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4日の香港市場概況:ハンセン2.2%安で反落、科技指数は5.8%下落

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4日の香港市場は大幅に値下がり。主要52銘柄で構成されるハンセン指数が前日比643.63ポイント(2.15%)安の29236.79ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が340.66ポイント(2.92%)安の11325.58ポイントとそろって急反落した。売買代金は2243億5400万香港ドルとなっている(3日は1850億2300万香港ドル)。


米ハイテク株安が重し。昨夜の米株市場では、米長期金利が再上昇する中、ITハイテクなど高PERのグロース株(成長株)に売りが広がった。ナスダック指数は2.7%急落し、年初来の上昇分をほぼ吐き出している。中国の金利動向にも不透明感。昼前に公表された人民元建て上海銀行間取引金利(SHIBOR)は、翌日物や1年物が上昇に転じた。なお本日は、国政助言機関の全国政治協商会議が開幕。あす5日には、国会に相当する全国人民代表大会(全人代)がスタートする。経済対策に対する期待感は根強いものの、ひとまず模様眺めのスタンスも強まった。政策で恩恵を受けやすい銘柄群も売りに押されている。(亜州リサーチ編集部)


ITやハイテクなど「ニューエコノミー」関連が下げを主導。ハンセン科技指数は5.8%安と急反落した(約1カ月半ぶりの安値水準)。組み入れウエート上位の銘柄では、美団(メイトゥアン:3690/HK)が8.8%安、舜宇光学科技(2382/HK)が6.8%安、快手科技(クアイショウ・テクノロジー:1024/HK)が5.6%安、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が4.6%安、小米集団(シャオミ・コーポレーション:1810/HK)が4.0%安で取引を終えている。そのほかハンセン指数の構成銘柄では、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が10.2%安、スポーツシューズ生産・販売の安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ:2020/HK)が6.1%安と下げが目立った。


セクター別では、非鉄が安い。新疆新キン鉱業(3833/HK)が40.5%、江西カン鋒リ業(ガンフェン・リチウム:1772/HK)が9.0%、江西銅業(358/HK)が8.8%、洛陽モリブデン集団(3993/HK)が6.3%、五鉱資源(1208/HK)が5.0%ずつ下落した。


自動車関連セクターも急落。ピックアップトラック・SUV生産の長城汽車(2333/HK)が8.9%安、充電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)が8.1%安、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が5.7%安、中国3大トラックメーカーの中国重汽(サイノトラック:3808/HK)が5.2%安、ディーゼルエンジン生産のイ柴動力(ウェイチャイ・パワー:2338/HK)が6.8%安で引けた。


スポーツ用品や家電、食品飲料など消費セクターもさえない。上記した安踏体育用品のほか、李寧(リーニン:2331/HK)が5.2%安、特歩国際HD(Xtep:1368/HK)が4.4%安、海信家電集団(921/HK)が6.4%安、海爾智家(ハイアール・スマート・ホーム:6690/HK)が5.0%安、統一企業中国HD(ユニプレジデント・チャイナ:220/HK)が7.0%安、中国雨潤食品集団(1068/HK)が3.5%安と値を下げた。


本土市場も反落。主要指標の上海総合指数は、前日比2.05%安の3503.49ポイントで取引を終了した。消費関連株が安い。ハイテク株、医薬品株、素材株、インフラ関連株、海運株、不動産株、金融株なども売られた。

亜州リサーチ(株)


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