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サムティ Research Memo(10):2021年11月期も前期同額の年82円配を予定。自己株式の取得にも取り組む

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■株主還元

サムティ<3244>は、株主に対する利益還元を経営の最重要課題の1つであると認識しており、配当についても、業績を反映させるとともに、今後の事業計画や財政状態を総合的に勘案した上で実施する方針としている。

2020年11月期については、前期比3円増配の1株当たり82円(中間38円、期末44円)を実施し、2012年11月期より8期連続の増配となった。2021年11月期については、現時点で前期と同額の1株当たり82円(中間38円、期末44円)を予定している(予想配当性向は27.2%~30.5%)。同社は、配当性向30%を目標水準としているが、弊社では、今後も利益成長による増配余地は大きいとみている。

また、2020年4月13日開催の取締役会決議等に基づき、自己株式の取得にも取り組んでおり、2021年1月31日時点(途中経過)の取得株数872,500株、取得価額の総額1,274百万円となっている※。

※2020年8月27日開催の取締役会による取得枠の拡大及び取得期間の延長、及び2020年11月27日開催の取締役会による期間再延長により、現在は2021年5月31日を期限として上限150万株(自己株式を除く発行済株数の3.71%)、取得総額の上限15億円を目指している。


同社が開発し、運営する12ホテル(13施設)が利用できる共通の無料宿泊券による株主優待制度(所有株数に応じた内容)も実施している。さらには、議決権行使率を高めるべく、議決権を有効に行使した株主に、謝礼としてQUOカードを進呈している。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)


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