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日経平均は187円高でスタート、ソフトバンクGやファーストリテなどが上昇

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28710.41;+187.15
TOPIX;1858.10;+8.52

[寄り付き概況]

 21日の日経平均は187.15円高の28710.41円と反発して取引を開始した。前日20日の米国株式相場は続伸。ダウ平均は257.86ドル高の31188.38ドル、ナスダックは260.07ポイント高の13457.25ポイントで取引を終了した。第46代大統領にバイデン氏が宣誓就任し、新政権への期待に寄り付きから上昇。大規模財政策が景気回復や企業の業績拡大を支援するとの期待も強まり引けにかけては上げ幅を拡大し、株式総合指数は史上最高値を更新して終了した。

 米国株高を受けた今日の東京株式市場は買いが先行した。バイデン大統領の政策期待に加え、米ネットフリックスの好決算もあり米国市場で好業績期待のハイテク株が上昇したことも東京市場の株価支援要因となった。一方、今日は日銀金融政策決定会合の結果発表と黒田日銀総裁の記者会見、日本時間今晩に欧州中央銀行(ECB)理事会の結果発表とラガルドECB総裁の記者会見など重要イベントが控えていることに加え、引き続き株価の高値警戒感が意識され利益確定売りが出やすかったが、寄り付き段階では買いが優勢だった。なお、取引開始前に発表された20年12月の貿易収支は7510億円の黒字だった。QUICKがまとめた民間予測の中央値は9427億円の黒字だった。また、同じく取引開始前に発表された対外及び対内証券売買契約などの状況(週間)によると、海外投資家は10-16日に国内株を2週連続で買い越した。買越額は1699億円だった。

 セクター別では、海運業、繊維製品、不動産業、陸運業、空運業などが値上がり率上位、その他製品、鉱業、パルプ・紙、電気機器、機械などが値下がり率上位に並んでいる。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、トヨタ<7203>、ホンダ<7267>、日本電産<6594>、パナソニック<6752>、シャープ<6753>、TDK<6762>、SUMCO<3436>、三菱商事<8058>などが上昇。他方、任天堂<7974>、東エレク<8035>、レーザーテック<6920>、ファナック<6954>、ダイキン<6367>、ZHD<4689>、ルネサス<6723>などが下落している。

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