人事労務管理の押さえどころ

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企業の人事・労務・総務担当者の方に対して、法改正情報や人事施策、さらに困った時の対処ポイント等を順次配信します。社会保険労務士法人岡西労務管理センターおよび経営・労務・人材育成コンサルティングの株式会社ジェイオーマネジメントとの共同配信です。

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メルマガ名
人事労務管理の押さえどころ
発行周期
ほぼ 月刊
最終発行日
2018年07月31日
 
発行部数
159部
メルマガID
0000280437
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ビジネス・キャリア > 経営 > 人事

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 このメールマガジンは、最近の労務・労働問題に焦点を当て、
その対応・予防を中心にお伝えしていきます。
 ただ、同種の問題であっても、その背景や経緯等で対処は千差万別なため、
あくまで一例/参考としてご覧頂ければ幸いです。
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第165号 「今年の注目する助成金制度について」

 うだるような暑さを越えて、意識が飛びそうなほどに暑い日々が続いておりますね。
少し外出するだけで、水浴びしたかのように汗が噴き出し、「汗が目に入って痛い」な
んて学生の頃の部活動以来です。皆様もあまり無理なさらず、元気に夏休みをお過ごし
ください。
 今回は久しぶりに助成金についてのお話をさせていただきます。助成金といえばここ
数年はキャリアアップ助成金の「正社員化コース」の名前がよくあがっております。有
期雇用や無期雇用労働者を正社員に登用する規定を作り、規定通りに正社員化を実行す
るともらえるものですが、最近は要件が少しずつ厳しくなり、要件をクリアするのに苦
労するケースも増えてまいりました。そこで別の助成金にも目を向けてみる事に致しま
した。平成28年に社会保険適用拡大が行われた際に、新たに拡充されたキャリアアッ
プ助成金「処遇改善コース」のコース名が変更された「短時間労働者労働時間延長コー
ス」をご紹介したいと思います。

<コース説明>
 有期雇用および無期雇用労働者で、過去6ヶ月間、社会保険の適応要件を満たしてい
なかった者の、週所定労働時間を5時間以上延長または、労働者の手取り収入が減少し
ないように週所定労働時間を1時間以上5時間未満延長し、新たに社会保険に適用させ
ることに加えて「賃金規定改定コース」または「選択的適用拡大導入時処遇改善コース」
を実施した場合に助成。(事前にキャリアアップ計画書の提出は必要です。)

◆1時間以上5時間未満延長の場合

1.「賃金規定改定コース」では全てまたは一部の有期及び無期雇用労働者の賃金規定
を2%以上増改定する必要があります。このコースだけなら2%以上の増改定で対象労
働者の数に応じた助成額の受給ができます。
(例)全ての有期無期雇用労働者であれば1~3人対象で1事業所当たり95,000円
一部の有期無期雇用労働者であれば1~3人対象で1事業所当たり47,500円

2.「選択的適用拡大導入時処遇改善コース」では特定適用事業所でない事業所は、労
使合意に基づき任意特定適用事業所の届を出す必要があります。特定適用事業所として
新たに社会保険被保険者となった有期および無期雇用労働者の基本給を3%以上増額し
なければなりません。このコースも3%以上の増額で対象労働者数に応じた助成額を受
給できます。
 (例)増額3~5%未満であれば1人当たり19,000円
    増額5~7%未満であれば1人当たり38,000円
この2コースを「短時間労働者労働時間延長コース」にプラスさせることになりますの
で、要件と受給額は
・1時間以上2時間未満で13%以上増額(一人当たり38,000円)
・2時間以上3時間未満で8%以上増額(一人当たり76,000円)
・3時間以上4時間未満で3%以上増額(一人当たり114,000円)
・4時間以上5時間未満2%以上増額(一人当たり152,000円)
となり、少し受給できる額が上がります。ただ、どちらも対象者は全てまたは一部の有
期および無期雇用労働者であり、一時的なものではなく今後ずっと賃金や保険料の増額
は続きますので、かなり重たい内容になりますね。ですので、賃金規定を変更する予定
のある事業所様や、元々有期雇用労働者が少ない事業所様であれば、考えてみられるの
もいいかと思います。

◆5時間以上延長の場合

 具体的には週所定労働時間が25時間から30時間に変更の場合などです。こちらは
規定の改定は必要ありませんし、基本給の増額は必要ありません。という事は、個人毎
に対象者を決める事が出来て、基本給がそのままであっても対象となり得るという事で
す。
 ですのであらかじめ、計画書を提出しておけばいつでも対応可能となりますので提出
しておかれることをお勧めいたします。実際の所、有期雇用を選んで働いていらっしゃ
る方には、社会保険に加入したくない方も多いかと思いますので、契約変更時に、希望
者がいた場合はお考えいただいてはいかがでしょうか。
受給額は一人当たり190,000円(1年度1事業所当たり上限人数は15人)
また計画書ですが、既に別のキャリアアップ計画書(正社員化コースなど)を提出して
いる場合は、計画変更届の提出となります。

 こちらのコースの延長判断基準として、延長前の6ヶ月間は週所定労働時間を実働平
均で計算し、延長後の労働時間は契約書で判断されますので、延長前の契約書は週25
時間ですが実働平均は週26時間だった場合は、5時間以上延長とするためには延長後
は週31時間以上の契約を結んでいる必要がありますのでご注意ください。ただし、延
長後の契約書の週所定労働時間と実働時間に差がありすぎる場合は、審査が通らない可
能性がございます。傷病等であれば、傷病手当申請の写しが証明となりますが、証明が
ない場合は、欠勤遅刻早退などの勤怠(あくまでも本人都合による突発的な休み等であ
る証明)をしっかりつけておく必要がございますので、こちらもご注意を。

 本来であれば、非正規雇用をできるだけ正規雇用に近い労働条件にしやすくするため
の助成金ですが、最近は正社員化するだけでなく基本給5%アップすることが要件に加
わったり、1人につき1度だけもらえる助成金のためには少々要件が重いと感じます。
一時的な助成金のために無理をする必要はないかと思いますが、もし希望に沿った条件
で、少しの規定や契約書の整備や見直しでもらえるのであれば、もらっていただければ
嬉しいですし、出来る限りのお手伝いをと考えております。何かございましたら遠慮な
くご相談ください。

              このテーマ、了 (文責 K・H)

 なお、本メールマガジンは165回を迎え、テーマ・ネタ切れの感があるため、次号
よりしばらくお休みします。
 顧問先様には会報にて情報提供をさせて頂いておりますので、そちらをご覧下さい。
 これまでありがとうございました。

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 配信責任元:
  社会保険労務士法人岡西労務管理センター(大阪事務所・東京事務所)
  株式会社ジェイオーマネジメント(経営・労務・人材育成コンサルティング)
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