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前場に注目すべき3つのポイント~物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応

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28日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。

■株式見通し:物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応
■ファナック、21/3上方修正 営業利益1058億円←854億円、一転増益
■前場の注目材料:新明和工業、国内初、入庫高さ2m以上の駐車設備、冠水防ぐ


■物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応

28日の日本株市場は、売り一巡後の押し目買い意欲の強さを見極める展開になりそうだ。27日の米国市場はNYダウが633ドル安と大幅に下落。低調な企業決算を嫌気する展開のなか、短期の投機取引が加速し変動率が上昇すると金融状況への警戒感が広がり売りが加速。連邦準備制度理事会(FRB)が連邦公開市場委員会(FOMC)で大規模な金融緩和据え置きを決定、パウエル議長が当面緩和策を解消する意向がないことを再確認し、金融状況は健全と確認したが下げ止まらず、引けにかけて下げ幅を拡大した。シカゴ日経225先物清算値は大阪比460円安の28180円。円相場は1ドル104円10銭辺りと円安に振れて推移している。

シカゴ先物にサヤ寄せする格好からのギャッスタートとなり、日経平均は28000円前半レベルでの攻防になりそうである。ただし、足元でハイテク株に対する利益確定の流れがみられていたこともあり、ある程度は想定されていた動きとも考えられよう。本格化する決算を前に薄商いの状態が続いていたほか、バイデン政権が掲げる経済対策への不透明感などから積極的にポジションを積み上げる流れではなかったこともあり、売り一巡後の動向を見極めたいところである。

また、先物市場では米系証券によるTOPIX先物への買いが目立っていたこともあり、バリューシフトへの思惑が高まっていた。そのため、ギャップスタートによって指数インパクトの大きい値がさハイテク株などは不安定となりそうだが、相対的にTOPIX型の底堅さがみられるようだと、バリューシフトへの思惑がより高まりそうである。そのほか、決算発表が本格化するなか、ファナック<6954>、オムロン<6645>が予想を上回る決算内容であったことから、評価する動きが見込まれる。指数インパクトの大きい銘柄でもあり、日経平均の下支えとなるようだと、より押し目買い意欲の高まりに向かわせそうである。

物色の流れとしては決算を手掛かりとした個別対応のほか、バリューシフトを意識した景気敏感株への物色がみられてくるかが注目される。また、中小型株などは値動きの荒さが目立つ可能性があるが、資金回転が早く資金回転が効いていることもあり、急落場面での押し目狙いも意識されてきそうである。


■ファナック、21/3上方修正 営業利益1058億円←854億円、一転増益

ファナック<6954>は2021年3月期業績予想の修正を発表。営業利益は従来の854億円から前期比19.8%増の1058億円に上方修正した。コンセンサス(900億円程度)を上回り、一転増益を見込む。ITやEV向けの受注増を反映。低調だったファクトリーオートメーション(FA)部門が5大きく増加。


■前場の注目材料

・日経平均は上昇(28635.21、+89.03)
・1ドル104円00-10銭
・米原油先物は上昇(52.85、+0.24)
・米長期金利は低下
・日銀のETF購入
・海外コロナ向けワクチン接種の進展
・世界的金融緩和の長期化


・新明和工業<7224>国内初、入庫高さ2m以上の駐車設備、冠水防ぐ
・信越化<4063>1300億円投じ米に塩ビ工場、年産38万トン、23年完成
・カシオ<6952>アシックスと健康で新会社、年内設立、売上高5年後100億円
・新生銀<8303>新生銀・マネックスが提携、来年1月、口座移管・営業に集中
・トヨタ<7203>日系6社の中国新車販売、昨年1.6%増、トヨタ・ホンダ最高更新
・日産自<7201>30年代早期に全車電動化、50年に「カーボンニュートラル」実現へ
・豊田合成<7282>印生産子会社を再編、経営一本化
・クボタ<6326>イスラエル新興に出資、有線ドローンで果樹収穫
・クボタ<6326>立ち乗り建機で米国参入、小型・多用途提案
・村田製作所<6981>中国・深センに電波暗室を新設
・京セラ<6971>毎秒16ギガビット伝送の車載コネクター、125℃にも対応
・オプテックスG<6914>通行者に情報発信、自動ドアセンサー活用
・塩野義薬<4507>米バイオエイジと契約、重症化抑制の化合物で


☆前場のイベントスケジュール

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