〇の視点から希望を語る　～希望以外も語ります～

『温暖化の都市水没問題、世界人口を逆手に取る』




地球温暖化では気温上昇や山火事の頻発などがメディアで良く報道されます。
しかし一番の問題は『都市水没』。

海洋の総水量には北極の氷も含まれていますので、
北極の氷が全て融けても都市は水没しません。
しかし南極は違います。
南極は「大陸の上に」氷が張っておりますので、
それが気温上昇により氷塊が海に落ちると海面が上昇します。

おまけにこの氷塊落下が鉛直循環の機能を低下させている、という研究結果もある模様。
鉛直循環とは海面から深層へ、深層から海面へと海流が上下に回転する現象。
様々な要因があるものの、
高緯度で海水の塩分濃度が濃くなるとその重みで海水が深層に沈み、その分深層水が海面に押し上げられるという海流循環のようです。
それが南極の氷塊落下で海水の塩分濃度が薄くなっているため鉛直循環の力も弱まっていると。



でも大丈夫！
海水淡水化システムを有効活用すればこの問題は解決します。
この機械は海水の余計な塩分を除去して真水を供給する設備。
80億もの人間がこの塩分を除去した海水を大量消費するなら、都市水没は何とか回避できると思います。

問題は除去した高濃度塩水をどうやって処分するかですが…。
まずは製塩業者に無料提供。
残りは鉛直循環を回復させるために高緯度の海に捨てるのです。
コストは高くつきますが、やる価値は十分あります。