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後場の日経平均は131円安でスタート、ソフトバンクGや任天堂が安い

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28502.16;-131.30
TOPIX;1846.31;-9.53

[後場寄り付き概況]

 後場の日経平均は前日比131.30円安の28502.16円と前場終値から下げ幅を若干拡大して取引を開始した。ランチタイム中の225先物は横這いで推移。アジア市場は高安まちまち。為替は1ドル=103円70銭台と朝方から若干円高で推移。午前の日経平均は、新政権での米景気刺激策への期待感から続伸してスタートしたが、昨日に大幅上昇した反動への利食い売りに押され、反落で午前の取引を終了した。

 後場の日経平均は午前の終値より若干下げ幅を拡大してスタート後、更に下げ幅を拡大して本日の安値圏での推移となっている。午前に引き続き、指数に寄与度の高いファーストリテイリング<9983>が2000円近い下落幅となっていることが相場の重しとなっているようだ。また、バイデン次期政権で国務長官候補のブリンケン氏は、北朝鮮へのアプローチと政策は全面的に見直す必要があると述べたことで、地政学リスク上昇の懸念が強まり、為替が若干円高方向に推移したことで、輸出関連株も軟調な値動きとなり、相場の上値を重くしているようだ。

 セクター別では、海運業、空運業、陸運業、銀行業などが下落率上位となっており、一方、繊維製品、鉱業、石油・石炭製品、ガラス・土石製品が上昇率上位となっている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテイリング、任天堂<7974>、キーエンス<6861>が安く、そのほか、東京エレクトロン<8035>、東京電力HD<9501>、ルネサスエレクトロニクス<6723>が高い。
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