わたらせからの風

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渡良瀬川流域の山々と地域の情報を発信。源流の足尾から、森高千里の歌「渡良瀬橋」のある足利、そして渡良瀬川遊水池まで。足利に住む筆者が歩く山々、近隣のイベント情報満載!

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メルマガ名
わたらせからの風
発行周期
不定期
最終発行日
2019年02月02日
 
発行部数
63部
メルマガID
0000242523
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
行政・政治・地域情報 > 地域の情報 > 関東

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メルマガ わたらせからの風

       発行者: ”わたらせからの風”管理人
       URL: http://plando-assist.com/wind/
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           vol.252 2019.2/1

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新しい山行もなく、本メルマガの発行も滞っていますが、今回は、メディア紀行の特別版です。


┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ わたらせメディア紀行(足利) 私本太平記
┃□こちらからどうぞ
┃┗━ http://plando-assist.com/wind/
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

昨年、足利市民活動センター「読書サロン」で梅原猛の「地獄の思想」の話を
しました。その折、同著以外に親鸞関連の3冊も読み返してみました。
しかし、親鸞は、よくわからない。ということで、親鸞を主人公にした小説も
読んでみようと、選んだのが、吉川英治の「親鸞」。
あまり、内容もなく、面白くもなかった。しかし、ひさしぶりの吉川英治。
やはり文章が美しいということで、全16冊の「新平家物語」、
全8冊の「私本太平記」と読むことにしました。

各々の作品の「随筆xx」という作品もあり、「随筆私本太平記」を読むと、
吉川英治がを足利を訪れていることがわかりました。
なるほど、足利学校に吉川英治の書があったように記憶します。
以下、同著からの抜粋。


過日の早春日和に、杉本画伯を誘って、栃木県足利地方の史蹟歩きを
こころみた。まっ平らな両毛平野も、この辺まで来ると、渡良瀬川をさかいに、
平ノ将門以来の坂東の人煙が日光山脈に拠って散在し、
赤松の小丘陵の多い起伏の変化もおもしろい。
が、南北朝時代の、ここと鎌倉、ここと京都、九州。
その遥けさを考えると、でも、千里の感がしのばれる。

まず鑁阿寺を訪ねた。足利市の街中である。濠は旧態をのこしているが、
古図に見える林泉や大杉は面影もない。多宝塔そのほかの諸堂も荒れている。
住職山越氏の住む階上に、国宝の宋窯花瓶やら尊氏自筆の古文書などが、
からくも無事をえている有様だった。

「なにしろ、長い月日、陽の目も見ない寺でしたから・・・」 と、
山越住職はかこって、「今はまあ。そんなでもありませんが、
以前は、足利出身の子が東京へ徒弟にでも出ると、逆賊の土地ッ子かなんて、
よくいじめられたもんですし、足利織物のレッテルでさえ、
逆賊織かと嫌われたという程でしたからね、
文部省でも、ここの修理なんてことは、うっかり持ち出せなかったもんでしょうなあ」
と、いかにも長い世代の白眼に耐えて来たようなまろい背を、今もかがめたままでいる。

若い高氏のいた頃の居館は、この鑁阿寺ともいわれるが、
四囲の地形から市の背後の本城山(今、両崖山)かと考えられる。
本城つまり本庄、足利政所の転訛ではなかろうか。

前回まで書いた又太郎高氏の忍び遍歴は、もとより私の創作である。
が、時代の風潮、点景人物、後醍醐帝の朝きんの儀など、
おもなることは,「増鏡」やその他の史実に拠った。
-その日、私たちのために案内の労をとってくれた足利史談会の須永弘氏は、
高氏の京都出生説をのべていたが、それとて確証はないのである。
が、郷土史家の一史眼ではあると思った。

兼好法師の「徒然草」には、謡曲鉢ノ木の最明寺時頼が、
旅すがら、足利家にも立ち寄っていたことが見える。
夜物語りの酒のあとで、時頼が土地の織物について訊ねたりしている。
ここの機業史はそれほど古い。
が今は、繊維工場の煙とつが、渡良瀬川をけむらせていた。

足利学校の訪う人もない庭梅と、宋版の国宝古書籍の真新しさなどは忘れがたい。
昔、文盲の領民が、なにか読めない文字があると、
紙キレに書いて、門前の小松に結いつけておき、
翌朝を待つと、それにフリ仮名と解釈が付いていたという言い伝えのある,
「字降松」はホホ笑ましい。以て当時の学校なるものの在り方も、よく読める。

この学校は約千百年前の小野篁の創始だとか。ならば、日本最古の学校といってよかろう。
これが明治七年には、現在国宝の蔵書ぐるみ二束三文で売りに出されたこともある。
それを時の鍋島県令にせまって中止させたのは画家田崎草雲だったという。
その草雲の旧居白石山房では木村市長などから興味ある話もきいたが
ただメモとして先を急ぐ。
帰路を新田義貞の旧山河に向け、桐生、太田などを一巡して、夜おそく東京着。
カゼ気味の杉本健吉氏には、ひどい目にあわせた日帰りの旅だった。
(三三・三・三)


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◆編集後記
本年最初の発行は、わたらせメディア紀行です。
サイトには、吉川英治が来足した際の写真も掲載していますので、
ぜひ、訪問してみてください。

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