倉山満さん まぐスぺインタビュー

倉山満の「気まぐれ☆将棋マガジン」混沌とした世を賢く生き抜く独断時事コラムとQ&A

  • 実生活でも役に立つ「理系脳」を鍛えられる!
  • 「人生にとって大事なこと」を見つける機会に!
  • 戦略の元となる根本的な考え方「大局観」を学べる!
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ーーまず、倉山さんがどのような方なのか、初めての読者さんにも知っていただきましょう。メインのご活動やご自身について教えていただけますか。

憲政史家を名乗っています。憲法と政治と歴史の専門家です。簡単に言うと、憲法というルールに基づいて行われる政治というゲームの歴史を研究しています。いわゆる学者です。昔は大学でも教えていました。

 

ーーなぜお辞めに?

疲れましたので。スクールバスで片道20分は疲れます(笑)。しかも坂道で、何回もカーブするんで、車酔いになりそうで(苦笑)。三半規管を鍛えて職にしがみつこうかとも考えたんですが、鍛え方もわからないし…。それよりはその職にふさわしい人に譲った方が良いと思い。私も喰えない時代は非常勤講師の職は、有難かったですから。

   

ーーそんな倉山さんが有料メルマガを創刊されるに至った経緯を教えてください。

まぐまぐさんからメルマガ出さない?という話があり、憲法と政治と歴史以外なら、という条件で。(笑)

 

ーーそれまた、なぜ?

たまには毛色が違ったことを。最近の依頼、「中国の悪口を言ってください」とかそんなのばっかりですから。はっきり言うと、二流の依頼者って、過去の本に書いたものの枠から依頼してくるんです。中国の本を書いたら次も中国、韓国だと次も韓国。一流の人は、「次は別の切り口で」と言ってくるんですが、さすがに突飛なことは言えない。たとえば、私に「ウルトラマンと大東亜聖戦」とか「言論界とアントニオ猪木」みたいな企画を持ってくる人はいません(笑)。それで、今までやってこなかったことをやってみようということで、将棋の話にしました。

   

ーー説明文に「もしかしたら現世利益」とありますが、このメルマガを読むことで読者さんが得られるものはどんなものでしょうか? また、読者さんにとってどんな効果があるのでしょうか?

「理系脳」が身につくと思います。私、かなりの文系人間ですが、将棋をやっていたおかげで、数学的思考と言うか、いわゆる「理系脳」が鍛えられました。将棋は必ず勝ちか負けかの結論が出ます。何が正しくて何が間違っていたかが、法則に従って出ます。この場合の法則とは、将棋の駒の動きくらいに考えていただいてよろしいですが。与えられた条件での論理的思考、これは身につくでしょう。

   

ーーこのメルマガをどういう方に読んでほしいと思われていますか?

将棋のルールを知らないけど、将棋に興味があるという人でしょうか。そういう人に将棋の魅力を伝えていければと。将棋って、ルールを知っているかどうかという壁があります。どうしてもルールを知らないととっつきにくい。サッカーやボクシングはルールを知らなくても、何となく動きでわかる。でも将棋はルールを知らないと、何がどう動いているのかわからない。それに、ルールを知っても、本当の意味が分かる人って何人いるんだろう。羽生善治さんと藤井聡太さんの戦いなんて、意味が分かる人、十人もいないんじゃないでしょうか。だから及び腰になる。でも、それを知ろうとすることで、見えないものが見えてくる。知る喜びが得られます。このメルマガは、人生にとって大事なことは何か、を探している人にこそ読んでいただきたいですね。

ーーこのメルマガを通じて今後、どんなことを発信していきたいですか?

いろんな将棋の魅力ですね。たとえば、棋士はリアクションが面白い。ルールを知らない人が見たらどっちが勝ったか負けたかわからないでしょう。NHKの将棋トーナメントでも感想戦をやっていますが、勝った方が全財産を失ったようなリアクションで、負けた方が涼しい顔をしている。笑 そういうのを見ているだけでも面白いのではないでしょうか。

 

ーーすでにメルマガを発行中でいらっしゃいますが、今後どんなメルマガにしていきたい、という展望をお聞かせください。

あんまりマニアックにしないように。そして現世利益がありますように。そのうち、やろうと思っているのが「大局観」の話です。よく「戦略的にモノを考えろ」とか「日本人は戦術が得意だが戦略は苦手だ」というようなことを言われますし、本にも書いています。でも本当でしょうか。戦略の元となる根本的な考え方が、大局観です。将棋は大局観の勝負です。将棋を生み出した日本人が戦略が苦手なはずがない。ということを考えていると、仕事に役に立つかも。(微笑)

 

ーー憲法、政治、歴史のメルマガかと思いきや、まさかの将棋メルマガ。普段お仕事で発信されている分野と、将棋には何かつながりがあるのでしょうか。

考え方の基礎ですね。よく将棋にたとえます。たとえば、「安倍内閣は一強か」という質問を受けます。将棋の段位にたとえると、アマ初段くらいでしょうね。ヘボ将棋とまではいかないけど、とてもプロには歯が立たない。ところが野党は将棋のルールも知らないレベル。相手に向かって駒を投げつけたりしている(苦笑)。要するに、相手が弱すぎるから「一強」になっているだけで。という感じです。

  

ーー倉山さんの書かれることには興味があるが将棋は全くわからない、という方もいらっしゃると思います。そういった方にこそ、特に読んでもらいたいという内容はありますか。

将棋以外のネタをちりばめてもいますので、どこかに興味があれば感想を戴ければ取り上げます。こんな話を書いてほしい、あの対局を見てどんなドラマが見えたか、などのリクエストもいただければ。将棋談義もしてみたいですね

ーー最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします。

気まぐれに発行しますので、楽しく読んでください。最近は週1くらいで出してます。

ーー質問は以上です!ありがとうございました!

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倉山満さんプロフィール

昭和48(1973)年香川県生まれ。中央大学大学院で日本史を学び、在学中から国士舘大学で日本国憲法を教える。シンクタンク所長などを経て、現在、ネットで帝国憲法を学ぶ『倉山塾』塾長の他、毎日YouTubeで時事教養番組を配信している『チャンネルくらら』を主宰。
普段は憲政史家として、憲法と政治と歴史に関して執筆中。

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