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日経平均は176円安でスタート、ソフトバンクGやファーストリテなどが下落

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[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;28580.20;-176.66
TOPIX;1848.79;-11.85

[寄り付き概況]

 22日の日経平均は176.66円安の28580.20円と反落して取引を開始した。前日21日の米国株式相場はまちまち。ダウ平均は12.37ドル安の31176.01ドル、ナスダックは73.67ポイント高の13530.91ポイントで取引を終了した。良好な雇用や住宅関連指標を好感し寄り付き後上昇し日中取引で史上最高値を更新した。しかし、高値付近からの利益確定売り、さらに、新型コロナウイルス感染の終息に目処が立たず世界的なワクチン普及の遅れで経済回復への懸念もくすぶり、引けにかけ下落に転じた。一方、ハイテクは引き続き堅調でナスダック総合指数は史上最高値を更新して引けた。

 米国株式相場を受けた今日の東京株式市場は売りが先行した。引き続き新型コロナ感染拡大による足元景気への悪影響が懸念されたことに加え、このところの日経平均の急速な上げで目先高値警戒感も継続し、週末ということもあり利益確定売りが出やすく、株価の重しとなった。一方、米国でバイデン新政権が始動し政策期待が高まったことに加え、昨日の米国市場でダウ平均は小幅に反落したものの、ナスダックが最高値となったことなどが東京市場の株価支援要因となったが、寄り付き段階では売りが優勢だった。なお、取引開始前に発表された20年12月の全国消費者物価指数(CPI)は、生鮮食品を除く総合指数が前年同月比1.0%下落した。QUICKがまとめた市場予想の中央値は1.1%下落だった。

 セクター別では、保険業、鉄鋼、医薬品、鉱業、その他製品などが値下がり率上位、ゴム製品が値上がりしている。東証1部の売買代金上位では、ソフトバンクG<9984>、ファーストリテ<9983>、東エレク<8035>、任天堂<7974>、ソニー<6758>、三菱UFJ<8306>、オリックス<8591>、東京海上<8766>、NTT<9432>、TDK<6762>、デンソー<6902>、村田製<6981>、JR東<9020>、東京ガス<9531>などが下落。他方、パナソニック<6752>、シャープ<6753>、資生堂<4911>、積水ハウス<1928>、富士フイルム<4901>、SMC<6273>、オリンパス<7733>、ZHD<4689>、花王<4452>などが上昇している。

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