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日経VI:低下、株価伸び悩みで市場心理改善は限定的

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日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は27日、前日比-0.51pt(低下率2.23%)の22.31ptと低下した。なお、高値は23.31pt、安値は21.85pt。昨日の米国株式相場は取引終了にかけて下げに転じたが、今日の東京市場は業績期待などから買いが先行。日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。その後、日本時間明日未明のFOMCの結果発表とパウエルFRB議長の記者会見の内容を見極めたいとする向きもあり、次第に買い手控えムードが広がり、日経225先物は一時下げに転じた。こうした動きを映し、市場心理改善は限定的で、今日の日経VIは概ね昨日水準近辺での推移となった。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

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