】

Contents
01.ご挨拶
02.本日も家電日和
03.What a funny world I live
04.未来家電研究所

01.ご挨拶
記者発表会はもちろんのこと、興味があれば家電もそうでないものも、全国津々浦々、取材に出かける日々。
私のコーナー「本日も家電日和。」では、そこで出会った人や家電やエピソードなどを本音トークで書き綴ります。
連載中の他の媒体でのコラムでは書けない、裏話もこっそりご紹介しますので、どうかお楽しみに。
神原サリー

このメルマガでの文章のとりあえずの連載タイトルは「What a funny world I live」です。
これは「世の中わけわかんねえよ」とか「世の中、どうなってんの?」というような意味となります。
僕の視点で世の中のさまざまなことをさまざまに解釈して話をしたり、デジタル機器の紹介、評価、比較などをしようかと思っています。
なぜ、日本語タイトルにしなかったか?というと、日本語だとなんだか「植木等」風な雰囲気を醸し出してしまうと感じたからです。
これに対して、「What a funny world I live」だと「Life is beautiful」的にクールな感じがするじゃないですか!
何にしても、僕が普段、普通の雑誌やWebなどに書くのとはおそらくひと味違う文章を楽しんでいただければ幸いです。
一条真人

はじめましての人も、毎度!の人もどうもです。
デジタルライターの岡安学です。この度、神原サリーさんと一条真人さんとの縁があり、メルマガを刊行することになりました。
3人ともカテゴリーが微妙に違うものの、家電を愛する者たちです。
これからの家電業界や家電そのものが活気づくように、微力ながらお手伝いできればなぁと思っております。
まあ、書いている方も読んでいる方も楽しいメルマガにしていきたいですね。
読者からの質問や要望などもどんどん取り込んでいきたいと思いますので、是非是非、メールを送ってください。
みんなでつくるメルマガにしましょう。
岡安学

02.本日も家電日和 #001
「KOIZUMI 洗える電気毛布」

◇9月某日(曇り)
大阪「読売テレビ」の夕方の情報番組「かんさい情報ネットten.」にスタジオ生出演をした翌日、地下鉄御堂筋線の本町駅近くにある小泉成器の本社へ。
冷夏でエアコンの売れ行きが不調といわれてはいても、まだまだ秋の気配には遠く、半そで姿で歩いていても汗ばむこの日、暖房家電の取材です。

小泉成器といえば、1970年前半にコタツを一年中使えるインテリア性に優れた家具として使うことを提案し、「家具調コタツ」を世の中に初めて打ち出しメーカー。
電気カーペットやヒーターなど、大手家電メーカーでは扱っていない身近な暖房家電を手掛け、調理家電や美容家電などにも力を入れている、なかなかユニークな会社なのです。
手ごろな価格のドライヤーには「KOIZUMI」の文字が刻んであるので、そちらで目にしたことがある人も多いかもしれませんね。

この日の取材の白眉は、プレオーガニックコットンを使った「洗える電気毛布」2種。最初、電気毛布と聞いても「そういえば結婚前に実家で使っていたっけ」という程度で、あまり心に響かなかったのですが、これね、アクリルやポリエステル素材じゃなくて、『綿毛布』なんです。
しかもプレオーガニックコットン! 直接肌に触れることの多い毛布なので、天然素材というのはとてもうれしいこと。ましてや環境にもやさしい栽培方法で作られたものだったら、より一層愛着が持てるではないですか。

ところで、オーガニックの前に「プレ」が付く理由は、オーガニックコットンになる前の「オーガニック農法で育てられた」 コットンだから。
通常オーガニックコットンの公的機関の認証を得るまでには、3年間オーガニック農法を行わなければなりません。
有機・無農薬栽培を始めてから3年間は認証がないため普通のコットンの価格として取引が行われます。
その間、生産量が落ちてしまい、生産者農家には経済的な負担がのしかかってくるため、移行に躊躇したり、あきらめてしまう現状があります。
こうしたインドコットン農家のオーガニック栽培への移行を支援するために生まれたのが「プレオーガニックコットンプログラム(POCプログラム)」。

オーガニック認証の条件である、遺伝子組換えをしていない種を配布したり、有機農法の指導やオーガニック認証の取得サポートを行い、プレミアムを付けて買い取り保証することで、農薬や化学肥料のよる環境・健康への被害、農家の経済的負担を軽減することを目的としているのです。
このPOCプログラムに基づいたプレオーガニックコットンを「電気毛布」に使おうという取り組み、素敵です。
家電業界では初めてなのだそうですよ。

オフホワイト地に淡いグリーンやベージュで描かれた葉っぱのデザインで、「PRE ORGANIC COTTON」の認証タグも。
それにね、コントローラー部分を外せば、洗濯ネットに入れて丸洗いできるんですから。
ヒーターの配線密度を頭寒足熱になるように密度を変えて配置してあったり、室温の変化を感知して自動的に温度をコントロールするなど、快適さも◎。
うーん、私が電気毛布を使わずに過ごした30年の間にこんなにも進化していたとは。
ちなみに、電気毛布愛用者の多くは、寝る前にスイッチを入れておいて布団の中を暖めておき、寝るときには切ってしまうのだとか。
なるほどね。

このプレオーガニックコットンの電気毛布、掛敷き兼用の大きいサイズ(KDK-7540PC)で6300円程度、敷毛布(KDS-5040PC)で5000円程度と価格もお手ごろ。
でもね、今、webで調べてみたら、どこのサイトでも「プレオーガニックコットン採用の綿毛布」だなんて書いてないのが残念。
ここ、心に響くポイントのはずなのにね。
店頭ではどんなふうに売られているのでしょう? 
今度チェックしてみなければ。
パッケージもナチュラルな感じで私としては「うふふ家電認定」というところ。
この冬の贈り物としてもイチオシです。


ここで終わりにしたいところだけれど、もう1つ。
小泉成器のロングセラー暖房家電のことを書かねば筆は置けません。
それは「KOIZUMI×サクラクーピーペンシル」の小さくてカラフルなペンシル型の電気ヒーター。
2010年にサクラクーピーペンシルとのコラボ商品としてうまれた高さ63cmのコンパクトなヒーターで、カラーはみずいろ、きみどり、ももいろ、しろ、むらさきの5色。
発売年にはむらさきのかわりにオレンジがラインアップされていたそうですが、2011年にチェンジしてからはずっとこのカラーで展開されているとのこと。

普通、多色展開の場合、どうしても売れ残りが出たり、ダントツ人気のカラーがあったりするらしいのですが、なぜだかこのクーピーペンシルヒーターは、どれも同じくらい人気があって、年明け1月早々には、全国の量販店で売り切れてしまうというからお見事! 
発売5年目のこの冬のモデル(KKS-0643)では、ヒーター部をこれまでのカーボンヒーターから、グラファイトヒーターにバージョンアップしています。
「その分、価格を500円ほど上げました」とは担当者の弁。とはいえ、希望小売価格6480円、奥ゆかしいですね。

グラファイトヒーターは0.2秒という立ち上がりの速さと、ムラのない暖め、耐久性の良さが魅力。
デスク脇に置いて足元を暖めたり、キッチンや洗面所などで使うのにもぴったりです。
このヒーターのことは2011年に家電Watchのコラムでもちょこっと紹介しています。
http://kaden.watch.impress.co.jp/docs/column/hottopics/20111201_494162.html

(神原サリー)


03.What a funny world I live #001
「僕が2in1ノートパソコンを買わなかったワケ」

僕は今年、春に新しいモバイルノートパソコンを購入した。
レノボの「ThinkPad X1 Carbon 」だ。
ディスプレイが14インチなので、モバイルノートとしてはやや大きいのだが、普通の13インチ級の重量しかない。
しかし最大のポイントはThinkPadならではのキーボードだ。
実際に使ってみても、今までのThinkPadのことを考えれば、そのキーボードはベストではないが、ベターではあるという感じだ。

ノートパソコンと言えば、最近では「2in1」というタイプがいくつものメーカーから販売されていて、けっこうなイチオシになっていたりする。
2in1というのはタッチ液晶を搭載して、タブレットとしても使えるというモデルだ。

なぜ、一見、便利そうな、この2in1タイプを購入しなかったのか?というと、一言で言って、「重い」 からだ。

たしかにノートPCとしてだけ使えるだけではなくタブレットのように変形するのは便利そうに見える。
しかし、たとえ変形してタブレットのような形状になろうとも、重量がタブレットよりも重いので使い勝手が悪いというのが僕の判断だ。
少なくとも平均的な日本人には片手で持って使うのはきついのではないだろうか?

たとえば、もっとも軽量な部類に入るVAIO Duoでも1キロ以上あるのだ。
1キロ以上あるようなタブレットを進んで使いたい人がいるだろうか?
さらにノートPCとして使うとしても、2in1の機構のために普通のノートPCよりも重量が重くなってしまうというデメリットがある。

その後、VAIOは不幸に襲われて、SONYから分社されて、「VAIO」というブランドから「VAIO」社へと、ある意味進化したのだが、新生VAIO社となって販売を継続したのは普通の形状のノートパソコンであり、VAIO Duoは消えてしまった。
詳しい数字は知らないが、ビジネス的にも好調ではなかったことが推測できる。

そんななか、マイクロソフトは「Surface」というタブレットを販売している。
Surfaceは専用のキーボードカバーと接続することでノートパソコンのように使える。
そして、キーボードカバーが軽量なので一緒に持ち歩いても同ディスプレイサイズのノートパソコンと同程度か、より軽量だ。

とはいえ、Surfaceはキーボードを接続した場合の使い勝手が普通のノートPCよりもよくないので、僕は普通の形状のノートパソコンを選択したわけだが。
しかし、技術の進歩は早いもので、2in1でもかなりの軽量さを持つノートPCが今年2015年の年末には登場してきている。
それがパナソニックのレッツノート「RZ4」だ。

このRZ4は約10インチディスプレイ搭載と小型だが、その重量は実に約745グラムと1キロを大きく切っている。

今後、時間が経てば、この程度の軽量さを持つ2in1機種がほかのメーカーから登場してくることだろう。
2in1のノートPCが本当に買っていい製品になるのは、そうなってからだと思う。少なくとも、僕にとっては。

まあ、今、欲しい人はRZ4を買えばいいわけだけど、現時点ではけっこう高いね。

(一条真人)


04.未来家電研究所 #001
「BDレコーダー430mm問題」

BDレコーダーのほとんどの横幅が430mmです。
AVアンプやネットワークチューナーなどもほぼこのサイズとなっており、AV機器のデファクトスタンダードとなっています。
AV系の場合、横幅が揃っていると設置したときキレイに見えるので、横幅を揃える意味が十分あったりするんですが、BDレコーダーに関しては、430mmにこだわる必要がないと考えます。

BDレコーダーのサイズは430mmの幅以外は統一されておりません。
それどころか、小型化するために、年々、奥行きが狭く、高さが低くなっています。
この部分で、メーカーの差が出ているとも言えます。

サイズが小さくなることで、テレビラックの収まりが良くなりそうなので、一見、意味がありそうなんですが、実際に使ってみるとあまり小型化による恩恵を得られていないんですよね。

まず、奥行きが狭くなったことラックに余裕ができたように思えますが、レコーダーの奥になにかモノを置くわけでもないので、単純に空間ができただけです。熱がこもりにくくなったと言う利点はあるとは思います。

その恩恵以上にマイナス面もあったりします。
奥行きがなくなった分、ケーブルの長さが足りなくなると言う事例もあるとの話を聞いたことがあります。
では、レコーダー本体を奥に押し込めてしまえば良いのでは?と思ってやってみると、ラックの奥に行き過ぎて、リモコンの赤外線が角度的に届きにくくなってしまうこともあるのです。

結局、奥の空間を空け、ケーブルを長くして対処するだけになってしまいます。
次に高さです。
本体が薄くなると、ラックの一段の中に2台重ねて置けるので、これは省スペースにひと役買う!と思ったのもつかの間、取扱説明書には直で重ねての使用は禁止されていたりします。
当然、レコーダー以外の機器やDVDやBDなどのメディアを置くことも推奨はされないので、薄くなった分、これまたラック内がスカスカになるだけです。

結局、ラックのひとマス分は、昔の大型のレコーダーでも今の小型のレコーダーでも1台しか入らないのです。

せっかくメーカーが血の滲むような思いをして行った小型化も、あまり意味のないものとなっているように思えます。

それもこれも、原因は幅430mm縛りではないでしょうか。
努力して勝ち得た小型化を奥行きと高さにではなく、幅に適用することで、本当の省スペース化がはかれると思います。

例えば、幅を半分にして、高さを2倍、奥行きを今まで通りにしたら、ラックのひとマスに2台横並びで置くことができるようになります。
2台使わないと言う人も、外付けHDDを同じ棚に入れることができるスペースが確保されるわけです。

テレビラックに収納されているのはレコーダだけでなく、テレビゲームなどもあります。
テレビゲームは幅430mmに縛られていないので置き方によっては2台置けますし、コントローラーやゲームソフトなどが無駄なく収納できています。

そもそもレコーダー登場前の録画機器であるビデオデッキは、幅430mm縛りはなく、かなり横幅の狭いモデルもありました。必ずしも録画機器が幅430mmにしないといけない理由にはなっていないと思います。

ここらへんでもう一度、レコーダーに幅430mmが必要なのかを考えてみてはいかがでしょうか。

(岡安学)


  • 0001643378
  • 2017/02/17
  • 毎月 7日・17日・27日