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NYの視点:米1月ダラス連銀製造業活動指数、3カ月連続で減速

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米1月ダラス連銀製造業活動指数は7.0と、12月9.7から上昇予想に反し3カ月連続で低下した。マイナスとなった昨年7月来で最低。6カ月月平均の12.5も下回った。ただ、成長を示すプラス圏は6カ月連続で保った。重要項目の新規受注は6.3と19.6から低下。雇用も16.6と、20.9から低下した。

■米1月ダラス連銀製造業活動指数:7.0(12月10.5、6カ月平均12.5)
新規受注6.3(19.6、14.7)
受注の伸び:5.9(15.9、11.8)
受注残:5.7(9.5、7.6)
出荷:13.5(23.4、20.5)
在庫‐9.3(−8.1、−8.9)
原燃料価格:55.0(50.8、37.1)
商品価格:13.9(19.0、9.0)
賃金手当:17.6(19.6、16.8)
雇用16.6(20.9、14.7)
労働時間:12.6(9.5、8.9)
設備稼働:12.1(9.2、6.3)
見通し不透明性:19.3(13.4、9.1)

6カ月先の見通し
活動指数:29.6(17.8、25.6)
見通し:27.7(24.7、28.6)
生産:43.7(47.3、45.2)
設備稼働:44.2(42.8、41.7)
新規受注:40.1(38.1、41.7)
出荷40.9(41.4、39.9)

原燃料価格:53.9(50.0、39.3)
商品価格:41.2(32.0、24.7)
賃金手当:48.3(46.2、38.4)
雇用31.9(33.4、28.4)
労働時間:17.2(15.1、13.9)

新型コロナウイルス感染が再急増する中、ワクチン普及ペースに遅れが目立ち、さらに、各地で厳格な規制が導入されたままで経済活動の再開もままならない。変異種感染の拡大などで、バイデン新政権は、ブラジル、欧州からの入国する外国人を対象とした入国制限を再導入する。トランプ前大統領の入国制限解除命令を覆した。

今週は連邦準備制度理事会(FRB)が明日から連邦公開市場委員会(FOMC)の開催を予定している。リセッションの深刻化を回避するためにも、FRBは長期にわたり大規模な金融緩和を維持することが必要になると見られる。


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