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米バイデン政権発足でリスク選好姿勢継続か 住信SBIネット銀行(馬渕磨理子)

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皆さん、こんにちは。フィスコ企業リサーチレポーター馬渕磨理子です。まずは、先週のマーケットを振り返ってみましょう。

ドル・円は弱含みの展開となりました。イエレン次期米財務長官候補は、1月19日に開かれた指名承認公聴会で「債務拡大につながっても恩恵は代償を上回る」との考えを示したこともあり、米国の低金利政策は長期化するとの見方が広がり、長期金利は低下しました。ドル・円は19日に104円09銭まで買われましたが、21日に103円33銭まで反落、週末は103円77銭で取引を終えています。

ユーロ・円はやや強含みました。欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は1月21日、「ユーロ圏経済は昨年10-12月期におそらく縮小しており、今年1-3月期にも影響は及ぶ可能性がある」との見方を示しました。市場では1-3月期におけるマイナス成長は想定内との見方が多いことから、ユーロ圏経済の停滞を警戒したユーロ売り・円買いは縮小、ユーロ・円は126円台前半まで上昇して週末の取引を終えています。

さて、今週のマーケットはどうなるのか?各通貨の見通しについて住信SBIネット銀行の「ウィークリーレポート」を見てまいりましょう。

ドル・円は『もみ合い』を予想しています。『連邦公開市場委員会(FOMC)のハト寄りの新体制で、ドルに下押し圧力がかかりやすい』と伝えています。バイデン政策への期待感で米国株式は底堅い動きが続いていますが、今週発表の『経済指標が市場予想を下回った場合、株高は一服するとみられる』と考察しています。ただし、『安全逃避的な取引が広がった場合、ドルや米国債に投資資金が向かう可能性がある』点にも言及しています。

ユーロ・円については『上げ渋り』を予想しています。『バイデン米大統領の就任を受け大型投資を柱とする経済政策が期待されており、欧米株高が続いた場合、リスク選好のユーロ買い・円売りがやや強まる見込み』と伝えています。ただ、『株高が一服した場合、リスク選好的なユーロ買い・米ドル売りは縮小し、この影響で対円レートは弱含みとなる展開もあり得る』と分析しています。

ポンド・円は『もみ合い』を予想しています。『米バイデン政権の正式発足で大型投資を柱とする経済政策に期待が高まり、株高継続によるリスク選好の円売りがポンドを押し上げる展開となりそうだ』と伝えています。また、『資源高もポンド買いの支援材料になる』とみられています。一方、『欧米株高が一服した場合、リスク選好的なポンド買い・円売りは縮小し、対円レートは弱含みとなる可能性も残されている』と考察しています。

豪ドル・円は『底堅い展開』を予想しています。『12月失業率の低下を受けて、豪準備銀行(中央銀行)の早期追加緩和観測の後退は続き、豪ドルの下支えとなる』と伝えています。また、『米バイデン政権の発足により、引き続き感染抑制や経済立て直しに向けた対策が期待され、株高にともなうリスク選好的な豪ドル買い・円売りに振れやすい』とみています。

参考にしてみてくださいね。

上記の詳細コメントは、住信SBIネット銀行サイト内の「ウィークリーレポート」にまとめられていますので、ご興味があればご覧ください。

フィスコ企業リサーチレポーター 馬渕磨理子


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