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新聞販売経営者の営業視点!
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━(第15号)
☆★☆ 販売店の引継ぎ ☆★☆
こんにちは。新聞っ子です。
チョー、お久し振りです。
あっという今年も中盤を過ぎ、折り返しになってしまいました。
この前半は、隣接店の廃業に伴う引継ぎに追われていました。
親子3代で新聞販売店の経営をされていたお店でしたので、
馴染みのお客様が多くて、引き継いでからの「止め」の申し出が多くて大変です。(^^;
以前から書いていますが、
折込み広告の売り上げの落ち込み・・・相変わらず続いていまして、
どこの系統の販売店も経営的に大変な状況は変わりません。
そんな経営状況ですから、手を上げざる得ない販売店もでてきます。
当然、そんな状況なので、新しく引き継ぐために新人の経営者を充てても、
すんなり経営が順調にいくとも限らない。
例えば、10年前ならこのエリアで、この部数で十分な経営ができていて、
経営者の実入りも多かった・・・
という場合でも、
今の経営の現状では、生活するのに精一杯・・・
そう、世帯の減少していくエリアでは、ビジネスとしての魅力に乏しいわけ。
だから、発行本社にしても「新聞の販売網の維持は生命線」ですから、
販売店が経営体として運営できる状況を維持していかないといけない。
だとしたら、弱体化した販売店を経営力のある販売店に委託していくのは
当然の成り行きなのかもしれません。
販売網を維持していくために、販売店の数が統合によって減ってくる・・・
のは自然な流れなのだと思います。
「以前は、お店も25店もあったのに、今じゃ10店になっちゃった。」
なんて回顧するような時代がすぐそこに来ています。
一経営者として考えれば、
この先10年、20年、新聞販売店として生活していくためには、
どういう経営戦略とらないといけないのか・・・と考えます。
われわれのお客さんは、エリア内の購読していただいているお客様。
それに、取引していただいてる発行本社、関連会社の方々・・・。
単純に、この方たちから支持される販売店でないといけないのは当たり前。
仕事に熱意と自信をもって取り組むのも当たり前。
しかし、地方都市などで、人口の減少が確実な状況では、
エリア内のお客様を増加させるためには、今以上のライバル紙との潰し合いに
なってしまいます。
新聞自体の世帯普及率は下がる一方なので、どうしても
パイの奪い合いになってしまいます。
しかし、その競争にどれだけの投資価値があるのか・・・
は、疑問に感じてしまいます。
客観的に冷静に考えると、
部数が減っていっても確実に経営体として健全経営できる状態にしておくこと。
これが、目指すべき着地点です。
そのために、隣接店との統合というのは、とるべき戦略の大きな目玉です。
自店の販売エリアを拡大させながら、部数維持と売上げ維持。
当然、収益も拡大させていく・・・のが一つの手段と言えます。
部数が増えて、販売店を分割していった成長期のモデル、
その逆の現象が自分たちの生き残る経営戦略になります。
だから、同じ系統(●●新聞販売店)ごとでも、競争が激しくなってきます。
発行本社から支持される販売店でないと生き残りは難しい。
そのためには、販売エリアでの売上げ増の実績や読者管理の実績が隣接店よりも
評価が高くないといけないわけです。
突き詰めると、ちゃんと周りの店よりも仕事に励み、実績を積み上げておくこと。
そして、発行本社に数値データを持って、きちんと説明、説得することができる、
その自信をしっかり創っておくこと・・・だと思います。
結局、周りから支持される店が残ってくるんだと思います。
今回は、久し振りのメルマガで、近況と今の想い・・・書いてみました。
まあ、現場の詳細は次回から書きたいと思います。
次回はいつ?(笑)
にならないよう、書いていきます。
それでは、また。
★☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━編集後記
今年から、中二の息子が新聞配達を始めました。
2月からだから、半年目。
「大丈夫かな?」
なんて心配してましたが、ゲーム代欲しさに頑張っています。
自転車で早朝配達する姿を見かけると・・・
「息子よ、頑張れ!」と心の中で声掛けます。
親は、いつまでも心配するんですよね。
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