マネジメントと規格 <ISO規格と関連の海外動向>

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ISOマネジメントシステム規格と品質、環境、マネジメントに関係する海外の動向をお伝えします。組織と自身の成功を期する経営者、中・上級管理者が必読のメルマガです。ISO9000/14000規格解釈の情報も含みます。

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メルマガ名
マネジメントと規格 <ISO規格と関連の海外動向>
発行周期
月刊
最終発行日
2018年07月19日
 
発行部数
308部
メルマガID
0000100333
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ビジネス・キャリア > 経営 > マネジメント

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● マネジメントと規格 <ISO規格と関連の海外動向>  ●
● 2018年(H30年)7月1日号 ●
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MS 実務の視点
   サニーヒルズ コンサルタント事務所
         http://www.ms-jitsumu.com
          ms05@ms-jitsumu.com
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ISOマネジメントシステム規格の実践に関係する、ISO等の国際機関の動向
及び 品質管理、環境管理、マネジメントに関連する海外の動向について
“実務の視点”から英文ウェブ情報を選び、お伝えします。
奇数月の隔月発行です。都合により3、5月号は休刊しました。

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■■■■■■■■■■■■ 目 次 ■■■■■■■■■■■■

■ 1.労働安全衛生マネジメントシステム規格(ISO45001:2018) 発行
■ 2.OHSAS18001からISO45001への移行の条件
■ 3.ISO45001の認証審査と登録証維持条件
■ 4.ISO45001の認証審査と登録証維持条件
■ 5. ILO(国際労働機関)、ISO45001規格に不満を表明

■ [連載] ISO規格関連 -ちょっとひとこと! 休載

 ■ [ウェブサイト “MS 実務の視点” 新着情報(1~6月)]

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1. 労働安全衛生マネジメントシステム規格(ISO45001:2018) 発行-ISO発表
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3/12付ISO中央事務局の表題「いよいよ発行された」と「これさえ分かってお
ればよい」のふたつの発表の要旨は次の通り。

■■ISO45001(労働安全衛生マネジメントシステム)の意義■■
◆ 世界で待ち望んだ労働安全衛生(OH&S)の国際規格が発行された。職場慣行が
世界的に変わることになる。
◆統計では2017年の業務上の死亡278万人、傷病3.74億人に上る。こんな事が単
に仕事をしていただけの結果で起きるというのが今日の職場の冷徹な事実であ
る。
◆ISO45001がこれを変えることが期待される。規格は、官公庁、産業界、影響を
受ける他の利害関係者に、労働者の安全を向上させるための効果的で使い勝手の
よい指針を示している。
■■既存のOHSAS18001との関係■■
◆ISO45001は既存の実質的世界標準のOHSAS18001を利用しているが、その改訂や
更新版ではなく、新規な別個の規格である。
◆従ってOHSAS18001認証組織が、ISO45001認証組織になるためには現在の考え方
や業務慣行を見直すことが必要。
■■ISO45001とOHSAS18001との違い■■
◆大きな違いは、OHSAS18001が職場の危険や組織の内部問題の管理に焦点を当て
、ISO45001は組織とその事業環境との間の相互作用に重点をおいていること。
◆これは労働安全衛生をそれ単独の問題として見ることから、健全で持続可能な
組織の経営の問題として見るという、労働安全衛生管理の考え方の大きな変化を
意味する。
◆これが現れたISO4500―OHSAS18001の具体的な違い
プロセスが基礎―手順が基礎
全規定が相互に繋がっている―そうではない
リスクと機会を考慮―リスクのみ
利害関係者の視点を含む―含まない

(ISO中央事務局: News, Ref.2271,2272, 12 March 2018)
<http://www.iso.org.news/ref227.html> </ref2272.html>


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2.OHSAS18001からISO45001への移行の条件-IAF基準文書
------------------------------------------------------------------------
 ISO45001発行に伴って、OHSASプロジェクトグループのOHSAS18001、BSのBS
OHSAS18001、ANSIのAIHA Z10、CSA Z1000など各国の労働安全衛生規格とIAF傘下
の認証機関が組織に与えていたそれら規格への認証(登録証)を、ISO45001の認
証(登録証)に切り換えることが必要となった。この適用規格と認証のISO45001
への移行に関して、IAFは基準文書である「OHSAS18001:2017からISO4500Iへの移
行に関する要件」(MD21)を発行した。内容の内の注目される点は次のとおり。
(この文書には「OHSAS18001という表現は、他の労働安全規格をも意味する」と
の注釈がある:筆者注釈)

◆OHSASプロジェクトグループはISO45001:2018を十分に検討して、これがOHSAS
18001:2007の代替となることを承認した。
◆OHSAS18001:2007は3年間の移行期間を経て、公式には「廃止」とみなされる。
◆現在のISO傘下認証機関が与えているOHSAS18001:2007の登録証は、移行期間の
後は無効となる。IAFはISO45001の認証しか取り扱わない。
◆しかし、現在OHSAS18001の登録証取得が法規制になっており、3年の間に法規
制がISO45001の登録証に改訂されない場合は、OHSAS18001の登録証の有効性が延
長されるかもしれない。
◆認証機関はOHSAS18001認証の定期、更新審査又は特別審査の間に移行審査を行
ってもよい。この場合、最低1日×人の審査工数の追加が必要。
◆ISO45001:2018への登録証発行の決定は、すべての重大不適合に対する組織の
措置を評価、受容、検証し、軽微な不適合の是正処置計画を評価、受容した後に
しか行ってはならない。

<IAF: Mandatory Document, IAF MD 21:2018, 18 January 2018>
<https://www.iaf.nu/upFiles/IAFMD21MigrationtoISO450012018Pub.pdf>


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3.ISO45001の認証審査と登録証維持条件-IAF基準文書
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 IAFは1/25、OHSAS18001だけでなく発行間近のISO45001を含む他の労働安全衛
生マネジメントシステム規格の認証にも適用しなければならないとして、「労働
安全衛生マネジメントシステム(OH&SMS)認証のためのISO/IEC 17021-1 の適用
」と題する基準文書(MD22)を発行した。ISO/IEC 17021-1は認証機関の在り方を
定めた規格であり、これまでOHSAS18001の認証機関はこれに基づいて、しかし
IAFの枠外でISO傘下の認定機関から認定を受けてきた。
この基準文書は、労働安全衛生マネジメントシステム規格の認証の場合の特別
な追加条件を定めたものである。これから推定されるISO45001の認証と審査のこ
れまでのISO/IEC 17021-1に基づくOHASAS18001の認証と審査、及び、ISO9001な
どの他のマネジメントシステム規格の認証と審査との目立った違いとして注目さ
れる点は次のとおり。

■■認証維持の条件■■
◆規制当局が関与する重大な事故や出来事の発生時には、組織は認証機関に報告
しなければならない。
◆重大事故、法違反に気付いた認証機関は、特別監査でマネジメントシステムが
機能しているかどうかを調査しなければならない。
◆重大事故、法違反の情報により認証一時停止、停止などの認証上の処置をとる
ことのあることを認証組織と契約で合意しておかなければならない。
■■認証審査の条件■■
◆審査員は、労働安全衛生に責任をもつ経営層、従業員の代表者、従業員の健康
監視に責任をもつ人(医師等)、管理者、正規及び非正規従業員と面談しなければ
ならない。
◆労働安全衛生に責任をもつ経営層、従業員の代表者、従業員の健康監視に責任
をもつ人(医師等)を最終会議に出席させなければならない。

(IAF: Mandatory Document, IAF MD 22:2018, 25 January 2018)
<http://www.iaf.nu>


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4.ISO45001の認証審査員の能力要件規格(ISO/IEC(TS)17021-10) 発行
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ISOが認証制度信頼性向上を睨んで2012年に策定を開始したマネジメントシステ
ム規格別の認証審査員に審査対象実務に関する「知識と専門性」を求める規格の
一環として、ISO45001の審査員用の技術仕様書を発行した。
規格(技術仕様書)は、ISO/IEC TS 17021-10 (適合性評価―マネジメントシステ
ムの監査及び認証を提供する機関の要件―第10部:労働安全衛生マネジメントシ
ステムの監査及び認証を行うための能力要件である。

(ISO: News, Ref.2283, 3 May 2018)
<http://www.iso.org/news/ref2283.html>


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5. ILO(国際労働機関)、ISO45001規格に不満を表明 ―2013年合意破棄を発表
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社会正義と人権および労働権の推進を謳う国連の専門機関であるILO(国際労働機
関)は、1/15声明を発表して、ILO関連領域のISO規格作成過程でのISOとの協調的
活動を定めたISOとの2013年合意を終結することを明らかにした。これはISO
45001規格の内容への強い不満の表明であるが、次のように強い口調でISOの規格
作成活動を非難している。声明には国際公務員の頑強な権限擁護意識が感じられ
るが、OHSAS18001のISO化ありきのISO45001作成作業のお気軽な実態を言い当て
たものとも思える。

◆合意はISOの規格作成活動が政府や条約の管轄領域の政策や規制に反しないこ
とを確実にするためであった。
◆ILOのISO45001の作成への取組みは、この合意の試験的実施であった。
◆しかし、この4年間の合意の実施は、ISO規格がILOの種々の国際労働基準(ILS)
との不一致を避け、また、ILO管轄領域の問題を含むISO規格原案について意味の
ある予告を受けるという合意の狙いを満たすものではなかった。
◆ILOとISOは、意見不一致の場合はISO規格はILOのILSに依拠すべきであること
について合意できなかった。
◆民間規格がILOの管轄領域の問題についてILSを基礎としないなら、その規格は
、政労使の関係三者の合意のもとで決められ何十年も有効に機能してきたILSの
形の保護施策を労働者が失う危険に晒されることになる。
◆ILSが尊重されることを確実にする適切な保障がない限り、ILOは今後ISOと新
たな協調関係を検討することはない。
◆ISOには個別の技術問題の専門家を招集する能力はあるが、様々な関係者の異
なる利害を調整することが必要な社会的問題を取り扱う権能、公的代理権、専門
性及び能力を持っていない。
◆ILOは積極的関与の必要はないという前提で、関連するISO規格の情報は今後も
受けとるだろう。

(ILO: Newsroom, Statement and speech, 15 January 2018)
<http://www.iaf.nu>
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記事は情報を編集者の視点で読み解いたものです。情報の詳細、発信者の意図
は原情報をお読み下さい。編集者は、読者の本記事の使用による如何なる結果
にも責任を負いません。 - *印の固有名詞は編集者の和訳 -
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■■■ [連載] ISO規格 -ちょっとひとこと!■■■
休載

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■■■■■ [ウェブサイト:MS 実務の視点]新着情報 (1~6月) ■■■■■
http://www.ms-jitsumu.com
★ 誤った解釈‐誤訳空論珍説
■1/13 ISO9001/14001の「利害関係者」に従業員は含まれるか?
★ 誤った認証制度運用
■5/15 審査料金値引き規制、審査料金の消費者負担という妄想
■6/7 品質不祥事発生に対するJABや 認証機関の責任意識
■6/20 品質データ改ざん不祥事は認証機関の不祥事
★ 規格の論理と用語
■6/6  コミュニケーション               
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