藤沢佑吉の経済/時事トピック診断

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メルマガ名
藤沢佑吉の経済/時事トピック診断
発行周期
ほぼ 週刊
最終発行日
2019年03月20日
 
発行部数
5部
メルマガID
0001686026
形式
PC・携帯向け/テキスト形式
カテゴリ
ニュース・情報源 > 一般ニュース > 経済

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    まねーぶメルマガ【藤沢佑吉の経済/時事トピック診断】
            vol.05 2019年3月20日配信
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┏─────目次──────────────────────┓
 ・今期業績の「下方修正」が相次ぐ日本企業“低迷”の真因  
 ・企業減速に対する私(藤沢佑吉)の見解          
 ・編集後記                        
┗─────────────────────────────┛



───本日の注目トピック───────────────────────
◆今期業績の「下方修正」が相次ぐ日本企業“低迷”の真因
  ──TDK、シャープ、日本電産など軒並みの収益落ち込みへ

東証1部上場の第3四半期(10~12月期)の決算で明らかになったのは、発表した企業の14%に当たる110社が、
通期(2019年3月期)の純利益予想を下方修正した点だ。そして判で押したように、ほとんどの企業が“米中貿易摩擦”
の影響を理由としている。とくにその傾向を顕著に示したのは電機・電子部品、自動車関連メーカーであった。

前期(18年3月期)業績での純利益が対前年比32.9%増(金融を除く全産業平均、東洋経済四季報)と順調だっただけに、
落差が気になる。とりわけ絶好調だった電子部品メーカーの軒並みの下方修正が目立った。いずれも中国市場の自動車、
産業機器などの落ち込みが主因という。

加えてスマホ需要の凋落、とくにアップルの突然の停滞ぶりに触れていた。
ちなみに、米アップル社の第1四半期(10~12月期)は、業績の主力である“iPhone”が前年同期比15%減となったのが
影響して、売上げは843億ドル(約9.4兆円)と前年同期比マイナス5%、実に9四半期ぶりの減収となった。
「大中華圏(中国はじめ台湾、香港など)需要が27%も減少したのが響いた」とT・クッキーCEOは釈明している。


───私の視点─────────────────────────────
(1) 好調な前期(18年3月期)の反動
前期は、雇用環境も44年ぶりの高水準、株価の27年ぶりの上昇、過去最高の内部留保(450兆円)という背景もあって、
上場企業3118社(金融除く)の業績は売上げが7.0%増、経常利益13.0%増、純利益32.9%増とまさに歴史的な好調ぶりを示していた。
今期は当然、その反動が十分、予測できた。

(2) 米中貿易摩擦の激化による影響
米中貿易をめぐる摩擦は昨年4月、トランプ政権が中国の知的財産権侵害に対する制裁も込めて総額500億ドルに相当する1300品目に
25%の関税を課する原案を発表したことから、実質上の端を発した。
中国も直ちに輸入食品・農産物の128品目、1299億ドルの上る報復関税を実施、それ以来、丁々発止の駆け引きが米中間で展開されて
いるのが実態だ。中国経済はそれでなくとも縮小期に入っており、中国の擁する巨大市場の低迷が日本企業だけでなく、世界的な
経済の凋落に影響を与えている。

(3) 日本企業の大量の部品供給減による影響
たしかに中国向け輸出の激減が日本企業の今期業績の足を引っ張っている。とくにアップル社のiPhone需要の凋落だ。
JEITA(電子情報技術産業協会)の市場調査によると、スマホに搭載する約1300個の部品のうち、6割に近い800個を
日本メーカーが供給している。それだけに、iPhoneの収益不振は関連する日系企業にモロの影響を与える結果になった。


<まとめ>
もともとわが国の18年度業績(全産業)は中国経済の低迷、米中対決の激化などから、絶好調だった前年度の実績の伸び幅までには
到底至らず、今期当初からかなりの後退が予測されていたものだ。
加えて、米中貿易摩擦が双方、実体の“数字”を示しての応酬バトルで本格化した。まだ先行きは不透明だが、トランプ大統領は
ツイッターで通商協議に進展がみられたと好感のメッセージを出していることからも、私は今月末、あるいは4月半ば頃までの
習主席との首脳会談には、一定の何らかの合意に達するものと予測しあまり悲観視していない。

なお、米中首脳会談の成り行きにかかわらず、中国経済自体のシュリンク(縮小)の流れは止められないと見る。
アップルのiPhone需要の回復も実質的には期待薄、とみたい。



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───編集後記────────────────────────────
商社に勤めている後輩が訪ねてきた。アルコールが入り、久し振りの四方山話に花が咲く頃になって「最近の小説、どう思います」
と訊いてきた。
「というのは、もう小説は終わったのではないかと思うのですよ」
彼の持論は、少なくとも18~19世紀にヨーロッパの近代主義とともに発展してきた小説という散文精神も、20世紀末にはすでにその
役割を終えてしまい、急速に小説を生産する歴史的な基盤を失ったというのだ。

「書店に行っても文芸雑誌を開いて立ち見しようという気持ちが喪失しています。僕の気持ちに余裕がなくなったというより、
小説に情熱が感じられないのです。僕の年代の者に聞いても皆そういう答えが返ってくるのですよ。どんどん廃刊していくのも
時代の流れではないでしょうか」
彼の友人の中でも、たとえばノーベル賞作家・大江健三郎の名前は知っていても、晦渋で持って回った表現に辟易し初めの段階で
投げ出すケースが大半で、その著書を1冊でも読破した人に出会ったことがないという。また、最新の芥川賞作品が話題として登場
することも全くないとも語っていた。

後輩が帰った後、そういえば私自身の最近の日記帳からも、ひと頃に比べいつのまにか「小説」の読後感が極度に減っていることに
気が付いた。


今回も最後まで読んでいただいてありがとうございました。
次回の「藤沢佑吉の経済/時事トピック診断」も宜しくお願いします。

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