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NY為替:景気回復への期待でポンド強含み

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26日のニューヨーク外為市場でドル・円は、103円74銭から103円56銭まで下落し、103円62銭で引けた。欧州通貨高を受けたドル売りが優勢となった。

ユーロ・ドルは1.2176ドルまで上昇後、1.2140ドルまで反落し、1.2162ドルで引けた。フランス中銀総裁のユーロ高けん制発言や、関係筋の話として欧州中央銀行(ECB)が米金融政策との違いがユーロ高につながっているかどうかを調査すると報じられたことが警戒され、ユーロ買いは一服した。ユーロ・円は126円16銭まで上昇後、125円89銭まで下げた。国際通貨基金(IMF)が2021年の世界経済成長見通しを上方修正したことが好感され、リスク選好の円売りが一時優勢となった。ポンド・ドルは1.3688ドルから1.3744ドルまで上昇した。英国の隔離計画は景気回復を助けるとの見方でポンド買いが再燃した模様。ドル・スイスは0.8887フランから0.8861フランまで下落した。

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