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翻訳者が斬る! 〜 欠陥ビジネス英語
創刊準備号
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サンプル
〜はじめに〜
◆ 単なる「使える英語」じゃ信用を失くす
ビジネス英語を上達させる一番の早道は、まず自分の人格を高めること。これ
が私の持論だ。ビジネス英語とは、グローバルな舞台で仕事をする上で恥ずか
しくない会話スキルと文章力で「人望を得る英語」であるべきだと私は思う。
仕事上使う特殊な貿易用語や各業種の専門用語は丸暗記できる。しかし、どれ
だけ流暢な英語をしゃべれても、こちらの誠意が伝わらなければ相手は信用し
てくれない。逆に英語がどんなに下手でも、こちらの誠意が感じられれば相手
は真剣に話を聞いてくれる。
ここ数年、市場に急増する英会話スクールやありとあらゆる英語講座の数には
目を見張るものがあり、日本人ビジネスマンの英語力も飛躍的に向上している。
しかし残念なことに、その会話や文章はどれもパターン化されているような気
がする。丁寧なだけで、人間味がなくどこか冷たさすら感じるのだ。
海外企業との交渉やビジネス業務において、初めての相手とは何事においても
段階を踏めとか、ルティーンに従えとか、ミスをしても先に非を認めるなとか
、よく耳にする。しかし、ややこしい契約や法律が絡んでくるような話のこじ
れは、会社の法務、中小企業なら顧問弁護士や専門の翻訳会社に任せてしまえ
ばいい。慎重になるのは大いに結構。しかし長引く不況にさらされている日本
の企業は、相手にとっても不安材料がいっぱいなのだ。コストがどうこう言っ
ている場合ではない。問題は契約までなかなか話が進まなかったり、お互いが
何か心に引っ掛かったまま取引を始めることだ。
長年付き合いのある相手にしたってそうだ。表面上は友好的に見えても、「日
本の企業は腹の内が読めず、心底信用できない」と思っている海外の企業は少
なくない。”ビジネスのかけ引き”以前の問題だ。
インターネットが普及し、IP電話なる便利なものが浸透しつつある今、ごたご
たノロノロしていては利益を生む契約や大きな取引は他に流れてしまう。
企業と企業の付き合いは、担当者どうしの信頼関係なしには絶対に上手くいか
ない。もちろん、あくまでも利益を生んでこその商売だから、どの相手ともベ
ッタリしろという意味ではない。しかし、お互いに「あの担当者がいるなら一
肌脱いでやろう」と思ってくれる取引先が最低でも数社なければ、その会社に
将来はない。メーカーと販売代理店の関係にしてもそうだ。担当の技術者と営
業の間には信頼関係が不可欠だ。
そこで必要になってくるのが担当ビジネスマンの英語力だが、ここで絶大なる
威力を発揮するのが「人望を得る英語」だ。
あなたは、考えたことがあるだろうか。
1.自分の英語は通用している?それとも相手が聞いてくれてる?
それは、○○会社の看板があるから?
2.相手にとって、自分はただの会社の窓口?
3.自分は一人のビジネスマンとして、相手にどう評価されている?
4.自分は相手と真の関係を築いている?
5.リストラ、会社の倒産、転職、自分で起業しても相手はついてくる?
資金的な援助はしてくれる?
海外企業とのビジネスにおける交渉力とは、相手にこちらの要求や無理難題
を承知させることではない。不景気とはいえ資本力があり、また、高い技術
力を持つ日本の企業。その一員であるあなたのいうことは、少なくとも話く
らいは、大抵の相手が聞いてくれる。しかし、リストラ、会社の倒産、転職、
一度その社会的地位を失うと人はみな去っていく。それは自分の英語に人望
がなかったからである。真の関係を築いた相手企業やその担当者は、必ず自
分についてくる。そして当然、その数は多ければ多いほど良い。それこそが
あなたの人脈であり人的財産だからだ。
欧米の商社は人を雇う時、その者の学歴・職歴などはあまり考慮しない。彼
らは何を見るか、それは、◆「あいつを引き抜けば、どれだけの顧客がつい
てくるか」 ◆「こいつがうちに来れば、どれだけの仕入先がついてくるか」
つまり、その者の人望と人脈なのである。
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英文メールの心理テクニック
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◆知らないと損をする英語スキル
〜メールの書き出し〜
まず最初に、型にはまったテキストどおりのメールの書き出し。
1.初めてコンタクトする相手。Mr.はつける?
でも相手の性別が分からない時は?
↓
Dear + ファーストネーム + ラストネーム
これには大きな欠点がある。
ビジネスにおける、せっかくの大事なチャンスを逃しているのだ。
もともとは...
(中略)
2.何度かやりとりがある相手。
↓
Dear はEメールにはいらない。
Mr./Ms.をつければラストネームだけ。
よく知っている相手ならファーストネームだけ。
これらは損をする英語だ。
私の知っているやり手の欧米ビジネスマンや企業家たちの9割は必ず
Dear + ファーストネーム, でメールを送ってくる。
これは"Dear"には、いざという時、大きな効力があり、彼らはその使
い方が実に上手い。私も大いに真似させてもっらており...
〜本文の書き方〜
会話も文章も、日本語から英語にする方がその逆より数段難しい。
プルーフリード(日英翻訳された原稿をチェック・校正すること)の仕事
もする私だが、依頼の中でも元の日本語原稿を何度も読んで照らし合わせ
ねば何を書いてあるのか全く分からない英訳原稿には多くの時間を取られ
全く採算が取れないことがある。
これは海外の取引先にとっても同じで、相手からのメールを解読するのに
何時間も取られていては仕事にならない。
簡潔に且つ的確にポイントを押さえた文章を書くには、まず英語を英語の
まま読んで理解できなければいけない。そうすれば英語でものを考えられ
るようになり、英語らしい英語が書けるようになる。英会話を上達させる
には「英語を英語のまま聞け」というのと同じで、文章を書くにも英語頭
脳が必要不可欠なのである。
細かい学習方法やスキルは後に述べるが、まず次の簡単なテストをしてい
ただきたい。自分の英語頭脳度が一発で分かるスピードクイズだ...
(★☆★─英文Eメールの心理テクニック─)
─★☆★───────────────────────────────
電話の心理テクニック
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IP電話の普及により、海外の取引先に電話を入れる機会は格段に増えてきた。
テレビ電話は別として、電話では相手の顔が見えない。
話し方からとれるあなたの印象は非常に重要だ。
◆相手の秘書、同僚に気に入られるテクニック
電話を入れた時、相手が直接電話を取るとは限らない。
相手が所属する部署の同僚、直通電話でも秘書が取る場合がある。
そこでまず重要なのが、相手の同僚や秘書には絶対気に入られることである。
肝心の相手が外出中だったり会議中でも便宜を図ってくれるし、
席に戻ってきたり、外から連絡を入れた時でも自分のメッセージを
真っ先に伝えてくれる...
(★☆★─電話の心理テクニック─)
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あなたの人格を高める相手との付き合い方
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〜 取引先が来日 〜
取引先の来日にあたり、あなたはホテルを予約しなければならない。
あなたの会社以外にも他に多くの日本企業と取引がある相手だ。
相手が満足のいく宿泊先を確保し、自分の株を上げたいところだ。
さあ、どうする、、、
これは相手があなたへの信頼度を高める絶好のチャンスである。
そこでまず、数多い取引先の中で、あなたにホテルの予約を頼んできた
ところに注目したい...
(★☆★─あなたの人格を高める相手との付き合い方─ )
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人脈を作るチャンスを逃すな
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◆自分にもっと自信を持とう
「TOEICのスコアが思うように上がらない」、「高スコアを取ったが仕事でなか
なか生かせない。」そんな悩みを持つ人多い。しかし、そもそもTOEICというの
は私に言わせれば、社会人の受験英語でしかない。会社が人を判断する学歴と同
じようなものだ。
氾濫する日常英会話スクールやビジネス英会話学校などで学んだTOEICで高スコ
アを取るためだけの英語は、基礎的な英語力を高めるために効果的ではあるが、
単にそれだけのものだ。さらに磨きをかけなければ、ビジネスの現場では使えな
い。ヒアリングがいい例だ。
相手は習った会話パターンどおりに、しゃべってくれないし、電話では相手の顔
が見えないだけに口調や言葉だけで相手の心を読まねばならない。さらに、英語
圏外の人と会話するには、相手の英語レベルによっては訛を聞き分け、文法や単
語の誤りを理解した上で相手の真意を聞いてやらねばならない。
ここまで聞くと難しいようだが習った英語も実際には仕事で使えていないなん
て悩む必要はない。なぜなら、今まで努力してきたあなたには十分な英語力が
あるからだ。原因は「社会人の受験英語」で大量生産されたパターン化英語か
ら抜け出せないだけなのだ。
1.型にはまった英語で失う、自分の信用と評価
今までメール、電話のやりとりはあったが初めて会う取引先、
あなたはどう挨拶する?
まずは最も簡単な方法。
英会話はまだ少し苦手、好感度を相手に印象付けたい人向けだ。
最初の "It's" "I'm" などは、できれば省いて欲しい。
これは、相手が他の多くの取引先と合う場合、あなたはただの
「日本人」というシャチハタで終わってしまうからだ。
そこで、相手が一人の場合、
もし、相手がまだ名刺を出していなかったら名刺交換よりもまず、
"Very nice to meet you" や "Pleased to meet you"
そして、しっかり相手の目をみながらニッコリ、握手は軽く
上下に振り最後にしっかりギュッとキメて欲しい。
ごく初歩的なことだ。
(中略)
次に少し自分の英語力に余裕がある人むけ。
上記では "It's" "I'm" を省くように言ったが、
英語慣れして心に余裕がある人は、まず相手の名前を言ってほしい。
相手の名前がスミスさんなら、
"Mr.Smith! I'm VERY pleased to meet you." (大文字は強調)
という感じだ。
(中略)
しかし相手が複数、例えば3人、いや5人いたらどうするか?
大抵の日本人は "Nice to meet you." の5連発だ。
その間、最初に挨拶をかわした人、通常は5人の中で一番の地位の高い
人は、ずっと待っていなくてはいけない...
(★☆★─人脈を作るチャンスを逃すな─
1.型にはまった英語で失う、自分の信用と評価)
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