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バックナンバー

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今井亮一の裁判傍聴バカ一代バックナンバーリスト

2018年08月
  • 2018/08/30 第2146号 埼京線、線路へ飛び降りて逃げた盗撮犯

    下着ドロは病気なのに誰からも教えられず、成人してからの人生(12年間)のほとんどを刑務所等で暮らし、また下着ドロをやった青年。どうする? 裁判所は治療を絶ち切り、長期の刑務所暮らしを強いた。この無惨を世間は知らない!  プラス、痴漢のメッカ埼京線で盗撮し、捕まりそうになって線路へ飛び降り電車の運行を妨害した事件。そんな迷惑なことをどんな男がやったのか…。

  • 2018/08/28 第2145号 79歳の万引き爺ちゃん、再度の執行猶予!

    74歳のとき万引きで罰金20万円、77歳のとき万引きで罰金50万円、78歳のとき万引きで懲役1年、執行猶予3年。量刑相場の階段を順調に上り続け、79歳になった爺ちゃんは、ばりばり執行猶予中なのにまた万引きで捕まった。良い意味で変わり者と私は見ている吉田勝栄裁判官は、どういう理由でどうしたか。  編集後記は私の前科について告白。

  • 2018/08/26 号外 平井愼二医師の抄録、訂正して再掲

    第2144号で、タグのミスから「治療を求めなかった不作為に対する刑罰」の一部が消えていた。改めて全文掲載。  関連して「原因において自由な行為」について傍聴席から見えること。

  • 2018/08/25 第2144号 治療を求めなかった不作為に対する刑罰!

    人間の行動は2つの信号系に支配されている。第1次信号系=動物脳と、第2次信号系=人間脳。人間脳でいくら「絶対再犯しません!」と誓っても、動物脳の過作動には逆らえない。そこに気づいて効果的治療法(条件反射制御法)を見出した下総精神医療センター、平井愼二医師による「治療を求めなかった不作為に対する刑罰」を全文掲載。

  • 2018/08/23 第2143号 人生のほとんどを下着ドロで服役させた者!

    感じの良いイケメン君は32歳なのに服役前科5犯。成人後のほとんどを拘置所や刑務所で過ごしたのだった。病的な下着ドロで5度の裁判を受ける間、病気の可能性を誰からも言われず、前刑(懲役3年6月)の刑務所で受刑者から初めて言われたんだという! 検察、裁判所の犯罪性が痛感される事件!

  • 2018/08/21 第2142号 俺は××の2代目、愛人契約1億5千万円

    高級お洒落ホテルへデリヘル嬢を呼び、超有名企業の社長の息子等と称して超高額の愛人契約を持ちかけ、デリヘル嬢が貯めた金を根こそぎ詐取、それを重ねた男が判決(当然長期の実刑)を前に保釈されるや姿をくらまし、同じ犯行を重ねた事件。  ほか、酒に酔って抵抗できない男性に対し相互口腔性交を強いた事件…。

  • 2018/08/18 第2141号 誰にも1つや2つ隠し事はあるものさ、なぁ

    生後1カ月の女児(実子)が泣き止まなかったことからイラついて暴行を加え、脳挫傷、両側肋骨骨折の重傷を負わせた事件。  刺青ヤンキー君の無免許、無車検、無保険車運転。  そして芸能方面の若い女性の覚せい剤事件。報道されておらず…。

  • 2018/08/16 第2140号 趣味は精液かけ? 電車内スリを否認し

    女性に精液をかける動画を、女性から盗んだスマホで多数撮影、ネットにアップして逮捕、と報じられた事件の追起訴。痴漢や統合失調症の迫害妄想など、かつては独り孤立して萎んでいったものが、現代においてはネットで仲間を得て悪化するということがある、精液かけもそうなのか。

  • 2018/08/14 第2139号 働いて感謝される歓びを初めて知ったのに

    前科9犯、刑務所を出た当日か数日内にまた女性下着を盗んで捕まり刑務所へ。それをくり返してきた男が、本格の更生支援団体のおかげだろう、今回は下着ドロをせず、なんと1カ月間も働き…。こういう珍しいケースの足を検察官、裁判官はどう引っ張るか、なんとも無惨!

  • 2018/08/11 第2138号 無邪気な神待ち少女14歳はなぜ助かったか

    家出少女を泊める者を「神」という。「家出する予定です。14歳です。エッチ目的じゃない方…」と少女が神待ちツイート。「最低限の生活費はお出しします」と応じた男と少女は東京へ。男は当然にエッチ目的で…。その発覚の仕方が普通じゃないのだった!

  • 2018/08/09 第2137号 万引き病、治療を約束させる卑怯な罠!

    本格の窃盗症、クレプトマニアと思われる高齢女性。病気を悪化させ固定化させたのは検察官、裁判官たちだろ! ほんとムカつく。 プラス、日銀の職員が天皇金貨を多数枚盗んだ事件、の判決。その執行猶予の説明に私は…!  編集後記は突発性難聴の詳報。

  • 2018/08/07 第2136号 薄い微笑みがつらかった人生を想像させ
  • 2018/08/04 第2135号 乳児を虐待殺と報じられ事件、傍聴してみた
  • 2018/08/02 第2134号 学校でイジメられ、中2でシャブをおぼえ
今井亮一の裁判傍聴バカ一代
2018年07月
  • 2018/07/31 第2133号 組織的な“妊娠詐欺”、一部無罪の理由は!

    「女を妊娠させちゃった。堕胎費用と慰謝料が至急必要でさ」と、名簿をもとに高齢者へ電話を架けまくる詐欺。ある架け子グループのリーダー格の判決を傍聴した。懲役6年、未決150日算入、一部無罪! その無罪の理由がびっくりなのだった。あとでヤバイことになるんじゃないか。  編集後記は、アクセルとブレーキの踏み間違い事故の、年齢層別データ。極端な偏りが!

  • 2018/07/28 第2132号 万引き婆ちゃんを見て男子4人が笑い転げ

    今年71歳のお婆ちゃんは万引きで前科11犯。前刑(懲役3年6月)を3分の2ほで仮釈放され、その翌日にまた万引きを! 完全に病気なのだが、日本の司法は病気を認めず刑務所へ入れたがる。可哀想に。お婆ちゃんが入廷するや、傍聴席最前列にいた夏休みの男子中学生4人が、いちおう体を前へ倒して笑い転げ始めた。お婆ちゃんの容貌、要旨が非常に特徴的なのだ。笑い転げは止まらず…。

  • 2018/07/26 第2131号 いわゆる「荒れる成人式」の事件、無罪っ!

    たまたまちらっと傍聴した「傷害」の控訴審判決。原判決破棄、一部無罪! 公訴事実は2つ。なんとなんと、1つは交通トラブルの事件、もう1つは、成人式の某文化会館での、おそらくは元暴走族君との事件、そっちが無罪なのだった!

  • 2018/07/24 第2130号 躁状態が気持ちよくて薬の服用を怠った…

    東京法務局の職員が、自ら起こした民事訴訟に関連して相手方代理人弁護士を恐喝したとされる事件。同時期に高級マンションを続けて2つも購入しており、どうもやってることがおかしいと思ったら…。嗚呼、せっかくの公務員人生をそんなことで棒に振ってしまう場合もあるのかと。

  • 2018/07/21 第2129号 常習万引きおばさんのあり得ない言い訳

    レジ袋を持ってスーパーへ行き、その袋に次々と商品を入れ、精算せずに退店。それは普通の行為であり万引きの意思などなかったと、あくまで言い張る万引き前科6犯のおばさん。頭がおかしいのか? いや、けしておかしくない。脳機能的に合理的に説明がつくのである!

  • 2018/07/19 第2128号 リアルナンパ塾、女性は人格のない獲物か

    すぐセックスに持ち込むことを「即る」といい、即った数を競う男たち。“ヤリ部屋”へ連れ込み泥酔させ男2人で強制性交等(昔の言葉では強姦)&動画撮影。こういう男たちが普通にいることを、中学校の性教育で教えているんだろうか。

  • 2018/07/17 第2127号 交通トラブル殺人、原審は正当防衛を認め!

    原審(横浜地裁の裁判員裁判)は、立ちふさがった男性(死亡被害者)に違法があるとして、被告人に正当防衛を認めたのだという。しかし東京高裁(若園敦雄裁判長)は、原審の判断は誤っている、認める余地はないと切り捨てた。ならば原判決破棄、と思うでしょ。ところが…! くらくらしそうなこの裁判、報道はないようだ。

  • 2018/07/14 第2126号 上西小百合議員の本人尋問、傍聴しました!

    上西小百合衆院議員(比例近畿ブロック)がバラエティ番組での発言により損害賠償を求められた、と報道された民事訴訟の、本人尋問を傍聴した! ナマ上西さんは見事にお洒落でハキハキよくしゃべり、表情が豊かすぎるほど豊かで…。

  • 2018/07/12 第2125号 何度服役しても出ればアコム無人君へ行き

    同種前科9犯。前刑出所後すぐまた無人君へ行き…。この人の人生は一体何なのだろう。  プラス、酔って路上に横臥していた40歳男性を轢いて逃げた事件。逃げの部分は未必的故意にとどまるとされたが…。  プラス、農業体験ツアーの10代女子に対し地元の73歳男性が強制わいせつ行為、とされる事件。間もなく夏休み。同種事件がワイドショーを賑わすことになるのか。

  • 2018/07/10 第2124号 みんなで談合、こんな裁判は受けられない!

    うわ、ヤバイ被告人なんだなっ! ばりばりそう分かる態勢で「窃盗」の新件が始まった。手錠・腰縄で現れたのは、金髪交じりの55歳男性。起訴状では職業は土木作業員だそうだが本人は断固「OLです」と答えた。守下実裁判官との互いに大声の掛け合い、見応えがあった!

  • 2018/07/07 第2123号 傷害致死の控訴審、逆転無罪がヤバイっ?

    父親を死亡させたとされる事件。一審の裁判員裁判は懲役3年。証拠調べはしないのが基本の控訴審なのに、なんと一審で尋問した専門医をまた尋問! 検察官はしつこく食いついて裁判長から止められ、新たな反証を検討したいと言い出した! こんな展開、滅多にない。もしや…!

  • 2018/07/05 第2122号 催涙スプレー使用の強制わいせつ未遂は…

    わいせつ目的で女性に催涙スプレーをかけた、「強制わいせつ致傷」で逮捕、などと実名報道された事件、の判決を傍聴した。びっくり、事実認定に、わいせつ目的もわいせつ行為も一切なかった。しかしわいせつ事件としての実名報道(の転載)は永遠に残るのだ。

  • 2018/07/03 第2121号 麻酔科医長、酒気帯び2件とも逆転無罪!

    ネットにある情報によれば、なんとも悪質な麻酔科医長。だがっ、酒気帯び運転は2件とも無罪! 今後、損害賠償等の民事訴訟になっていくのだろうか。てゆっか酒気帯び2件が2件ともなぜ無罪? なるほどねぇ、という理由なのだった。

今井亮一の裁判傍聴バカ一代
2018年06月
  • 2018/06/30 第2120号 法務局職員が民事訴訟をやり弁護士を恐喝

    法務局の職員が、個人的な民事訴訟の相手方代理人弁護士から、そのミスに乗じて200万円を脅し取ろうとした事件。民事訴訟とは何か、なぜ金が必要だったのか、明かされた。うわぁ…。  プラス、あおり運転殺人というべき事件の控訴審判決!

  • 2018/06/28 第2119号 チンコ出しが止まらない元自衛官等々…

    今号はオムニバス映画のような形で4件を。1、チンコ出しが止まらない元陸上自衛官、またチンコを出して刑務所へ。2、強盗殺人等の男は、幼少期より父親から虐待を受け…。3、刺青ありの若い中国人、駅のコインロッカーで他人名義のクレカ5枚を受け取り、高額腕時計等を買ってコインロッカーへ。報酬は10%だという。4、砂利再生工場から車道へ出つつあった大型貨物へ、歩道を進行してきた自転車が突っ込み…。

  • 2018/06/26 第2118号 検察官の錦の御旗、DSM-5を否定した!

    窃盗症、クレプトマニアかどうかの診断基準、アメリカのDSM-5、しかしそれを用いれば日本に窃盗症、クレプトマニアは存在しなくなる。ゆえに検察官が、錦の御旗、オールマイティの切り札として使う。だが今回、大熊一之裁判長は…!

  • 2018/06/23 第2117号 大報道された放火無罪の男がまた下着盗!?

    裁判員裁判でスタート、二転三転、最高裁で破棄、差戻しとされ、放火は無罪。ここまでは大報道された。その男が下着盗で捕まりまた被告人として法廷へ出てきたことを、メディアは一切報じなかった。私だけがメルマガでレポートし続けた。あれから約3年が経ち、なんとまた…!

  • 2018/06/21 第2116号 恐るべき刑事免責制度、でも結局無意味で!

    「刑事免責」を適用した全国初の証人尋問、狙って傍聴した! 結局は自白強要の制度なのだね。しかし、証人は不利なこと言わず「覚えていません」を連発。検察官は焦ったか尋問が長引き、弁護人は「異議。重複です」をくり返し、裁判長はなんと「もう終わって下さい」をくり返した。どうなってんだこれ。

  • 2018/06/19 第2115号 「刑事免責」初適用のシャブ密輸、傍聴した!

    これってもしや? と念のため確認に行ったらば、記者クラブ記者の行列だけで15人、ずばりその事件なのだった。若い中国人3人が登場する覚せい剤密輸。不可解なことに検察官が、無駄にダブる証拠説明を大幅に時間超過してまで続けようとした! 無能呼ばわりを覚悟で死守したかったものは…。

  • 2018/06/16 第2114号 鑑定は儀式の道具、刑事司法、無惨なり!

    万引き病の女性が続々と法廷へ出てくる。この被告人は、前刑の裁判時から眠るような無表情だった。ところが今回、最後の最後、魂の叫びとでもいう陳述を。しかし求刑は懲役5年。そんな刑事司法に不可欠なのが御用医師の鑑定で…。

  • 2018/06/14 第2113号 必ず捕まることを前提に成り立つ商売とは

    好きなときに働けてそれなりの稼ぎになるのが繁華街での客引きだという。だが続けていれば必ず捕まる。罰金前科を重ね、執行猶予付き懲役刑を食らったあたりで普通は去る。ところが本件被告人は、2犯を服役してもまだ続けた。なぜ?  そのあと、大がかりな危険ドラッグ製造の事件を傍聴。似たところがあった。

  • 2018/06/12 第2112号 弁護人も裁判官もバカ野郎なので仕方なく…

    事件名は「児童福祉法違反、売春防止法違反」、被告人は女性。傍聴人が押し寄せるに決まってる! ところが弁護人は、前回に続き今回も、被告人の父親のために特別傍聴席(取置席)を申請しなかった。今回も父親(高齢)は傍聴を許されず「ダメですか?」と寂しそうに出て行った。ちっきしょう…。こんなのをリアルレポートするのは、嗚呼、世界で私だけかも。

  • 2018/06/09 第2111号 槇原敬之さんの“パートナー”の覚せい剤

    “男のシャブ”の審理なんて普段は超人気薄なのに、行列ができていた。これは芸能系事件なのだ。情状証人にも被告人本人にも、覚せい剤の依存性の怖さを徹底的に叩き込むのがこうした事件のお約束。ところが…。被告人の特異なキャラクターのせいか。

  • 2018/06/07 第2110号 駅ホームで男子学生が肩をぶつけてきた?

    駅の通路で通行女性に次々と肩をぶつけながら歩く若者の動画が話題になっている。そんななか、駅のホームでの“肩ぶつけ事件”が法廷へ出てきた。ぶつけた若者は、被害者にとがめられるや急に「助けてください」と周囲に言い出した。こうして加害者、被害者が逆転した、とは弁護人の主張。ぶつけた若者は有名私立大の学生だという。今後証人出廷することになるはず!

  • 2018/06/05 第2109号 6400ccのアメ車で235キロ、求刑は?

    中央自動車道でナンバーなしのダッジ・チャレンジャーを運転し、本邦初の高速度で捕まったと大報道された事件。公訴事実はなんと第6まであった。被告人はなかなかスジの通った人物と思えた。一方、試験に勝ち上がってきただけで人生経験が如何にもなさそうな若い検察官が、申し訳ないけど哀れに見えたス。

  • 2018/06/02 第2108号 前代未聞、弁護人が被告人質問を放棄っ!

    首都高速のオービスによる81キロ超過(測定値131キロ)。もう鉄板で懲役3月、執行猶予が2年か3年の事件だ。弁護人の立証は「ありません」。書証も人証ない、それは珍しくない。「被告人質問もやらないんですか?」と裁判官。意地悪な揚げ足取りだね(笑)と思ったらなんと弁護人が「はい」と答えた。にゃんだとぉ~っ! 前代未聞の裁判を傍聴したっ。

今井亮一の裁判傍聴バカ一代
2018年05月
  • 2018/05/31 第2107号 女子トイレ盗撮、検察官は求刑を誤った!

    被告人は犯行時、消防士長。金を貸していた女性に女子トイレを盗撮させた事件、の控訴審。なんと、一審検察官の求刑は法律解釈を誤っているんだという! 実行犯である女性の罰金刑も誤っているんだという。珍しいのに遭遇した!  編集後記は埼玉県の迷惑防止条例の不思議な規定。これ情報バラエティ番組とかでやればいいのに。

  • 2018/05/29 第2106号 スマホを用いたばっかりに懲役7年6月?

    工事現場の坂道で無人のダンプが動き出し、警備員をひき殺した。サイドブレーキをかけず「坂道発進補助装置」だけで駐車したのだった…。  プラス、介護福祉士(若い男性)が福祉施設で男児に強制わいせつ行為をしたと大きく報道された事件。それだけなら示談して不起訴で終わった可能性もあるのに、同種犯行を重ねていたことがスマホに保存された動画から発覚。長く刑務所へ行くことに。

  • 2018/05/26 第2105号 裁判員裁判、求刑どおりの判決が2件連続

    新宿歌舞伎町で職務質問を受け、覚せい剤の発覚を恐れて車を強引に発進させ、車底部に知人を巻き込んだまま走り続け…という「公務執行妨害、傷害致死、覚せい剤取締法違反」。しかし真っ向無罪主張。裁判員たちに「弁護士ってクソだ。冤罪だとか騒ぐけど…」と強く印象付けたのではないか。もう1件は「強盗殺人、窃盗」で…。

  • 2018/05/24 第2104号 鬼畜虐待パパが強姦の始期を否認した理由

    女子が13歳以上か未満かで強姦の構成要件が異なるから。ではあるが明らかに無理ムリ否認。弁護人は不愉快そうに見えた…。  もう1件、「知らないと損する!」の典型というべき交通事故。  編集後記はオービスの不可解入札調書。盛りだくさんすぎかしら(笑)。

  • 2018/05/22 第2103号 万引き病、吐くことを前提に食べています!

    前号からの続き。16歳頃から食べ吐き(過食嘔吐)が始まり、牛乳と飴以外は吐くためだけに食べてきたという女性。今回、しゃぶしゃぶ食べ放題で尋常じゃない量を食べ、吐きやすいデパートのトイレへ急ぐ途中、いつもの癖で飴3袋を万引きして現行犯逮捕され…。

  • 2018/05/19 第2102号 摂食障害、犯行時の体重は23kgって!

    飢餓や虐殺のドキュメンタリーでしか見ることのない異様な激痩せ体型が、現代日本の刑事裁判の法廷には普通にぽつぽつ出てくる。本件もそれだった。ぜんぜん小柄ではない成人女性なのに、犯行時の体重は7歳女子の平均より少なくて…。だが供述の声も口調もしっかりしている。しゃぶしゃぶ食べ放題へ行った理由は…。

  • 2018/05/17 第2101号 警視庁の白バイ用ドラレコ、不可解な契約…

    東京地裁で極めて珍しい「道路交通法違反」の審理を傍聴。謎の事件だった。追っかけねば! 編集後記は、白バイ用ドライブレコーダー、「ウエアラブルカメラ」の契約書、仕様書について。この単価、高すぎない?

  • 2018/05/15 第2100号 謎のワンコールに導かれて女性ストーカー

    前号からのつづき。警察署長から「警告」を受けても公安委員会から「禁止命令」を受けても裁判所から罰金の略式命令を受けてもストーカー行為を続けた。その理由は──誰もそうは指摘しないが──ほとんどオカルトなのだった! 執行猶予中にまたやるかも?

  • 2018/05/12 第2099号 女性ストーカー犯、主質問に39分間って!

    女性のストーカーは大人気、傍聴席は早々とぎっしり満席。そんなの分かりきっているのに、弁護人は被告人の身内女性を2人連れてのんびりやってきた。身内女性の席はもうなく…。被告人は子持ちの既婚女性、被害者は若い医師。何がきっかけで?

  • 2018/05/10 第2098号 オービス否認、警察の秘密が明かされた!

    東京簡裁に久々のオービス事件が出てきた。制限50キロだが実際には80キロで流れている。だから測定値107キロは27キロ超過に相当する、という主張を封じるために検察官が意外な主張、立証をした! こういうことがぽろっと出てくるから裁判傍聴はヤメられない(笑)。

  • 2018/05/08 第2097号 渋谷スクランブル交差点突入犯は実刑だった

    テレビでくり返し大報道されたあの事件、の控訴審判決。詳しいことが分かった。道交法第126条により公訴は棄却されるべき、という主張を弁護人がしなかったらしいことに私は不思議な感じがして…。でもこういうこと一切、ネットのまとめサイトや何かには絶対に出てこないはず。

  • 2018/05/05 第2096号 無罪論告をされた被告人が4年後にまた!

    車両盗などで起訴された男が、じつは保険金詐欺で車を持ち去ったのだと公判中に言い出し、裁判は長引き、検察官は「窃盗」について無罪の論告を。その男が今度は「傷害」の被告人として法廷へ出てきた! 興味深い要素の詰まった事件で…。

  • 2018/05/03 第2095号 東京地裁は“知られざる超人気スポット”!

    ゴールデンウィークの合間の東京地裁。当然に開廷は激減なのに、なぜか学生さんたちが押し寄せた! すでにぎっしり満席の法廷の外に、空き待ちの行列が数十人。結局1件も傍聴できずに帰った人が多数いたのではないか。とんでもない状況をリアルレポート。

  • 2018/05/01 第2094号 自転車が85歳をひき逃げ、その判決は?

    「過失傷害、道路交通法違反」は、やっぱり自転車のひき逃げだった。判決は懲役6月、罰金15万円、懲役刑について執行猶予3年。罰金15万円は何の分か、逃げなければどうなったか、法令を引いて解説。

今井亮一の裁判傍聴バカ一代
2018年04月
  • 2018/04/28 第2093号 ドリフト族の107キロ超過、意外な判決!

    ドリフト族がナンバーを外して一般道を167キロで走ったと大報道された事件。被告人はバカな子どもかと思いきや、私なんかよりずっと立派な男子なのだった。どうせ執行猶予の事件ゆえ手抜き弁護はいいとして、わざわざ別期日をとったうえでの異例な判決に私は驚いた! ゲシュタポ判事として今後注目か。

  • 2018/04/26 第2092号 夜、夫は娘(女子高生)の陰部をなめていた

    また出てきた“強姦パパ”の事件。どんな理由で娘に口淫、性交をさせ、何を言ったか、そしてなぜ発覚したか、嗚呼、そんなことがあっていいものか!

  • 2018/04/24 第2091号 マラソンの原裕美子さん、摂食障害は重そう

    昨年11月に万引きで執行猶予判決を受け、3カ月でまた万引き。悪質と世間は責めるが、同種の裁判を多く傍聴してきた私は言いたい、万引き病者にはごく普通のことなのだと。見届けるべく前橋地裁・太田支部へ通うことになりそう。

  • 2018/04/21 第2090号 息子の彼女に売春させた母親と注目検事!

    被告人の印象はお洒落な美熟女…。そんなことより検察官が超個性的というか、刑事弁護に慣れてないらしい弁護人とのやり取りにびっくり! 東京地裁にすごい立会(りっかい)検察官が現れた!

  • 2018/04/19 第2089号 「どぶろっく」のネタが現実化した強姦事件

    2010年と2013年に傍聴した万引きのご婦人が、また万引きで法廷へ出てきた。盗むつもりはなかったと無理ムリ否認…。  プラス、驚きの侵入強姦を傍聴。「セックスしたくなったらいつでも言ってくれていいんだよ」と、自分の名前を告げて去り…。

  • 2018/04/17 第2088号 判決を前に保釈され同種犯行を重ねた男!

    突拍子もない高額の愛人契約を持ちかけ、デリヘル嬢などから大金を巻き上げる詐欺師。判決期日が何回か流れたと思ったら、なんと判決前に保釈されて姿をくらまし、同じ詐欺を重ねたのだった。その舞台装置が…。

  • 2018/04/14 第2087号 クレプトマニア感動判決は袴田事件のせい?

    前号からの続き。控訴審の大島隆明裁判長は検察官の控訴を棄却=原審の罰金刑を維持。その理由がもう、検察官のいつものバカげたテンプレートをことごとく否定するものだった。あり得ない! じつは大島裁判長はあの袴田事件の再審の、検察がした即時抗告を担当している。そのことが影響したとすれば…!

  • 2018/04/12 第2086号 罰金50万円は軽すぎて不当と検察控訴!

    これも重度の摂食障害。体型がもう尋常じゃない。万引きで保護観察付き執行猶予中にまた万引きをやり、普通は当然に懲役の実刑なのだが、原審の裁判官はなんと罰金刑に。罰金刑だと執行猶予は通常取り消されない。罰金刑は量刑不当だと検察が控訴し…。

  • 2018/04/10 第2085号 あんな判決、あんな弁護をしなければ…!

    万引きの被告人は、もとは美人だろうにガリガリに痩せて骸骨顔、重度の摂食障害なのだ。公判請求(正式な裁判への起訴)は初めてゆえ鉄板で執行猶予なのに、弁護人は専門病院での治療を約束させ、裁判官は無知な善意からなのだろう、執行猶予に保護観察を付けた。そのために、嗚呼、なんてこった!

  • 2018/04/07 第2084号 崖の上のポニョ、刑事裁判は紙の上の正義

    「傷害」の被告人は若い女性だった。女性の仲間複数人が学生君に対し「(その女性を)強姦しました」と書かせ、パンツを脱がせて撮影するにあたり、殴る蹴る等したという事件らしい。ただ、部総括判事を裁判長とする合議で、検察官も3人。おかしい。もしかしてこれは…!

  • 2018/04/05 第2083号 直ちに看破された詐欺、受け子は不能犯か

    高齢者に対し息子を装って電話をかけ現金を要求する、典型的なオレオレ詐欺。ところが本件では、高齢者はすでに死去、電話を受けたのは息子本人だった。最初から見破られていた詐欺の受け子は…。

  • 2018/04/03 第2082号 まぁどうなってもいいや、死ぬか犯罪やるか

    裁判員裁判ではない「強盗致傷」。すべて投げやり、ニヒルに微笑む被告人だったが「どうすればよかったと思います? 思うことないの?」と尋ねられ、しばし沈黙ののち「はー!」と絞るように息を吐き出し、泣いた! 泣いて何か叫んだ!

今井亮一の裁判傍聴バカ一代
2018年03月
  • 2018/03/31 第2081号 町内会の掲示板で葬儀の告知を見て空き巣

    葬儀の留守宅を荒らし回って逮捕と全国報道された男が「常習特殊窃盗」の被告人として法廷へ出てきた。じつは私はその男の約4年前の前刑の裁判も、約6年前の前々刑の裁判も傍聴しているのだった。最初、人生を投げたような、俺はもうどーでもいいんだ感を漂わせていた男に、その後なにがあったのか、なにが積み重なってあふれたのか。

  • 2018/03/29 第2080号 毎度の無理ムリ否認が裁判官を歪ませる?

    パチンコ店の開店前の行列仲間、のリュックから財布を抜いた女性は、どう証拠を突きつけられても頑強に否認。有罪なら実刑確実、ゆえに無罪を主張して頑張るしかなかったのか。否認の大半はそうした無理ムリ否認に見える。裁判官の心はどう歪んでいくか、傍聴席で考えてみた。

  • 2018/03/27 第2079号 不倫トラブルの准教授を裁判官はぼろくそに

    某私立大学の准教授か、そのゼミ生だった元女子学生か、どちらかがあからさまなウソを、真実を知る相手の前で、何も知らない裁判官の前で言い続け、互いに一歩も退かない。そんなドキドキする事件のとうとう判決。裁判官は…!

  • 2018/03/24 第2078号 87歳の万引きお婆ちゃんを家族は捨てた?

    量刑相場的には実刑だが「特に酌量すべき情状」(刑法第25条)を言ってくれれば再度の執行猶予にします、その情状はこれですよと、裁判官が再三振るのに被告人は気づかず、若めの弁護人も知らん顔。第2010号と第2013号で興奮のレポートをしたあの事件の、控訴審を傍聴した!

  • 2018/03/22 第2077号 性的虐待10年、私は殺されながら生きてきた

    家庭内絶対暴君は、幼い娘と2人きりのときは「愛してる」とまとわりつく鬼畜性犯罪者だった。しかし強姦については無罪主張。同じ強姦行為でも、幼い娘に対してなら懲役刑は半分で済む不思議。

  • 2018/03/20 第2076号 摂食障害でクレプトマニア、まさかの判決!

    万引きの被告人は、典型的ともいえる摂食障害(食べ吐き)とクレプトマニア(窃盗症、万引き病)の女性だった。ただし前科は罰金刑のみゆえ、今回は執行猶予で間違いない。ところが、私が常々「変わり者」と見ている吉田勝栄裁判官は…!

  • 2018/03/17 第2075号 傷害致死、平手打ちで脳損傷により死亡?

    3年以上争ってようやく控訴審判決。弁護人は有名弁護士2人。栃木力裁判長はニコニコと軽々と、平手打ち数回により脳の「びまん性軸索損傷(diffuse axonal injury)」で死亡したと一審の裁判員裁判の結論を追認したが…。

  • 2018/03/15 第2074号 退廷命令? どうぞどうぞ望むところです

    前号からの続き。大高さんは退廷を望み、園原敏彦裁判長は許さず、しかし結局、大高さんは退廷を命じられ。2人はけんか腰とかでは全然なく、楽しく淡々とやり取りしているように私には見えたです。いいね♪

  • 2018/03/13 第2073号 大高正二さん、裁判所の廊下から不退去罪!

    「裁判所前の男」として名高い大高正二さんが、裁判所庁舎内の廊下にて「建造物不退去」で逮捕された事件の、厳重警備の第1回公判。開廷の前にややこしい展開となり、ようやく裁判長が審理開始を告げた途端、「いやその前に!」と大高さん。言っちゃなんだが漫画チックなことになっていくのだった。

  • 2018/03/10 第2072号 非常に珍しい「鑑定留置理由開示」を傍聴!

    「勾留理由開示」はぽつぽつあるが「鑑定留置理由開示」は滅多にない。被疑事実はてんかんによる「危険運転致傷」。裁判傍聴師としてしっかり傍聴し、詳細レポートしました。この若い裁判官、ネットではぼろくそ言われているが、私はちょっと違う見方を…。

  • 2018/03/08 第2071号 オービス無謬神話を崩壊させる証人尋問?

    測定値は130キロ。赤いのが光ってメーター(車の速度計)を見たら105キロだった、130キロは絶対に出していない、ウソはついていません! と真っ向否認。判決は…。そして、もしこんな証人尋問をやったら警察、検察、裁判所は困るだろうなぁ、という妄想尋問を。

  • 2018/03/06 第2070号 24年間無免許の職人、裁判のお約束を知らず

    報道された事件。こういう裁判のお約束は、まず車を処分すること。さらに検察官は運転専従の従業員をなぜ雇わないのかと責めた。アホかと私は呆れた。何より驚きは、家も仕事もある69歳の職人さんを約2カ月も勾留していること。その理由はたぶん…。

  • 2018/03/03 第2069号 山口組系、大麻栽培の予備、黙秘します!

    表題の事件のほかに、以前アルバイトしていた店舗へ侵入し、パソコンに自作のウイルスを感染させたとされる事件。その動機は…。  プラス、「わいせつ誘拐」と、執行猶予中の無免許運転…。

  • 2018/03/01 第2068号 外国人の「集団強姦」と「未成年者略取未遂」

    「集団強姦」はどうも無実の臭いのする事件だった。「未成年者略取未遂」は、DV夫(外国人)がシェルターへ逃げる等した妻から1歳の息子を奪おうとした、とされる事件。  編集後記は、黄色いテープによる規制線の内側で間近に火事(全焼、延焼)を目撃してしまった件。

今井亮一の裁判傍聴バカ一代
2018年02月
  • 2018/02/27 第2067号 商品を自分の鞄に、それが通常の買物行動?

    刑務所は矯正教育を行う矯正施設である、それが検察官の“カルト信仰”にすぎないことを証明するかのように、万引きで服役前科2犯の女性が出所後デパートでセーターを万引き。弁護人の主張に私はびっくり。なんと、買おうかなと手にとった商品を自分の鞄に入れ、他の商品を探して店内を移動、エスカレータで階下へ行くのは普通の買い物方法なのだそうだ!

  • 2018/02/26 第2066号 哀れな女性の実刑判決を見届けに出かけた件

    更生を妨げ再犯をつくるのは検察と裁判所だ! そこが激しく浮き彫りになった事件(第2061号と2062号でレポート)の判決を見届けに出かけた。決まり切った無惨な判決と分かっているが、可哀想すぎるあの女性を私が見送らなくてどうする、との思いから…。

  • 2018/02/23 第2065号 オービス否認、でもその主張と弁護では…

    東京地裁では激レア中のレア、オービスによる超過70キロの、測定値の真っ向否認! だがしかし、それが当たり前のこととはいえ、弁護人も被告人もオービスについて全く無知なのだった。ちなみに被告人は、警察からの呼出しに応じなかったところ逮捕され、金曜日の某テレビ番組で全国報道されてしまったという…。

  • 2018/02/22 第2064号 罰金判決、換刑処分を言わず誰も気づかず!

    どんな事件かだけちらっと確認しとこう、そう思って入った法廷で、大変なものを目撃してしまった。被告人の供述は、裁判的には実質無罪主張に相当する。しかしそんなの通りっこない。裁判官と弁護人とで自白に転じさせた。うむぅ。そしてそのことが裁判官のストレスになったか、違法な判決言渡しを! 単純ミスではあるが違法は違法、どうなるのか。

  • 2018/02/20 第2063号 大学内の不倫がらみの事件、もしや無罪か?

    某私立大学内の、女子学生と准教授の不倫がらみの事件。もう2年近く争っている。今日は最終意見。双方の言い分が真っ向違うのだった。元女子学生の供述は重要な部分でだいぶ変遷があるそうで、ジャングル頭髪の弁護人は高らかに無罪主張をした。ただ、これは裁判なのだ。無実が無罪になるとは限らない…。

  • 2018/02/19 第2062号 刑務所へ入れられた病者が中で思うことは

    前号からの続きだ。「徹底した矯正教育を施す強制施設」と検察官がいつも言う刑務所は、万引き病の女性にとってどんな場所か。立ち直ろうとする女性たちの足を検察官、裁判官はどう引っ張るか、はっきり鮮やかに見える裁判だった!

  • 2018/02/16 第2061号 結局は意思の問題、そのセリフが元凶とは!

    同種前科6犯、「常習累犯窃盗」の被告人は、せいぜい20代にしか見えない哀しげな女性だった。摂食障害で窃盗症の診断を受け、入院もしたが結局、そんな妙な病気があると思えず、自分はマトモ、強い心を持てば大丈夫と思い…。すごい裁判を傍聴してしまった!

  • 2018/02/15 第2060号 精液かけ、死んだような目に恐怖を感じて

    満員電車内で自慰行為をし女性の衣服に精液をかける常習犯。認知行動療法の集団ディスカッションに参加したが、集まった男たちの「死んだような目」に恐怖をおぼえ、治療から離脱してまた満員電車に…。

  • 2018/02/13 第2059号 交通トラブル、原判決破棄で罰金5万円!

    クラクションを鳴らされたことに腹を立て、タクシー運転手に対し「謝れ!」と…。ありがちな交通トラブル事件とされ一審は普通に有罪。ところが高裁でタクシーのドライブレコーダーを詳しく調べたところ、タクシーの側に「警音器吹鳴義務違反」があり、しかも…!

  • 2018/02/12 第2058号 鳩のエサやり事件がついに法廷へ出てきた!

    駅前での鳩のエサやり、注意した区職員を殴った事件(否認)。禁止と承知でなぜやるのか。被告人の供述中に「人間力」という語が。なるほど~。被告人のお言葉集に加えねば。

  • 2018/02/09 第2057号 駅のモンスター、無罪を主張、その心理は?

    「俺様は偉大である。偉大である俺様に触れることは許されない。愚かにも触れた者は当然に制裁を受ける。その制裁は俺様が執行する。正義の制裁執行はスカッとするぜ、ふふ」、それがモンスターの内心かと思わせる事件だった。

  • 2018/02/08 第2056号 着服5千万円、弁償1万円、人生を投げた男

    インバウンド客の旅行代理店へ、経理を通さずに請求書をFAX。宿泊代金を自分の口座へ振込入金させたホテル支配人。12社から158回、合計5238万1748円! 銀座、六本木のクラブ遊び等に費消し尽くし、被害弁償はたった1万円! 人生を投げたような半眼でぼーっと被告人席にいるのだった…。

  • 2018/02/06 第2055号 戸籍のないオジサン、その人生に感動した!

    被告人は61歳。小柄でお猿のようで、手ばかりが異様にがっしり大きい。中卒で家を出てから1日12時間、日雇いの仕事をやり続け、深夜喫茶やオールナイトの映画館で寝てきたのだという。今後を心配する検察官、裁判官に対し「まだ働けるなぁって」とニコニコ明るく、一片の屈託もなく答え…。

  • 2018/02/05 第2054号 前科13犯、出所後ホストクラブで無銭飲食

    札幌刑務所を出た51歳女性は、実家へ帰るはずが帰らず、所持金を居酒屋で使い果たし、札幌、函館のボーイズクラブなどで無銭飲食。その都度実家へ電話し、父親に肩代わりしてもらい、東京へ出て歌舞伎町の早朝ホストクラブで飲み放題コース。女性は父親から勘当を言い渡され、出所後6日目に逮捕…。

  • 2018/02/02 第2053号 万引き病は低級動物霊が取り憑いたから?

    万引きをくり返す主婦。同種前歴7件、同種前科4犯、服役は2回。またやればまた刑務所行きとよく分かっており、二度としないと固く誓っているのだが、しかしまたやってしまう。そんな女性が続々と法廷へ出てくる。昔の漫画、『うしろの百太郎』や『恐怖新聞』に出てくる低級動物例の憑依、そう見るのが最も現実に整合するのではないかと

  • 2018/02/01 第2052号 山口組系老舗組織に対し上納金返還請求!

    分裂前の山口組系の、由緒ある一家とその総長に対し、破門になった元組員が、過去に払った上納金の返還を求めた民事訴訟。その証人2人と原告(元組員)本人の尋問を傍聴した! 上納金をいついくら払ったという事実をどう立証するのだろう。警察はどう関与しているのだろう…。

今井亮一の裁判傍聴バカ一代
2018年01月
  • 2018/01/30 第2051号 変態性欲犯罪者としての烙印、20歳でもう

    「わいせつ誘拐未遂」の被告人は、少年っぽい感じの20歳男性だった。アダルト動画をきっかけに幼女に性的感心を持ち、車の免許を取得、練習がてら運転しながら、小学生女児に対し次々と「車に乗らない? 送ってあげるよ」などと声をかけたのだった。判決はどうせ執行猶予、被告人質問を弁護人はたった5分で終えたのに、検察官と裁判官が2人で22分間も!

  • 2018/01/29 第2050号 最悪ベビーシッター事件、未決算入ゼロって!

    「個人情報の漏洩で逮捕される。解決金が必要だ」との詐話で83歳と77歳の女性から合計1100万円を騙し取った詐欺の、受け子の事件。そして女子トイレ盗撮の否認事件。続けて表題の事件を傍聴した。マスコミは絶対に報じられないが、じつはこれ、一審判決より実質的に重くなっているのだ!

  • 2018/01/26 第2049号 覚せい剤を絶つ理由、分からんか、愛だ、愛

    職務質問を受け白バイに衝突して逃げた、と報道された夫婦の事件を傍聴してみた。互いに複数の同種前科あり。今回ばかりは絶対にヤメるという夫の、そのヤメる理由が感動的なのだった。しかし…。  編集後記は、もしかして裁判員制度の推進に利用されているらしい小学生の話。

  • 2018/01/25 第2048号 朝山裁判長、万引きにまた逆転執行猶予!

    万引き病の女性が続々と法廷へ出てくる。今回も、万引きで執行猶予中にまた万引きをやって実刑判決を受けた女性だった。なんと、さしたる理由もないように思えるのに、逆転執行猶予! この裁判長のチームは、本誌でレポートしてきたあの逆転執行猶予のチームでもあるのだった。

  • 2018/01/23 第2047号 一番嫌いなことは嘘と裏切りと言った男が!

    第2033号「家庭内絶対封建君主が娘にやったことは!」の続審。娘が幼稚園の頃から父親はおぞましい性的虐待を続けてきた、今日はその娘の兄の証人尋問。「一番嫌いなことは嘘と裏切りだ」と言って苛烈な暴力をふるってきた父親が、じつは妹に何をしてきたか兄は知り…!

  • 2018/01/22 第2046号 万引きの悪魔が甘言を弄して女性を誘い込み

    万引きを重ねに重ね、ついに刑務所の扉が開いて体が9割入り、しかしぎりぎり救われた女性。ところが約3カ月後、また万引きで捕まってしまうのである。これはもうクレプトマニアとか衝動制御障害とかではなく、悪魔が取り憑いているという見方が正しいのではないか。

  • 2018/01/19 第2045号 21歳女性受け子、80歳女性から150万円を

    東北生まれ、小学2年からあるスポーツを頑張り、高校を卒業してちゃんと就職した女性が、なぜ東京でオレオレ詐欺の受け子になったのか。被害老女はなぜ騙されたのか、どの段階でどう気づいたのか、リアルに分かる裁判をレポート。

  • 2018/01/18 第2044号 裁判員裁判の判決は些か酷であり首肯し難い

    「殺人未遂」の被告人は服装も容貌もばりばり就活女子。元暴力団員と称する男からさまざまな暴力や辱めを受け、脅され、ゆすられ、ついに…。しかし裁判員たちは実刑に処した。被害者とされた元暴力団員が丸儲けじゃん、と思える事件だった。

  • 2018/01/16 第2043号 広瀬すずさんの兄、ありふれた酒気帯び事故

    飲酒運転で罰金50万円→2年間の免許取消処分→その取消中に無免許&飲酒運転でタクシーに衝突。あり得ないバカ野郎と世間は言うかもしれないが、似たような事件をさんざん傍聴してきた私からすると…。広瀬すずさんの兄の事件も同様に…。  編集後記は、スマホ違反厳罰化の報道はウソっぽいという話。

  • 2018/01/15 第2042号 ゲホゴホと激しかった咳は執行猶予で止んだ

    「遺失物横領」の被告人は苦しそうに両松葉杖で入廷し、のべつ幕なし激しく咳き込み続けた。しかし刑務官はしらーと無視、マスクも付けさせない。検察官はムカついてしょうがない感じ。その理由がだんだんと分かってきた。傍聴席の妻は、マスクで顔を隠しているが目元が女優美人。夫の供述を聞いて何を思ったろう…。

  • 2018/01/12 第2041号 韓国からの逃亡犯罪人、日本で夢みた5年間

    珍しい「逃亡犯罪人引渡審査請求」の審問(逃亡犯罪人引渡法第9条)を傍聴。5年前に日本に入国した夫婦と子どもたちは、苦労に耐えて頑張り抜き、生活は安定。特に息子は日本での夢を間もなく叶えるはずだった。しかしパパは韓国へ引き渡されることになり…。

  • 2018/01/11 第2040号 上野のハプニングバー事件、司法の空虚さよ

    全裸男の顔に全裸女がまたがり、全裸男の陰茎を半裸男が手淫、そこを内偵捜査の警察官が現認し…。お客はだいたい「変態」なんだそうだ。会員制の閉ざされた空間なのに、犯罪として断罪する、検察官、裁判官のアホらしい正義気取りに、私は興奮しちゃったす。そんなところに興奮する私こそ変態か(笑)。

  • 2018/01/09 第2039号 常習スリの婆ちゃん、お金持ちになりたくて

    お婆ちゃんは前科9犯、うち6犯は本件と同種のスリ。お金持ちになって居酒屋をやりたかったと意外な動機を語るのに対し、若い検察官は…。  プラス太田プロのタレントと1文字違いの女性の、遠い他県での飲酒&無免許運転。いかにもリッチそうな弁護人が2人付き、心神喪失で無罪主張。なんでっ?

  • 2018/01/08 第2038号 被告人が大うそつきか検察の冤罪づくりか

    「傷害致死、大麻取締法違反」(裁判員裁判)の第1回公判。交際女性が後ろへ倒れて後頭部を強打、頭蓋内損傷で死亡。倒れた原因について検察官と弁護人と主張が真っ向違うのだった。被告人のウソに弁護人が軽々乗っかっているだけなのか、検察官がまた新たな冤罪をつくろうとしているのか。

  • 2018/01/05 第2037号 無職30代、ネット掲示板に惑溺、耽溺して

    禿げて太って背の丸い被告人は、ネットの根拠なしの噂を信じて自民党の国会議員を殺すと書き込むに当たり、自分をネットで誹謗中傷した相手の名をかたったのだという。その相手へ捜査が及んで仕返しになるからと。この種の事件は普通は執行猶予だが、じつは…。

  • 2018/01/04 第2036号 神社の賽銭箱にうんことおしっこを入れた件

    尿はペットボトルに、うんこはカップ焼きそばの空き容器に入れて保管し、夜ごと出かけては、神社の賽銭箱、鈴を鳴らす綱、民家の郵便受けに…。それらは「器物損壊」。郵便ポストに落とし込んだのは「郵便法違反」。圧巻は、ポストを掃除した担当課長の供述だった!

今井亮一の裁判傍聴バカ一代

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