午後の東京外為市場でドル・円は1ドル=108円台で推移。お昼休み中に日銀総裁が、長期金利の変動幅を拡大する必要があるとは考えない、と述べたことから、長期金利の指標である日本国債10年の利回りが0.115%前日比0.020減となり、上昇していた金利に一服感が出てきたもようだ。
一方、東京株式市場は日経平均が235.53円安と前場終値より下げ幅を縮小している。日銀総裁の発言で金利上昇懸念が和らいだことから、株式市場に買い戻す動きが出てきたようである。また、午前のTOPIX下落率はマイナス1.09%であることから、後場の日銀ETF買いの公算は高く、このことも相場を下支えしているもようだ。
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