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★┃稲┃川┃淳┃ニ┃の┃眼┃れ┃な┃い┃怖┃い┃話┃★┃
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◆──── VOL.0000 『生き人形』────◆
稲川淳二公式サイトhttp://www.j-inagawa.com/
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こんばんは、稲川淳二です。
今日は、私の話の中でも、最恐といわれる、『生き人形』のお話しです。
この話が、何故に最恐と言われるか!!
それは今までに、この人形に関った人、5人の方が亡くなり、
そして、現在もなお話が続き、人形は何処かに存在します。
スタジオの生本番で起こった怪現象、私を襲った恐怖・・・・・。
そんな話を、今日はご紹介しましょう。
それでは、ゆっくりお楽しみ下さい。
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生き人形1
ことの起こりは、今から何年も前のことになります。
その頃、僕はニッポン放送で、深夜の番組を担当していたんですよ。
あの日、その番組の録音が終わった後、僕がタクシーで家に帰ろうとすると、
親しいディレクターの方がやって来て、
「淳ちゃん、帰るんだったら、僕を送っていってよ」
と言うので、一緒に車に乗ることにしたんです。
ちょうど、6月の頃だったでしょうかね。
僕はクーラーが苦手なもので、タクシーの窓を開けていたんですよ。
それで、ディレクターの人と話をしながら、
中央自動車道を、国立の方へ向かっていったんですよ。
あれは、三鷹のあたりに差しかかった頃でしょうか。
急に目の前が灰色になったんですよ。
ものすごい、霧が出ていたんです。
それが高速道路を、斜めにつっきっているんですよ。
そう、まるで映画のスクリーンのようなんです。
その中を車が、つっきっていくんですよ。
運転手さんも、
「こんなの珍しいな」
何て言いながら、車を走らせているんです。
僕はそのとき、ぼんやり窓の外を見ていたんです。
すると、高速道路のわきに道路標識が立っているのが、見えたんですよ。
それを何の気なしに見ていると、
道路のわきに黒い着物を着た、黒い髪の女が立っているのが見えたんです。
僕は見た瞬間、これは飛び降りでもするんじゃないかなと思ったんですよ。
だけど、考えてみるとおかしいんです。
その女の立っている場所は街灯もないし、
僕のいるところから、距離があるんですよ。
僕に見えるはずないんです。
目の錯覚かと思ったんですが、あきらかに女がいるのがわかるんです。
車が進み、少しずつその女に近づいていくはずでした。
ところが、近くにくると、その女の着物が見えなくなっていったんです。
だけど、その女の顔だけは、はっきり見えてくるんです。
そして、女の顔だけが、クックッ、クッと、角度が変わっていくんですよ。
真っ黒なおかっぱ頭で、顔が真っ白なんですよ。
車がその女の近くまで来ると、もっとおかしなことに気がついたんですよ。
女の姿が、透けているんです。
その女の後ろの背景が、透けて見えるんですよ。
そして、車と女の距離が25メートルほどになったとき、
その女の顔がスパーンと、車のフロントガラスに飛び込んできたんです。
そして、車をつき抜けて、
僕とディレクターの座っている間を、通り抜けていったんですよ。
他の人達は、気がついていないようでした。
ここでいったら悪いだろうと思って、
僕はそのまま、そのことを話さずにタクシーを降りたんですよ。
だけど、左肩がやけに重たいんです。
誰かいるようなんです。
そのことを気にしないようにして僕は家に入り、2階へ上がっていったんです。
そこには女房が寝ていたんです。
だけど、何となく眠れないんですね。
しかたがないから、下の洋間に行ってソファーの上に横になっていたんです。
うちの女房っていうのが、朝は絶対に起きないやつなんですけどね、
その日は5時頃に起きてきてね、
「ちょっと、ちょっと」
って、話しかけてきたんですよ。
つづく
※実際の購読は、PDFファイルからの閲覧になります。
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楽しんで、頂けましたか。
それではまた、ゆっくりお休み下さい。
眠れるといいですね?
あれ----?
ほら、あなたの後ろに?!
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