おもいっきり具体的!薬局の薬(OTC薬)の豆知識

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メルマガ名
おもいっきり具体的!薬局の薬(OTC薬)の豆知識
発行周期
週刊
最終発行日
2018年02月02日
 
発行部数
8,882部
メルマガID
0000141802
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
教育・研究 > 科学・研究 > 医療・バイオ

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 市販薬ライター薬剤師の新井 佑朋です。

 今日のテーマは「市販薬のPL」です。
 
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆
【おもいっきり具体的!OTC薬の豆知識 #222 】
  パイロンPL顆粒     2018/2/2
☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━☆

 みなさん、お久しぶりです。

 かなりお久しぶりですので
 リハビリのような気持ちで書かせていただきます。

 本メルマガは、市販薬についての豆知識を配信しています。
 サラッとした内容になっていますので、
 薬についての詳細は、添付文書等でご確認ください。

 では、本編にレッツゴー!!

 先日、先輩薬剤師から、「市販のPLってあるの?」
 と聞かれました。

 あっ、ありますよ。医療用のPLの8割ですが。
 と答えました。

 電車内広告とか、TVCMとか、
 興味がないと目につかないものですね。

 2017年8月21日、シオノギヘルスケア株式会社から
 新しいかぜ薬「パイロンPL顆粒」が新発売されました。

 そのニュースリリースを見た時に、
 私は、軽くショックを受けました。

 そう来たか!と思いました。

 PL(PL配合顆粒)は、白い粉のかぜ薬です。
 1962年から販売されている息の長~いお薬で、
 日本人なら誰もが知っているような定番薬です。

 子供のころは虚弱でかぜをひきやすかった私も、
 何度もお世話になりました。

 薬剤師になってから、PLの成分は4種類で、
 2つの解熱鎮痛成分(サリチルアミド、アセトアミノフェン)、
 抗ヒスタミン成分(プロメタジン)、カフェインであることを
 知りました。

 今のように、薬の本が数多く出版され、
 インターネットからいつでも薬の情報が手に入る前の時代、
 PLは、よく効く総合感冒薬と信じていました。

 昔って、今よりずっと、かぜ薬も栄養ドリンクも
 神秘的な効能があるように思っていませんでした?

 今、日本の薬を「神薬」と呼ぶインバウンドな方々は、
 その効能を強く信じているのではないでしょうか。

 1990年代当時、私は驚きました。

 『えっ?PLって、咳止め成分入ってないじゃん。
  去痰成分も入ってない。
  もっといろいろ入っていると思ってた…』

 2つの解熱鎮痛成分、鼻水・くしゃみの抗ヒスタミン成分、
 カフェインという比較的シンプルな構成だったことに、
 薬剤師になりたての私は、かなり驚いたのです。

 咳がさほどひどくない軽めのかぜの場合には、
 PLだけでも症状が緩和されるのですね。

 現在、医療用医薬品のPL配合顆粒は、単独ではなく、
 咳止めや去痰成分などとともに処方されることが多いです。

 さて、市販薬である「パイロンPL顆粒」の話に戻ります。

 パイロンは、塩野義製薬の市販のかぜ薬ブランド名で、
 そのブランド名を冠した製品が「パイロンPL顆粒」です。

 医療用医薬品のPL配合顆粒が1包あたり1gに対し、
 市販のパイロンPL顆粒は、成分は同じ、
 1包あたり0.8gですので、8割の成分量になります。

 一般的に、医師が処方する医療用医薬品は、
 成分が同じであっても用法用量、効能効果が異なりますので
 添付文書等でご確認ください。
 
 PLは、医療用の成分としては
 長年の使用実績があり、比較的安全性の高いかぜ薬ですが、
 副作用やのみ合わせには十分な注意が必要です。

 おもな注意点は、抗コリン作用をもつプロメタジンは、
 緑内障の方、前立腺肥大の方はのんではいけない、
 眠気や口の渇きなどが起こる可能性がある成分です。

 解熱鎮痛成分のアセトアミノフェンは、
 アルコールと併用すると肝障害が起きやすくなります。

 パイロンPL配合顆粒は、15歳以上を対象としていますが
 成分としては、
 15歳未満のインフルエンザ、水痘の患者には投与しないこと、
 2歳未満には投与しないことなどの注意事項があります。

 授乳中の方は、服用中は授乳を控えるようにしましょう。

 また、非常にまれで予測不能な副作用であるスティーブンス・
 ジョンソン症候群にも留意しましょう。

 もともとは比較的おだやかなかぜ薬ですが、
 持病やアレルギーをお持ちの方、
 消化性潰瘍、アスピリンぜんそくの方などは
 使用を控えるなどの注意が必要になる場合があります。

 また、眠くなることがあるので、クルマの運転は控えましょう。

 高血圧気味、高血糖気味の方は、服用いただけますが、
 受診されている方は医師または薬剤師にご相談ください。
 

 市販薬は、医師、薬剤師、登録販売者にご相談の上
 使用上の注意をよくお読みになり適正にご使用ください。
 
 ではまた次回をお楽しみに~(○´∀`○)ノ


■ 編集後記(パイロンPL顆粒の広告)

 「あっ!このかぜ薬」のキャッチコピーが
 本当にピッタリです。

 私も初めて広告を見たとき、
 あっ!あのPLが市販で出た!と思いましたから。

 電車の中でPLの広告を見て、写真を撮りました。

 以前、雑誌の記者さんに
 「車内広告、写真に撮りたいけど人目が気になって…」
 と話したところ

 「えっなんでですか?私は気にせず撮っちゃいますよ」
 と言われました。
 
 それから、撮りたい時は撮ってます。

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※OTC薬は、添付文書に従ってご使用ください。
比較的安全性の高いOTC薬も、人によっては重大な
副作用が起こることがあります。ご不明点は医師または
薬剤師、登録販売者、メーカー等へお問い合わせ下さい。
※本誌利用によって生じた結果に関しては、一切の責任
を負いかねます。
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■ 発行人:新井 佑朋(2004年10月~)
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■ 掲載実績:最新

● 登録販売者試験 2018年度版(準備中)

● 大正リポート(2018年1月)
 OTC医薬品ピックアップ術「花粉症」

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■ 今週の好き勝手バナ

 昨年末に、知人のお医者さんと、
 久々にお会いしました。

 日本橋のお蕎麦やさんで鴨すきを食べながら
 メルマガバナなどを語りあいました。

 私が2004年にメルマガを発行した頃に
 メルマガ発行者として知り合った内科の先生です。

 当時、メルマガを発行している方に何人か、
 お医者さんや弁護士さんとお会いしました。

 会う前は正直ネット上で知り合う方に実際に会うのは
 どうなんだろうと不安でしたが

 皆さん本業に真摯に取り組んでおられる方ばかりで
 安心したことを思い出しました。
 
 私も今年はがんばります!
 読者の皆さま、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 (*´▽`*)

 新井 佑朋
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